矢吹俊郎の守田

May 13 [Sat], 2017, 22:27
任意整理では問題にならないかも知れませんが、個人再生や自己破産のように裁判所を介する手続きを行う際は、代理人として司法書士を立てることはできません。したがって司法書士は裁判所への申請書類の作成といった業務と依頼者への手続きの指導を主に行うようになります。裁判所へ行くのも債務者本人ですし、事務員や裁判官に質問されれば自分で答えるほかありません。自己破産で特に管財案件である場合などは司法書士に依頼してしまうと、本人に任される事柄が多くなるので注意が必要です。どうしても返済が難しい時に大幅に債務が減額されたり、きれいさっぱり債務の返済が免除されることもあるのが債務整理ですが、自己破産や個人再生のように裁判所の決定を必要とするものの場合、官報の裁判所欄(破産、免責、再生関係)に名前や住所が記載されてしまいます。毎日発行されているわりに一般人が見る機会はほとんどありませんが、官報は明治以降ずっと残っていますし、上書きも削除もできません。それに、公示公告の類は誰でも閲覧できるのが特徴です。

債務整理の履歴というのは必ず残りますし、実際に手続きするとなったらじっくり考える時間を持ちましょう。司法書士と弁護士はどちらも債務整理を請け負ってくれますが、基本的に、弁護士に依頼した方がいいかも知れません。1社あたり140万円以上の債務があるような債務整理には、司法書士は関わることができないからです。


しかし、弁護士であればこうした制限はありませんし、裁判での心証がプラスになります。


しつこい取り立てをうけている場合、弁護士に依頼すれば、手続きを始めてすぐに受任通知が出ますから、すぐに法律的に取り立てから解放されることができます。何歳であっても人生をやり直すことができるでしょう。
年齢がいくつであっても債務整理をする上で影響はありません。


債務整理と引き換えに不便になることと言えばクレジットカードの使用やローンを組向ことができなくなるだけで、その他は贅沢はできないものの、平均的に生活を営んでいくことができます。晩年に差し掛かった方であっても5年が経てば一通りもとに戻りますから、もしお金の借入に苦しんでいるのであればひとまず債務整理を次の段階への一歩にすることを勧めます。



どういった債務整理であれ、結果が出せるまではどうしても時間がかかるものです。債務整理の一種である任意整理の場合は、最初に弁護士等に依頼して債務整理の処理を始めると、減額の折り合いがつくまでには、最低でも2か月ほどは必要で、時には半年かそれ以上かかるパターンもあります。

手続きを開始すると、結果が出るまでの間は債権者は督促や連絡はしてこないのですが、訴訟を起こしてくる債権者もいます。

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