>>自分の活きかた、育てかた

「自分に合った勤務形態」を前向きに模索する / 2004年08月19日(木)
日経ビジネスアソシエ9/7号に掲載されていたコマースリンク取締役の永山淑子氏のエッセイでハッとした一文。
若いビジネスパーソンには、仕事も私生活も楽しんでほしい。自分に合った勤務形態は、探せばきっと見つかると思う。
エッセイ最後の部分なので、悪く言えば「取って付けたように」書かれた一文ではあるのだが、「自分に合った勤務形態」という言葉に何かしら響くものがあった。

永山氏自身のキャリアは興味深い。 
 
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組織の役割とは何か / 2004年08月09日(月)
OutLogicのこちらのエントリでは、タレント事務所のイエローキャブに加えて、タレント・エージェントとしての「吉本興業」が注目されている。

吉本興業といえば、日経新聞・朝刊(2004.08.07)で、元吉本興業の木村雅雄氏(現在の肩書はフリープロデューサー)が、やす・きよのマネージャをはずされ「新設の東京事務所長」を命じられた時のことを以下のように語っている。
吉本興業が東京に初めて進出するという重要な使命を帯びたといえば、聞こえはよいのですが、いざ東京に行ってみると赤坂の雑居ビルの小さな一部屋があてがわれ、入社2年目の部下が1人だけ。「何や、左遷やったんか」。そう思うのに時間はかかりませんでした。

しかし腐らなかった。私が目を向けていたのは仕事自体であり、会社ではありませんでした。「仕事を通して自己実現しよう」。そう考えた私は必死に働きました。

「東京に行ったかて成功せえへん。あくまで笑いの本場、関西にこだわるからこそ吉本なんや」。周囲のさめた目も私には気になりませんでした。
ここにも組織的スキルと属人的スキルを巡る葛藤が垣間見られはしないか。木村氏の場合は、組織の論理よりも自らの職人魂に賭けて、これを突き抜けたようだ。
 
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Posted at 01:34 / ワークスタイルのプロパティ / この記事のURL
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自分の役割を明確にする / 2004年08月04日(水)
こちらでも書いたが、みんながみんな「自分の城を持つ」必要はぜんぜんない。だが、「自分の城を持つ気持ち」は必要はあるのではないか。

日経ビジネスアソシエ8/17号にミスミの三枝(さえぐさ)社長のインタビュー記事が掲載されている。
日本人は全体として非常に優秀だと思います。中でも優秀な人材は大企業に多く集まっている。一方、大企業の多くは、営業、開発、経理など機能別の組織になっています。つまり、優秀な若者たちが、機能別組織という小さな枠組みの中に取り込まれ、長い年月をその中で過ごすことになる。

これだと、その道ではとても優秀な人材になるかもしれないけど、事業全体のバランスや、戦略というものを考える立場に到達するには時間がかかりすぎる。日本で若い経営者が育たない理由はここにあると思います。
分断された溝の中で「自分はちょっとしたもんだ」という錯覚をしないためにも、「自分の城を持つ」ぐらいの勢いがなければ、と思ったりする。
 
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Posted at 17:40 / 自分を活かす / この記事のURL
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会社員経験は必要か? / 2004年07月29日(木)
最近、ある人の熱烈なススメにより『はじめの一歩を踏み出そう』という本を読んでいる。

そこで唸ってしまったのが以下の一節。
私が見ているかぎり、起業熱にうなされる人たちは、必ずといってよいほど誤った「仮定」を置いてしまうようだ。実は、後に彼らが苦難の道を歩むことになるのは、この「仮定」が致命的に間違っているからなのである。これは、自分をその道のプロだと自負している人が起業を考えるときに、必ずといってよいほど陥るワナである。

致命的な仮定とは……「事業の中心となる専門的な能力があれば、事業を経営する能力は十分に備わっている」ということである。
同書によると事業を立ち上げようとする人はみな「起業家」「マネジャー(管理者)」「職人」の3つの人格をもつ三重人格なのだという。どの人格も主役になりたがり、これをいかにコントロールするかが事業を成功させる要諦なのだ、と。

  
 
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Posted at 00:56 / 自分を活かす / この記事のURL
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ワーク・ライフ・バランシング / 2004年07月26日(月)
ビジネスとプライベートを明確に分けることがだんだん難しくなってきている昨今。分けようとしても必ずグレーな部分が生じてしまう、つまり、ビジネスとプライベートとコウモリ。

その昔、最初に正社員として入った会社での先輩の以下の言葉が印象深い。

「家を出て電車に乗り、“プシュ〜!”というトビラが閉まる音でもって公と私の切り替えがなされる」

当時は職住近接のため、徒歩で通勤していたこともあり、「あぁ、自分には“プシュ〜!”は縁がないなー」と思っていたら、しばらくして会社を辞めることになり、本当に仕事(シゴト)も私事(シゴト)もごちゃまぜのコウモリ一色になった。

