seesaw act.3(トーマサss) 

2006年08月02日(水) 23時38分
「それが本心か?」
「心の底からのな」

距離はそのままにトーマの方から視線を外して一つ息を吐く

「頑固だな」
「意味判んねぇ、何なんだよお前ッ……」
「……僕は君の方こそ判らない」

沈黙が降りる

至近距離で視線同士が絡んでどちらとも無く身を離す
何時の間にか握られていた腕は放されてどちらとも無く息を吐く

「……すまなかった」
「何で謝んだよ……」
「意味も無く有無を言わさず連れて来た事……今のも強引だったしね」
「嫌なら付いて来ねぇよ、今のも別に気にしてない」

又沈黙が降りる

けれどもそれは幕間の様なものでけして息苦しい重たいものではない

「そうか……帰るなら送るよ」
「……あぁ」

そうして何も無かった様にお互い徐々に離れて行く
恐らく次に顔を合わせる時は二人何事も無かった様に接する事が出来る
だが、小さな探り合いが在った事は忘れないし
そんな記憶は少しずつ積もって、少しずつ関係を変えて行く


追って追われる関係から一緒に駆け出す関係まで後幾許か―――――

seesaw act.2(トーマサss) 

2006年08月02日(水) 23時36分
大は唐突に立ち上がると据わった眼差しでひたとトーマを見据える
トーマは顔も上げずに唯様子だけを窺っている

「暇なんだけど?」
−お前は一体何がしたいんだ?−

「それで?」
−君は僕にどうして欲しいんだ?−

「愛してくれるんだろ?」
「あぁ、君が望まなくても、ね?」

大はトーマが読んでいた本の上に手を置き鼻先が触れそうな程に顔を寄せる
しかし、大はそれ以上何もしないしトーマも身動き一つしない
世界から取り残された様にどちらも微動だにせず無言のまま時間だけが過ぎる

「お前の愛って何な訳?」
「そう言う君はどうして欲しい訳?」

語尾を合わせて質問を質問で返してくるトーマから
途端に身を起こして興味が失せたとでも言いたげな視線を大が送る
打って変わってトーマは観測物を眺めるかの様に大の出方を見ている

「……帰る。用なんて無いんだろう?」
「答えになってないよ?」
「なら、帰りたい。コレで良いだろう?じゃあな」

さっさと背を向ける大の腕を取り、引き寄せる
詰められた距離は先程大が取ったものと同じで強く引いた腕に大は顔を顰める
だが、大は常なら直ぐに出すだろう文句も一切口にせず
観察する様な、けれども怒りを湛えた焔が揺らめく様な瞳をぶつけ

seesaw act.1(トーマサss) 

2006年08月02日(水) 23時34分
特に何もする事が無くて、唯々向かいに座るトーマを眺める
当のトーマはと言えばもう何時間も小難しいぶ厚い本を読み進めている
最初こそさっさと帰ってしまおうかとも思ったし
何か適当にしたい事でもしていれば良いとも思ったが
結局此処で何が出切ると言う訳でもなく
俺は只管行儀良く切り取られた窓の外、漠然と広がる空を眺めていた


自分から呼び出しておいて、一心に大を無視し続ける
最初の内こそ居心地の悪そうにしていた大だが何時の間にか黄昏て居る
空調の聞いた快適な室内で僕の事等気にも留めずに外ばかり眺めて
不意に此方に振り返ったかと思えば心非ずな視線で僕を眺めている
本当は大の真意が知りたくて招いたのだが結局未だ解からない
僕は懸命に既に読み潰した、どうでもいい本に視線を走らせながら大を窺う


何時だって俺はトーマの考えが判らない……まるで一人相撲をしている様だ
アイツは俺に“愛してあげる”とかほざいた
俺はアイツのそんな言葉、態度に翻弄されたばかりだ
甘い言葉を囁いて、優しく手を差し伸べて、かと思えば不意に距離をとる
今だって何を考えているのか俺の視線に気付いているだろうに反応が無い
有無を言わさず呼び出したのだってアイツ、トーマだ
……お前は、俺に何を求めているんだ?


大はどんなに追ってもひらりと身を翻す……儚く非道な蜃気楼の様だ
君は脅えて幾度と無く拒絶しながらも確かに僕の手を取った
僕は君の志に惹かれて、笑みに魅せられて惑わされる
素直で率直ながらも繊細で難しい君は、君自身気付かない内に一人走り出す
今だって僕に視線を向けている様で意識はもっと別の何処かを彷徨っている様だ
何だかんだ言って僕の所に来てくれる君、だけど君は本当に此処に居るのか?
……君は、どうすれば僕の傍に来てくれるんだ?

