『トリック』の矢部刑事がヅラの理由は?裏話炸裂の深夜のイベント

January 11 [Sat], 2014, 15:05
人気シリーズの完結編となる劇場版第4作『トリック劇場版 ラストステージ』(1月11日公開)の“オールナイTRICKイベント”が、激安dvd1月9日にEXシアター六本木で開催。『トリック』の公式サイトで募集したテレビドラマの人気エピソードのベスト3と、劇場版最新作が一挙上映された。上映前には、生瀬勝久扮する矢部刑事の初代部下・石原達也役の前原一輝や、現部下・秋葉原人役の池田鉄洋が登場し、主題歌「月光」を歌った鬼束ちひろによるコメントを読み上げた。鬼束は、ドラマ出演時の思い出も振り返り「私の人生は『TRICK』です」と、シリーズへの思いを込めたメッセージを送った。

仲間由紀恵扮する自称・超売れっ子天才美人マジシャン・山田奈緒子と、阿部寛演じる騙されやすい天才物理学者・上田次郎の凸凹コンビの活躍を描く「トリック」シリーズ。選ばれた3つのエピソードは、「母之泉」腸完全版と、「六つ墓村」超完全版、「死を呼ぶ駄洒落歌」腸完全版だった。「母之泉」の上映後には、前原や池田、「トリック」を手掛けたテレビ朝日の桑田潔プロデューサーと、東宝の山内章弘プロデューサー、シリーズの助監督を務めた『劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL』(13)の木村ひさし監督によるティーチインが行われ、今だから言える撮影裏話がたくさん飛び出した。

前原は「普通に“矢部さん”と言っていたのが、いつのまにか“兄ぃ(アニィ)”になっていた。なぜ上司がヅラなのかですが、確か、生瀬さんが撮影前に、違う役で頭を剃っていたからヅラになったんですよ」と、成り行きの設定だったことを暴露。池田も「僕も、オレンジの靴を履いていたのは、たままた衣装合わせの時に履いていたから。また、当時『電車男』が流行っていたので『萌え〜』ってなった」と告白し、会場は大爆笑。

続いて観客から、奈緒子と上田の恋模様についての質問が。2人が恋愛する設定については「そうなることはない。堤さんも共通認識として“ない”と」と答えた桑田プロデューサー。木村監督は「それは、見てる人が考えるところです」と付け加える。さらに桑田プロデューサーからは「これだけ長く続けさせていただけたのは、ふたりの関係が変わってないということが大きかったんじゃないかなと。もちろん、お互いのシンパシーはあると思いますが、それを言葉では表現しないんです」と説明し、観客をうなずかせた。

さらに、へんぴなロケ地はどう決めるのかという質問には、全員が苦笑い。木村監督は「『母之泉』は、堤さんから(『風の谷のナウシカ』の)“風の谷”みたいなところと言われて。あと、撮影のスケジュールがきつく、スタッフを監禁して逃げられないようにできる場所ってことで」と激白。山内プロデューサーも「スタッフもだんだんロケハンの嗅覚が強くなってきて、ケータイの届かないところが撮影場所になっていきました」と言うと、木村監督もうなずき「電話で助けてくれとか言えない場所です」と告白し、会場は大爆笑。深夜ならではのぶっちゃけトークが炸裂し、「トリック」ファンは大いにイベントを楽しんだようだ。