“プシュ〜!”が必然でなくなったいま、自分で“色分け”できるようにならないとしんどい。


自殺、過去最悪3万4427人…経済理由12%増
負債や生活苦など「経済・生活問題」が原因の自殺が初めて8000人を突破するとともに、40―50代の自殺者では動機のトップを占め、リストラや倒産など厳しい経済情勢に苦しむ中高年の実態を浮き彫りにしている。

急増したのが、初めて4000人を超えた30歳代の自殺。一昨年を17・0%(668人)上回る4603人だった。専門家は「40〜50歳代がリストラで減り、30歳代にも仕事の負担が重くのしかかるようになり、過度のストレスを抱える人が増えたのではないか」と指摘している。
 
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Posted at 00:47 / ワークスタイルのプロパティ / この記事のURL
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舵取らずんば・・・? / 2004年07月22日(木)
主導権を握る、言うなれば“自分経営”。いさぎよい感じだし、跳ね返ってくる報酬は納得できる対価になるはず。とはいえ、クレジットカードを作ったり、部屋を借りるといったシーンではまだまだ納得できない対応に苦慮するはめに。

このような調査結果を追い風に徐々にこうした状況が改善されることを期待しつつ。


日本経済新聞 2004/7/22(木)付朝刊・1面より

>新会社論・第5部トンネルを抜けたら
 「職場が「るつぼ」になる 多様な職種 どう束ねる」
「学歴・経験不問。一週間皆勤で別途手当を支給します」。募集しているのはアルバイトではない。携帯電話組み立てのアイ電子工業(栃木県大田原市)の戦力である「ウィークリー社員」だ。

まず5日続けて働いてもらう。翌週も勤務するかどうかは本人の判断に任せる。週契約は最長3ヶ月間で、それ以降は勤務内容次第で月契約の「マンスリー社員」に昇格し、さらには正社員にも登用する。

(中略)

生産現場の指揮を任されるマンスリー社員も何人かいるが、正社員になろうとはしない。雇用契約を打ち切るのは自分。会社に従属しない。主導権を握っているという感覚が、自立志向の若者らには心地よい。

(中略)

建築現場への技術者派遣を手掛ける夢真(ゆめしん)。

(中略)

優秀な人材は大手ゼネコンにスカウトされ会社を去っていく。「数年で売れる人材になって巣立て」。佐藤真吾社長は社員にハッパをかける。会社に居続けただけでは賃金はさほど伸びない。
「昇給」についてはここでも触れたが、今回引用した最後の部分「会社に居続けただけでは賃金はさほど伸びない」というところはまさにその通りだと思う。
そもそも「昇給」って何なのだろうと改めて考えさせられた。何というか「勝手に上昇する」というニュアンスがある。
 
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Posted at 13:10 / ワークスタイルのプロパティ / この記事のURL
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業績と賃金 微妙な関係 / 2004年07月21日(水)
利益の増減は顧客からの選別の結果だが、賃金の増減はいったい何の結果なのか。


日本経済新聞 2004/7/19(月)付朝刊・1面より

>新会社論・第5部トンネルを抜けたら
 「走りたい 休みたい 経営者・社員 微妙な溝」
薄型テレビ用のガラス生産で繁忙が続く旭硝子。2期前の最終赤字から一転、今期は最高益を見込むが、工場で働く46歳以上の社員の4人に3人は月給が上がらない。

昨年4月に導入された新賃金制度で、技能職と呼ばれる約3800人の社員は技能が向上しない限り昇給しない仕組みになった。46歳に達した人は「技能が成熟した」とみなされ、昇給が止まる。激変緩和措置として4人に1人には昇給の道を残したが、残り3人は一生懸命働いても業績が良くなっても、それだけでは給料が上がらない。

(中略)

新型肺炎の逆風を乗り越え、前期に7期ぶりに復配を果たした全日本空輸。今期も増配を狙うが、その陰で4月から社員の基本給与を平均5%引き下げた。

「復配しなければ会社がつぶれる。金融機関から見れば、6期連続無配の当社は不良債権一歩手前の“要注意先企業”なんだ」。大橋洋治社長は今年初め、社員との対話集会で理解を求めた。復配にこぎつけたが、業績はまだ回復途上。大橋社長は「賃金カットは永続措置」と宣言。自らの役員報酬も歴代社長の3分の2の水準にとどめる。

(中略)

未来への種まきをしたうえで、社員と株主にも満足のいくように配分する。そんな「黄金比率」はあるのか。日本企業は新たな課題を突きつけられている。
そもそも「昇給」って何なのだろうと改めて考えさせられた。何というか「勝手に上昇する」というニュアンスがある。

