物品貨幣 

September 10 [Wed], 2014, 11:26
物品貨幣の財としての使用価値
交換経済における初期の発展段階において、ある物(貨幣の代用となる物)が取引手段として人々に受け入れられるためには、その社会の中で財としても安定的な使用価値を持っていることが要求されました。
なぜならその物が取引手段として受け入れられない場合には、一般的な財として使えば、無駄にならないからです。
そこで古代には、米、塩、砂糖、なめし皮、家畜や松脂などが、取引手段として使用されました。
これらの物には使用価値があり、人々は他の財との交換に喜んでそれらを受け入れました。
他には、布地・海産物・穀物入りの袋、薬草なども、貨幣として使用されました。
松脂・海産物・薬草などは自然貨幣と呼ばれ、他の財は商品貨幣と分類されていますが、                 ぷっぴんかへい厳密な区分はなく、これらを総称して物品貨幣と呼びます

物品貨幣の眼界
交換経済が拡大・発展するにつれて、その物(貨幣として使用される物)の耐久性が問われるようになりました。
交換の過程で変質したり、腐ったりしては、人々に受け入れられなくなります。
さらにその物は同質的でなければなりません。
質が違うと、質の良い物はしまいこまれ、質の悪い物しか使用されなくなるからです。
また、他のあらゆる財と交換できるようにするためには、その交換手段となる物が分割できなければ、取引がスムーズに行われません。
このように考えるなら、物品貨幣は狭い共同体においては貨幣として機能しましたが、より広範囲な交換経済において要求される、耐久性・分割可能性・同質性などの点において問題を抱えていたために、貴金属に淘た汰されるようになったと考えられます。
P R
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:リップルランド
読者になる
2014年09月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ヤプミー!一覧
読者になる