空の向こうに。 『一歩目。』 

July 28 [Sat], 2007, 21:01
「キミのクラスはこっちねぇ〜」

中年くらいの男の先生が、私に手招きしながら前を歩く

(  ふぅ〜ん、男か。 できれば若い女の先生がよかったな〜。 )

理想の学校像と現実を比較しながら、みえない言葉を言っていたら
あっというまにクラスに付いた。

≪ここで待ってて。≫

先生は中に聞こえないように小声で私にそう言うと、静かにドアを閉めた

『  ぉーい 早く席つけぇ〜 今日はビックニュースがあるぞぉ〜』


クラス中がざわめき始める


「え?! もしかして小テストぉ?! 」
         
         落ち着け自分。

「今日掃除なし? 塚授業やめてみんなで遊『しねぇよ。』
         
          落ち着け。

「…もしかして超美人の転校生とか?!」
         
          落ち着け・・・

『永嶋ビンゴッ!!!』

          落ち着け〜

『 マジでぇ?! 』

          "落ち着いてよ蒼日〜泣"

これぢゃぁ 自己紹介の練習した意味がないぢゃない!!!
笑顔の練習だってしたぢゃない!!  いつも以上に緊張―…


あぁ あの時の自分は、心が真っ黒だったんだ。


ちゃんと友達できるかな…? うまく笑えるかな…
「・・下〜  ・野下? 樹野下〜?!」
『っは はいッ!!!」 
「何ぼぉ〜っとしてるの? 中入ってぇ〜」
「ぁッ はぃッ!!!;」

なにやってんだろ、もぅ悪い方向には考えないって決めたのに―。

「頑張れ自分。」

そぅ小さく吐き、頬を少しつねった。

「え〜っとこちらが樹野下蒼日さん…ってぁれ、樹野下?」

            『ょおっしゃぁああ!!!!』

急いで教台の前に駆け、これでもかってくらい息を吸い込み言ってやった。

      『私樹野下蒼日ッ!!! コレカラよろしくッ!!!!』

これから私の本当の高校生活が始まる。












空の向こうに。  『始まり』 

July 26 [Thu], 2007, 22:32
今日がすべての始まりだった―・・。


「蒼日〜?! 準備できたの〜? 朝ごはん出来てるわよぉ〜」

母が下から私を大声で呼ぶ。

「はいはぁ〜い!!! 今行く!!!」 

私も同じように大声で返事をした、これがいつもの朝。

慣れない階段を、ゅっくりと駆け下りると
台所は、こんがり焼けたトーストの臭いがした。

「 ホラ!!! 早く食べちゃいなさい! 嫌よ!転校初日で遅刻なんて 」

母の忠告なんてよそに、おいしそうなトーストをかじり始める。

「返事ぐらいしなさい!!!」

「ふはぁあ〜い」 

口の中に食べ物が入っているが、急いでいるので気にしない。

「ちょっとそれでも女…『行って来まぁ〜す!!』

「ちょっと蒼“ガチャッ” …まったくあの子は…。

…振り回しちゃってゴメンね…―。」



勢いよく玄関を閉め、新しい通学路を駆け出す。


こんな騒々しい朝を迎えた私は  「樹野下 蒼日」 
私の家は転勤族で、長い間1つの場所に居るなんて夢みたいだった。
信じ合える友達も、好きな人も作る暇なんてなかった―。


―でもやっと父の仕事が安定し、転勤もしなくていいようになり

ココでずっと住めるようになった。


(友達できるかな… 誰かぅちのコト好きになっちゃったりしてぇww…。。。)

不安と期待で胸をいっぱいにして校門をスキップで横切る自分がいた。


中庭に長身の男が立っている。


「ンー?! 誰かいる。 !!コレゎお近づきになるチャンスでゎあ? wニヤw)) 
 ついでに職員室の場所も聞いちゃおッ♪゛」

思いつくままに駆け出し
高い肩にゃっとの背伸びで手が届き、そっとその肩を叩いた。

「ちょっとそこのキミィw 私今日からココに転校するコトになった樹野下 蒼日って言うんだけどぉ。
キミの名前は? 塚職員室ど『ぅるせぇンだょ!!!! ブスッ!!!』

                   『!!!!!????』

((って…えぇ!!!ヤンキー?! 塚ちょっとソコまで言わなくてもいいんぢゃなィ?! 
確かにそこまで良い顔でもないけど… ブスぢゃなイゎよ!!! ブスぢゃぁ!!
…いやでも周りから見たらブスなのかなぁ?…どぅしよぅ泣))


『ねぇ!!! 私ってそんなにブスかなぁ?!?!汗』


…ゃべぇ!!! 勢い余って聞いちゃったよ///!!! 心の声って本当に出るんだぁ…
って感心しとる場合かぁッ!!!!…  完全壊れたぅち…

           /////ぁあ゛ッ 穴があったら入りたいィイッ////泣



「…プッ…ククク… 何この女!!!  百面相して何悩んでるかと思ったら… 
    いきなり『ブスか?!』だってょ… ぁはははッww』

『へ?』

((うそ!!!! 引かれてなかった? …よかったぁ…。 もしかしてこの事バラされて次の日から
あだ名が『ブス女』ってなるんぢゃなイかってぐらイ不安だったのに…汗

・・・・・・・・。

『ッていつまで笑ってンのょッ!!!!///』


『だってぉま…ぁはははッwwひィ−死ぬーw…』


((どっかいっちまぇこんな男ぉ!!! 死ねヤンキー!!))


『もぅいいゎよ!!! 他あたるからッ!!▼皿▼メ』


クルっと向きを変え、人気が多い所を探す。
(ぉ!! 女の子発見!!))

「んぢゃ。 さょなら〜」

これでおさらばだネ、あばょ爆笑男。


女の子目掛けて直進しょうとした…その時私の恋が始まった。


『おい、ちょっとまてょ』

『はぁ?! まだ笑い足りないわけぇ?!』

『お前気に入った。 名前は?』


!?こいつ何言ってんの?! 冗談でしょ?! 塚…


『名前さっき言いましたヶドッ!!!!』



          私の恋ゎ、最初から最後まで笑える恋になるのカナ?泣



















空の向こうに。  −ブロローグ− 

July 25 [Wed], 2007, 23:02
ずっと一人だった。

でもあの日からキミが私を変えてくれた。

いつもキミは笑ってたけど

本当は寂しかったんだよね?

私は全部知ってるよ。

ねぇ馨、もし私がどこかに行ってしまっても

私のコトを、思い続けてくれますか?

私はずっとキミのコトを忘れないよ。

待ってて

この気持ちを伝えられるまで―・・。




登場人物

樹野下 蒼日 Aoi Kinosita 主人公
              
沫雪  聖美 Satomi Matuyuki

久遠  馨   Kaoru Kudou

永嶋  淳平   Junpei  Nagasima     etc…








ブログ開催⌒+ 

July 25 [Wed], 2007, 22:46
ブログつくっちゃィまUた
主に小説載せるンで見てくれぇ
プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:櫻羽 茅野 Tino Ouba
  • アイコン画像 性別:女性
  • アイコン画像 誕生日:1994年11月16日
  • アイコン画像 血液型:B型
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