もちろん少なからず自分の働きがあるから上がるのだとは思うが、直接利益に貢献しない働きもあるから結局は貢献しているであろうという「みなし」で昇給させざるを得ない。ということは逆の「みなし」も生じてしまう。
 
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Posted at 13:33 / ワークスタイルのプロパティ / この記事のURL
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目を覚まさせる / 2004年07月20日(火)
自分の中に職人性を見いだせるようになることが、とりいそぎ到達すべき一里塚。ただ、その道順は人それぞれ。


日本経済新聞 2004/7/19(月)付朝刊・1面より

>私の履歴書・矢嶋英敏(島津製作所会長)
 「特命課長戦略練る ボ社向け仕様書、突貫作業」
島津製作所に入社して、もらった辞令は「航空機器事業部営業課専門課長を命ず」。

(…中略…)

航空機器事業部の営業部隊は当時、東京・神田にある東京支社の横の貸しビルにいた。日本航空機製造のゆったりしたスペースとは段違い。事務所は手狭で、社員でごった返していた。机は「片そで」、つまり一方側にしか引き出しがない。「両そで」はまばらだった。

こんなことまで覚えているのは、42歳で転職した私が緊張していたからだ。民間企業は利益優先で万事質素だな、と痛感した。「航空機部品を海外に売り込む」。私の使命は明確だった。だが、どう行動して、いかに成果を挙げるのか、まだ五里霧中だった。

(…中略…)

3ヶ月はかかると思っていた。車座になって議論を戦わせ、時には叱声も飛ばした。メンバーたちの結束は次第に強まり、集中力も高まって1ヶ月余りで完成。私はすぐに米国に飛び、ボーイング社に向かった。

(…中略…)

工場に掛け合ってボーイング仕様の油圧系バルブを試作することにした。職人気質で偏屈のように見えた人たちが、いざ納得して動き出すと、目の覚めるような仕事をした。
職人的・専門的技能とともに、そうした技能を持つ人々を動かす人、目を覚まさせる人もまたある意味で職人だと思う。
 
   
Posted at 22:09 / チームマネジメント / この記事のURL
後から巡ってくるチャンス / 2004年07月19日(月)
今やるべきことは今目の前にあること。今目の前にないことは後でやるかも知れないこと。そして、今やりたいことは常に目の前にはない。目の前にあることはすでに「やりたいことであること」を終えている。


椰子の実日記より

あとのほうがおいしいよ

大学生の時、広告代理店に入社したかった。 しかし、受験した会社すべてに落ちた。 いま、広告代理店と一緒に仕事している。 当時あこがれだった「マーケ」「クリエイティブ」 といった職種の人たちとミーティングしたり しているのだ。 だから就職を控えた学生諸君、もし万が一希望の 会社に入れなくても大丈夫。 それはそれで意味があるんだ。 回り道しても、きっとチャンスが巡ってくる。 そして、後で巡ってきたチャンスのほうがおいしい。
自分も、大学時代は広告・マーケティング業界にあこがれていたクチだったが、なぜかソフトウェア業界にはいり、紆余曲折して今の仕事の1つはソフトウェア会社と広告代理店との間で行うリサーチやプロモーションだったりする。

いろいろな仕事を経験しているほうが視点が増え(つまりツッコミどころを見つけやすくなり)、幅の広い仕事ができるようになると思う。

最初からリサ・プロをやっていたら絶対にわらかなかったこともある。このへんが「おいしさ」なのかな。もちろん最初からやっていないからわからんこともあるけど。
 
   
Posted at 12:07 / 自分を活かす / この記事のURL
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有限会社廃止 / 2004年07月18日(日)
日経ネットより。

「有限会社」を廃止、株式会社に一本化・法制審方針
現在の会社の実態から、中小の株式会社と有限会社を区別する必要性が乏しいと判断した。一本化に伴い、中小の株式会社に課していた規制は現行の有限会社並みに緩和し、取締役会や監査役の設置義務を撤廃する。
1円起業が可能になったとはいえ、制限年数以内に従来規定通りの資本金を積まなければならないという縛りが存在する現状では、事実上の最低資本金額アップということにならないのだろうか。

有限会社設立に必要な資本金は300万円。株式会社は1000万円。今後、株式会社に一本化されるとなると、体力的なハードルが高くなる。

となると「一人ビジネス」では簡単には会社設立ができず、フリーランス(屋号を掲げる個人事業主、みなし法人)として活動することを余儀なくされる。

まぁ、法制度を“実態”にマッチさせたい、という意図があるのだろう。
 
   
Posted at 11:57 / ワークスタイルのプロパティ / この記事のURL
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