暑い日 

2006年08月02日(水) 19時10分

暑いのでポニーな兄貴で御座います。描き始めたのは6月頃だなんて
口が裂けても言えません(思いっきり言っちゃってますけど:笑)
試験でいっぱいいっぱいだったんですよ(ホロリ)
項と腹と生足が描けて大変満足でしたともッ!うわぁ、痛イ奴ですね(遠い目)
それでもってトーマが『はしたない』とか言って照れていれば最高に笑えます。
喰っちまえれば男前ですが、照れてりゃあ究極のヘタレですよね(下図参照)


うろたえて赤面とか小説では中々書けませんからね(苦笑)
何故か知りませんが文中のトーマは余裕たっぷりの大人な男前になってしまうorz
なので、絵で位は凹んでてくれた方が良いと思います!
akiraはそんな御貴族様が好きですvトーマファンに石投げられそうですね(痛)
しかし、はしたないと文句言いつつもそこが大門家だったらなお良い(下図参照)


人ん家上がり込んでおいて文句垂れられても困り物ですよね?
でも、小百合さんなんかはあらあらとか言って笑っていそうです。
あ、初小百合さんですね。しかし若いですねぇ。akiraの能力が無いばかりに(泣)
お目汚し失大変礼致しました。akiraだけとても楽しませて頂きました(苦笑)
(需要が在るかは存じませんが)さっさと駄文も書きたいなと画策中で御座います。

フライングパパトーク。 

2006年07月10日(月) 1時15分
akiraは今日も今日とてイントロだけ見てバイトに行きました。
で、ちょっと前に(七夕おまけコメントにて)パパについて自己予想を立てたのですが、
今考えてみれば途中参加(?)の私は9話からしか見てない訳で……
大パパって7話に出て来てたんですよね?返す返すも口惜しいですorz

さて、予想では普通に主人公の父親っぽい大きくて頼りになると言うタイプのお父様
将又意表を突いて大をそのまま大きくした様な無意識に美人さん系お父様
とか言ってた訳ですが、ぱっと見た感じ双方程良く兼ね備えた素敵なお方でしたねv
更にぱっと見た感じなので不確かなのですが、小百合さんを基準に対比した感じ、
そんなに大柄な方ですはなかった様な……良う御座いますなぁv

今度ノーマルで、浴衣な大門夫妻でも描いてみたい気分です。

後日、12、13話の感想(寧ろ突っ込み&萌の溢れた阿呆文)を書けたら幸せです。
最近、食欲減衰による体調不良と試験月間ですてんてこ舞ってますから(遠い目)
大学はコレだから辛いのですよぉ、緩く緩く在る瞬間だけ辛く楽天街道一直線ッ!
おっと、物凄い私情が……と言ってもココ見てる人って片手で足りる位でしたっけ?

君に落ちて(コメント) 

2006年07月08日(土) 11時47分
トーマの落ちた瞬間を書いてみました。何を書こうと思いながら文頭を打ってたら
それっぽいのが出て来たので、それで行こう!とそのままフォーリン・ラブ(キモイ)
で行ってみました。結局トーマは開き直ってますが、そこはそこ。
しかし、何が書きたかったのか又微妙なもの(いえ、トーマ自覚編なのですが)に……
結局ぐでぐでになってしまいましたorz文才の無さに涙が止まりません(号泣)
それに加えて、タイトルセンスが皆無ですね(遠い目)
時に、本編的には私の書く文ってどの辺りに割り込んで居るんでしょうねぇ?

君に落ちてact.2(トーマサss) 

2006年07月08日(土) 11時45分
「なぁ、トーマ」
「……今度は何だい?」

黙っていれば見れたモノになるだろうに……

「口元、付いてるぞ?」
「ん?あぁ……でなくて!」

品が無いと言うか、何と言うか……余りにも自由過ぎて付いて行けない
いつの間にか又仕事の手も止まっているし、大には振り回されてばかりだ

「……やっぱ何でもねぇ」
「……そう」
「んじゃ、俺淑乃と待ち合わせてるから行く?……お前も一寸は休めよ」
「……あぁ」

一つ笑んで背を向ける大に物足りなさを感じた


何より良くないのは、この雰囲気に慣れつつある僕が居ると言う事

騒がしさですら何処か心地良くて
かけ離れた距離も不愉快でなくて
あんなに邪魔だと思っていた筈なのに話す事が、一緒に居る事が楽しくて……

どんどん変わって行く感情に僕自身ついて行けない
同年代の人間は愚か大人だろうと好んで関わろうとは思わなかったのに
勝手の違う大に、まるで磁力が働く様にベクトルは勝手に目的を持って進みだす

振り回されて困惑し通しの日常にいい加減辟易する
それならば……在りのままを甘受して思いのままに遣り返してやれば良い
“訳の解からない”感情に苦悩する時間はもう必要無い

今度は、僕を変えた君が責任を持って悩めば良い

それから先の事は君を巻き込みながらゆっくり考えて行こう

君に落ちてact.1(トーマサss) 

2006年07月08日(土) 11時43分
心情とはいかに高等なものか、ソレを持つのは人だけだと言う

ならば、崇高過ぎるが故に持て余してしまうのは人の特権と言うべきか?

