柊(ひいらぎ)だけどミヤマセセリ

April 16 [Sat], 2016, 9:20
技術の低い歯科医に当たってしまうと、せっかく埋入したインプラントがグラついたり外れたりするケースもあります。もちろん腕のいい歯科医が手術してもそういったことは起こりえますが、その確率の差は言うまでもありません。リスクに備えるという意味でも保証してくれるかどうかは事前に確認しておいた方がいいでしょう。
インプラント治療にもデメリットはありますがメリットの方がはるかに大きいという事実があります。自由診療で治療費が高額であっても、治療完了までの期間が2年を超えても、外科手術が必須であっても、受ける価値があります。入れ歯やブリッジは失った歯を見た目だけでしか補ってはくれませんが、インプラントは噛むという歯の機能自体を取り戻してくれます。
インプラントにすることで、美味しい食事を楽しむことができるようになります。味だけではなく、歯ごたえの違いや料理の温度まで感じることができます。固いものでも気にすることなく噛めるので、我慢していたものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は自分の歯の80%まで回復します。
インプラントは保険が効かないので、高額な費用を準備する必要があります。でもだからといって、安さを優先させてインプラントを選ぶようなマネは決してしないでください。表示金額以外に手術費用等を追加で請求される場合や、品質に大きな問題がある場合もあります。インプラントを選ぶときに忘れてはならないのは、何をおいてもきちんと任せられる歯科医かどうかを気にすることです。
インプラントは1本からでも手術可能ですが、たいていの場合複数本の手術となる場合がほとんどです。インプラントを希望するのは高齢の方が圧倒的に多く、埋入しなければならないインプラントが1本ではないケースの方が圧倒的に多いからです。また、大部分の歯がなくなっている状態のことを多数歯欠損と言い、この場合にはオールオンフォーといった特別な方法が採用されます。
allon-4とは、ほとんどの歯がない方に行われるインプラント手術の最も新しい高度な技術です。今までの方法ではインプラント1本に対して歯も1本でしたが、オールオンフォーではインプラント4本ですべての歯を支えます。片顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。インプラントを埋め込む本数によって、all-on-8などと呼ばれることもあります。
この頃は歯科医院でもインフォームドコンセントを前面に打ち出しているところが増えてきました。特にインプラントなどの費用が高額になる保険が効かない自由診療を行っている歯科医院に多い傾向があります。外科手術というリスクと高額な治療費、長期にわたる治療期間を考えれば、患者側からしてみれば当然のことのようにも思えます。
インプラントの治療期間がとても長くなる理由としては、顎の骨に埋入したインプラントと顎の骨が結合するのを待たなければならないからです。ソケットリフトなどの骨造成を行う場合には更に時間が必要となります。長い場合には治療期間が3年に渡ることもあるようですが、完了後には生活の質が一変します。
インプラントはなくした歯を取り戻すための治療ですが、似たような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が使えますので安く済みますが、それ以上にデメリットの大きさが目立つことも事実です。どちらにも言えることは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、外見上では抜けている歯はないように見えます。ですがそれはあくまでも見た目だけの話で、自分の歯と同じように噛めるかと言えば、実はそうではありません。外見だけを気にするのか、それとも歯の機能自体を気にするのかはいろんな状況を考慮に入れる必要がありそうです。
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