Doll(オリシナル 

October 16 [Mon], 2006, 17:08



―――・・・最近の世の中は、光が当たる場所では綺麗で良い暮らしをする平和ボケした貴族が


溢れかえり、影の当たる場所を一層暗くしている。


光は強くなればなるほど影の力も強くするのが当たり前で通常といえば通常なのだが。


例えば森の中で走りぬけながら、追っ手から逃げる旅人風の青年といえばどういう状況と思うだろうか。


もし、追っているのがいかにも悪そうなツラしたムサイ男たちなら、

金目当ての盗賊に追いかけられている青年に見えるだろう。

だが青年がどことなく薄汚れたマントをきて、追っているのがまるでどこか大きな国の兵士だったら

どう見えるだろうか。

外見だけを言ってしまえば悪さした者を捕らえようとする兵士にも見えるが、青年はどれとも違った。




「――ッ!てめぇらっ・・・しつこい・・・ッ!!」


「お待ちくださ・・・!わあぁぁ!!」


ガッという音とともに木に足を取られた兵士が情けない声をあげながらこけ、よけられなかった兵士が

巻き添えになってこけていく。

これで青年一人に兵士4人。双方とも全力疾走してはいるが、木が覆い茂っている森の中では

大柄で、力自慢の兵士達よりもいくらか小柄な青年の体の方が

走り抜けやすいのは当たり前のことで、青年のほうがいくらか早かったがなかなかまけずにいた。


「ああぁあ!もう諦めて城に帰れよッ!!」


長々と続く全力疾走の鬼ごっこにいい加減しびれを切らした青年が声を荒あげるものの、

すぐさま兵士の反論する声が耳にきた。


「貴方がとまって大人しく城に帰っていただけるなら、よろこんで帰りますよっ!!」

「ソレが嫌だって・・・!いってんだろうがぁぁー!!!」


がこーーんといういい音を響かせて青年がなげた石が反論した兵士の甲冑にあたった。

痛みもおそらくないものの、足場の悪い気のおおい茂った山中で体勢を崩すには十分な威力で。


「ぎゃああぁぁぁああ!!!」


青年の狙いどうりに体制を崩した兵士は面白いくらいにあわてて

他の兵士を巻き添えにし、傾斜から転がり落ち――・・・


「イリヤ様捕獲ゥゥゥゥ!!!」


「ぎゃーーー!!」


いきなり後ろから足をがっしりと掴まれた。

よく見ると転がり落ちているのは3人で、4人目はこっそり背後に回り捕獲しにきたらしい。

さっきからなんどもいうが、ここは傾斜のかかった視界の悪い木が多い茂った山で、

石を投げつけられただけで転がり落ちるようなところで。

「いいいイリヤ様ーー!!」

「うわ!!」

案の定、落ちた。しかも他の兵士の落ちた傾斜ではなく、崖っぷちに。


「イリヤ様ーーーーーーー!」


兵士の叫び声反響する中、額に怒りマークをつけつつ、思い切り叫んだ。


「なんでテメェは助かってんだ畜生ー!!!」


第一話、完。


 *あとがき*

さぁ、まだ名前も出てない青年の運命はいかに!?(マテ

赤い糸 

October 16 [Mon], 2006, 15:15
               「赤い糸のゆくえ。」



     幼い頃教えてもらった赤い糸。皆赤い糸で繋がってる人がいるんだよとマナは教えてくれた。

     幼かった僕は、


     「じゃあなんで皆赤い糸で繋がった人に会えないの?」

     と聞いた事があった。  

    
     「皆赤い糸が繋がってるなら、どうして会えないの?」

   
     神様っていじわるだよね、と頬を膨らませ、けちんぼーと言う僕にマナは困ったように笑いかけた。

     「アレン」  

     「なぁに?マナ」

     
     くるりと体を反転させてマナの方に目をやると、今度は困った笑みではなく優しい笑みになっていた。


     「たとえ、赤い糸でむすばれていたとしても、神様にも皆合わせてやることが出来ないんだよ」

     
     目をパチクリして、でも神様って何でも出来るんじゃないの?と問い返すと
     
     そうだねぇーとつぶやいてでも、と続けた
     
     
     「世界中の皆に赤い糸が付いていて、それを全部あわせるのがどれだけ大変か考えてごらん?」

      
     世界中、と言われて改めてどれだけ大変か認識させられた気がした。

     マナと旅して回った国は、綺麗か汚いかは関係なしに、いつも人が沢山いて

     それでもまだ世界の半数の国にも行ってないという事実に驚いた記憶もあった。 


     「神様も何でもできるってわけじゃないんだね、マナ」


     「そうだね、神様もきっとほんとは皆幸せにしたいはずだからね」


     そうだよね、といって僕はマナの方に微笑みかけた。

     
     「ねぇマナ?」

     「なんだいアレン」

     「じゃあ僕、神様に見守られてるのかな?」

     
     誰かいい子に会ったのかい?となんだかこころなしか顔をむっとさせるマナがおかしかった。
     
       
     ふふふっと照れくさそうに笑って言ってみた。


     
     ―――だって僕今マナといれてとても幸せだもの。




・後書き・

なんだか不完全燃焼・・・;マナだしたのが原因かな。


テスト。 

October 16 [Mon], 2006, 14:53
テストです。

小説を書く練習をしてみようかなと思い借りました。

もう練習台にする気で借りちゃったのでブログじゃないと思いますすみません。(ペコ

書き易そうですね、ココ。ではテストでした。
2006年10月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
最新コメント
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:rikyuu
読者になる
Yapme!一覧
読者になる