ソレを知っているだけと言う、他の生き物との差異から来る苦悩を嘆くべきか?



苛々する
煩いし全く馬は合わないし、何より仕事の邪魔だ
そう、思っていたのだが……

「なぁ、トーマ」
「なんだい、騒々しい……」

本当に煩く騒々しい、けれども、実はそんなに不快ではない
喚き散らしさえしなければ、そのテノールは耳に心地良く
下らない会話でさえも思いの他繋がり、寧ろ興味をそそる事さえある

「そう言うなよ、母さんがなお前にって」
「僕に?」
「あぁ、マドレーヌだってよ」

有無を言わさず結構な量が入っている様に思われる紙袋が差し出される
有り難く手を伸ばせば元より嬉々としていた顔が一層満足気に綻ぶ
思わず頬が熱を訴えるの感じて顔を背ける、此処最近こんな事ばかりだ

「ん、どうかしたか?」
「いや……あぁ、小百合さんに宜しく伝えて置いてくれないか?」
「あ、あぁ」
「そうだ、お茶を淹れてくるよ。食べるだろう?」

落ち着くのを待って薄く笑みを浮かべ口を開けば何時も通りの僕だ
誰とも付き合ったりせず馴れ合わず、上辺だけの笑みを浮かべて
僕の出来る事をしたい事をしていれば良い、そう一人で…

七夕(おまけ?) 

2006年07月01日(土) 0時42分

調子こいて浴衣を着崩させてみました。
きっと、はしゃぎ過ぎて着崩れたんです。
もう一寸濃い色(萌葱)を想像していたのですが
しかし、萌葱と言うならこの位かなと……
今思えば、これはトーマカラー。失敗しましたorz
でも、大のイメージカラーって赤なので
そうなると、本当に女性物になってしまうので
敢えて、瞳の色に合わせてみました。
気持ち程度に帯が赤(蘇芳)です。

で、今回大パパのお下がりなのですが
(浴衣は簡単に裾とか直せるので素晴らしい)
このお父様が普通に主人公の父親っぽい
大きくて頼りになると言うタイプのお父様なのか、
将又意表を突いて大をそのまま
大きくした様な無意識に美人さん系なのか、
↑普通前者ですよね(苦笑)
そんな下らない事を考えて書いておりました。

然しながら、この浴衣大が着た所で
男性物に見えないと言う罠が潜んでおりました。
文章で書いてる時はそうでもなかったのですが
こうしてヴィジュアルで見るとどうも
akira的には女性物に見えて仕方ありません。

しかし、大は本当にこの格好の何処に
缶珈琲を隠し持っていたのか?
どう考えてもこの格好は手ぶらです。
途中で買って両手に持っていたにしろ
何処に財布を潜ませてたのか?
粗を探し出したら切りがありません。

今回縦に長い絵を書いたので
一生懸命コメントを延ばしてみました。
慣れない事はするものでは無いですorz

七夕(コメント) 

2006年06月28日(水) 23時20分
akiraの御家芸ヘタレ攻めで御座います。天才なんざ良い様に振り回されれば良い。
お馬鹿で阿呆で間抜けなトンマ様でご免なさい。でも、楽しかったです。

日にちが経つのが早いorz一週間が恐ろしい程のスピードで駆け抜けて行きます。
ちなみにakiraは地元の七夕祭りに参加した事は在りません。有名みたいですが……
なので、七夕祭りの詳細は一切知りません。ものっそ捏造です。

しかしこの話今までの話とは別に考えた方が良いのでしょうか?
微妙な位置の中休み的な(未)バカップルと考えれば良いのでしょうか?
我ながら全く持って微妙な事をしてしまったと思っておりますorz
雰囲気が違うから多分今までの流れとは別物なんでしょうかね(遠い目)
それとも、トーマは巧い事モーション掛けて大は良い感じに傾いでいるのに
トンマ様だから気付いてない。とか、そう言う展開もありですか?(人に聞く事じゃない)
そうすると君が〜とかamorphousのトーマが性悪から一気に可哀想な子にッ!?
コレで(未)バカップルに(未)が無ければ、大が開き直る事によって、
相互振り回し現象が起こったのですとか言えちゃうのでしょうが、(未)バカップルです。
……もう、この話は他の話に一切触れない様に工夫すると言う事で放置して、
読む方の素晴らしい想像力にお任せすると言う事で……

所で此処は需要在るのでしょうか?私やらかし過ぎなんですけど……

P R
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