連鎖 

2005年10月02日(日) 0時22分
連鎖

くるくる廻る

悲劇は廻る

恨み、妬み、嫉み、

廻って廻って

悲劇になるよ?

止めないの?

止まらないの?

そう。

神様なら、

止めてくれるかな?

皆知ってる?

悲劇は廻る

憎しみ、殺意、

すべて廻って

大変なんだよ?

知らないの?

なら、これから僕が教えてあげる

篭目 上の段 

2005年10月02日(日) 0時25分
夜明けの晩に
鶴と亀が すべった
うしろの正面 だあれ

籠目

「多恵が身篭ったらしい。」
爺様に言われて驚いた。
「相手は誰です?」
私は振り向きざまに叫び問う。
必死の形相だっただろう。
「そりゃ、おめぇ浩二さんに決まってら。
 前々から噂もあったしなによりずっと一緒に居たんだ。
 なんにもおかしかねぇ。」
「そうですね・・・。
 なんせ私も多恵の事が心配だったモンだから
 浩二さんなら何の問題もありゃしないわ。」
笑顔を取り繕って答えると、爺様は安心したようだった。
「そうだな喜美江。
 おめぇと多恵は小さい頃からの仲だ。」
そして何となく嬉しそうな顔で出て行く爺様を見送って
私は解れた着物のすそを繕いにかかる。

布を握る手に力が入る。
気味悪い憎悪の念が体を駆け巡る

多恵が身篭った。
裏切った多恵が
浩二さんと
私を裏切った
浩二さんと・・・

「浩二さん・・・・。」
かつて私と将来を誓った浩二さんは
いまや、妹同然としてきた多恵の元に居る。

家柄も容姿も格段に上である私を差し置いて
多恵はあの人の子供を身篭ったという

「この怨み如何してくれよう。」
心を静めるため
私は夕方の風を浴びに庭へ降りる。
近所の子供達が道で輪を描いて遊んでいた。
「かごめ かごめ
 籠のなかの鳥は
 いついつ 出やる
 夜明けの晩に
 鶴と亀が すべった
 うしろの正面 だあれ」
子供は無邪気でいい。
幼い頃は
私と多恵もこうしてよく遊んだものだ。
あの頃から、かわいらしい、よくできた娘だ、と誉められるのは私だった。
あの子はいつも私の後ろを危うそうについてくるだけ。

「なのに。」
唇をかみ締めた時、玄関で声が聞こえた。
「御免下さい。喜美江ちゃんいますかぁ?」
多恵だ。
「多恵・・・。」
今、あの子と話す事はできなかった。
「喜美江ちゃーん。」
何度も何度もあの子は私を呼ぶ。
煩いので
私は一つの手紙を多恵に渡して帰らせた。

『明け方、寺で待つ』
                    ツヅク

籠目 下の段 

2005年10月02日(日) 0時30分
明け方
漆黒の闇にほんの少し薄明かりがさし始めたころ
私は近所の寺の裏で多恵が訪れるのを待った。
以外にも多恵はすぐに現れた。
私に会うのを躊躇するかと思ったが、
やっぱり幸せな女はそんな事を思いもしないのだろう。
「あの、喜美江ちゃん・・・?」
多恵が控えめに声をかけてくる。
私は自分から呼び出しておいて返事もなく無視しつづける。
「ごめんね・・、浩二さんのこと。
 でもね、喜美江ちゃんの恋人だからとかじゃなくて、
 本当に浩二さんが好きだったの。
 許してなんて言えないけど、2人の事を認めて欲しい。」

認めてほしい・・・?

私の中で沸々と煮え立っていた憎悪が爆発する。
「多恵!言い訳なんて聞きたくないわ。
 笑顔貼り付けたその厚い面の皮で、浩二さんは騙されてだろうけど
 私は騙されない、私はあんたを許しはしないわ。
 心の中で『してやったり』と思ってるんでしょう?
 あんたなんて死んでしまえばいい!」

死んでしまえばいい。
死んでしまえばいい。
死んでしまえばいい。
死んでしまえばいい。
死んでしまえばいい。
死んでしまえばいい。

かごめ かごめ
籠の中の鳥は
いついつでやる
夜明けの晩に
鶴と亀が滑った
後ろの正面だぁれ?

憎悪に埋め尽くされた頭の中に不意にわらべ歌とある考えが浮かんだ。
そうだ、死んでしまえばいい。

「喜美江ちゃん・・・。」
それっきり何も言えなくなっている
多恵に私は少しため息をついて微笑んだ。
「もう、多恵。
 ちょっと後ろを向きなさい。」
いきなり穏やかになった私の態度に動揺しつつも多恵は
柵の方を向く。

柵の後ろは・・・。

私は目の前にある多恵の背中を思いっきり突き飛ばした。

柵の後ろは崖。
多恵はまっ逆さまに落ちて行く。

「ふふっ。」
私は、口元が緩むのを抑える気はない。
ゆっくりと山道を使って多恵が落ちて行ったと思しき場所へ向かう。
この高さなら落ちれば命はないだろう。

私は多恵を見つけた後、夜が明け切る前にまだ若い桜の木の根元に埋め、
何食わぬ顔で屋敷に戻りその後、浩二さんと結婚しました。
  

かごめ かごめ
腹の中の子供は
いついつ生まれる
夜明けの晩に
娘と子供がおちってった
突き落としたのはだぁれ?


