リッピング概要

December 16 [Tue], 2008, 11:06
 リッピング(Ripping)とは、DVDビデオソフトや、音楽CDなどのデジタルデータをパソコンに取り込むことを指すパソコン用語。リッピングは、DVDや音楽CD(mp3を含む)などに記録されているデジタルデータを、そっくりそのままの形またはイメージファイルでパソコンに取り込むか、パソコンで扱いやすいデータの形に変換して、ファイルにすることである。このための変換用ソフトウェア(フリーソフトもたくさんある)も存在し、リッピングに使用するツールをリッパー(Ripper)と呼ぶ。

リッピングの利用形態

December 16 [Tue], 2008, 11:05
 デジタル化された情報のファイル化によってさまざまな付加価値が発生する。1990年代中頃より、パソコンに音楽をMP3等に圧縮して保存しておき、パソコンやデジタルオーディオプレーヤーから聴く人が次第に増えているが、これらの場合は音楽CDが最長74分(変則的なものは80分前後)までしか1枚のメディアで音楽を再生できないのに対し、パソコンに蓄えたMP3データは、適切な連続再生用ソフトウェアを利用することで、遥かに長く連続した再生が可能である。またデジタルオーディオプレーヤーでは、CDプレーヤーよりも遥かに小型で携帯性に優れ、また長時間再性が可能なプレーヤーも登場しているため、やはり便利である。コンピュータのファイルは他のメディア(CD-RやDVD-Rなど)に書き込んだり、コンピュータネットワーク(インターネットなど)を使ってやり取りできる。

リッピングの著作権に関わる問題

December 16 [Tue], 2008, 11:04
 リッピングは本来、コンピュータへのデータの読み込みを指す。このため著作権の上では再生用器機への情報の伝達(読み取り)とも言えるほか、従来より著作権法上では容認されていた音楽・映像媒体の購入者やレンタルビデオで借りた側の私的な複製による利用の範疇だとも考えられる。なおレンタルでも、著作使用料はレンタル代金に含まれ、視聴や私的な複製の作成までは許されている。日本ではこれらデジタルデータを記録するためのメディアとして販売されているものは、著作権利用料が上乗せされている。ただ、これは中にどんなデータを入れるかは利用者によってまちまちであるため、どのように著作者に利益を分配・還元するかが不透明であるなどといった議論もあり、また著作者自身がデータを記録した場合に、この「取られ過ぎている著作利用料」が問題となっている。