       {籠目

桜女 上の段 

2005年10月02日(日) 0時34分
           桜女

○○県○○市在住の澁谷 京香さん(17)草芽 友里さん(17)が昨日未明に失踪

2人は花見の途中で荷物などはそのまま置いてあった。

警察は全力をあげて捜索中であるが未だに見つからない。



                         『∞∇新聞』より抜粋







「京香!早く、場所取りしなきゃ!」

「待ってよ!そんなに急がなくても全然誰もいないよ此処。」

京香と友里は花見に来ていた。

有名な花見スポットという事で朝から場所取りに聞いた2人だが、

何処もいっぱいになりつつあり、場所を探して少し離れた一本の桜の木を見つけた。

「ふぅ、やっと場所が取れた。

 後は皆がくるのを待つのみ。」

「そうだね、でもこの桜やけに紅くない?」

友里は上を見上げて言った。

「でもその方が綺麗じゃない?

桜ってさ、桜色って言いながらも本物って案外白いもん?」

「そだね。」

頭上には紅梅色のサ ク ラ・・・



       +    +    +    +    +

目が覚めると、大きな木の根元でした。

どうして此処にいるのかは不思議でしたが、

まだ正常に働かない頭では思いつきませんでした。

ぼんやりと木の上を見上げ、花を見つめました。

視界の色がはっきりとはまだ見えません

花は小さく可愛らしい形で、朝露でしょうか?

水が滴っています。



2人近づいてきました。

そのうちの一人に視線を送ります。

人間は普通視線に気がつくものじゃないでしょうか?

彼女は気付く素振りも在りません。

この桜やけに紅くない?

彼女は一緒に来た子に話し掛けます。

サ ク ラ?

この木は桜なのか。

そう思った途端。

目に色が戻りました。



確かに、紅い桜が赤い滴を滴らせています。



アカイシズクヲ。



ぽたり・・・、ポタリ・・・・、

ぽたり・・・・、ポタリ・・・・、

ぽたり・・・・。ポタリ・・・・。

桜女 下の段 

2005年10月02日(日) 0時39分
ぽたり・・・、ポタリ・・・・、

ぽたり・・・・、ポタリ・・・・、

ぽたり・・・・。ポタリ・・・・。



櫻は皆往々に一定の拍を刻みながら、

アカイシズクを滴らせます。



怖い・・・・、こわい・・・・、

コワイ・・・・、コワイ・・・・。



この子達は平気なのでしょうか?

今にも、逃げ出そうとして私は腰を上げます。















私は櫻でした。

桜の根は私から生えていました。

地面に寝転ぶ私の体に

この大きな桜は根をはっていました。

ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?

ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?

ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?

ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?

ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?ワタシハダレ?



自分の事なんてわからない。

なんでここにいいるのか、なんでこうなっているのか、

なんで私の体が桜を支えているのか。







なんで私の血が桜を染めているのか?







何故?なぜ?ナゼ?ナゼ?何故?なぜ?ナゼ?ナゼ?何故?なぜ?ナゼ?ナゼ?

何故?なぜ?ナゼ?ナゼ?何故?なぜ?ナゼ?ナゼ?何故?なぜ?ナゼ?ナゼ?

何故?なぜ?ナゼ?ナゼ?何故?なぜ?ナゼ?ナゼ?何故?なぜ?ナゼ?ナゼ?

何故?なぜ?ナゼ?ナゼ?何故?なぜ?ナゼ?ナゼ?何故?なぜ?ナゼ?ナゼ?





       +    +    +    +    +



「あ!そうだ。京香。」

友里は京香に話しかけました。

「何友里ちゃん?」

「あのね・・・前さぁ、聞いた話なんだけど、

 桜が赤くなるのって桜の下に埋められた死体の血のせいとか言う噂。

 すっごいホラーじゃない?」

京香は上を見てうめきました。

「やだぁ友里ちゃん、怖くなるじゃない。」

「噂よ。うわさ。」

でもさぁ、友里は息をつきながら言いました。

「もし、これがそうだったら可哀想だよね。」



{なら、あなたの血をちょうだい。}



「え?」
                             桜女}

独女 上の段 

2005年10月02日(日) 0時42分
うらめしや
姉を殺せしかの女
うらめしや
後幸福なかの女
この怨みどうしてくれよう。

ザクッ・・ザッ・・ザクッ・・ザッ
丑の刻、土を掘る音が響き渡る。
「喜美江、ゆるさないわ。ふふっ、うふふふふふ・・・。」
息も荒く、呟く呪詛は禍々しく夜闇に響いていた。

呪詛は続く、
その意思が続く限り
恨みが耐えぬ限り・・・・。いつか形になるよ?
        ×           +           ×
夢を見た。
無数の、蟲が、蝦蟇が、蛇が、
闇の中で、
噛み、引き裂き、喰らい
その数が減ってゆく、
その中で
暗褐色の蛇が私を見、
その暗い瞳を光らせる。

続・独女  

2005年10月02日(日) 0時50分
悲鳴をあげても声になっているかは定かではなく、
ただ闇の空気が震える。

「・・・。」
目を覚ましてもしばらく動く事を体が許さなかった。
視線を動かして、異常を見つけたときあらゆる面で自分は耐えられないことを知っていたから。蛇の眼光が焼きついて離れない・・・。

「奥様。奥様。
 旦那様がお起きになられました。奥様もいらしてください。」
使用人の声がする。
「わかりました。すぐに行きます。」
あれから私は浩二さんのところへ嫁に来ていた。
そして長男も生まれて6ヶ月たつ。
我ながら気味の悪い女だと思う。
あんな事をして、表面上と言えど平気で暮らしている・・・。
私は身支度を整えるため、身を起こす。
「・・・!」
半身起こした私の目に写ったものは暗褐色の蛇の皮だった。
「ぅっ・・。」
胃から物が競り上がって来る。
吐き気を何とか押さえ込み、身支度を終え部屋の外で待つ使用人の元へ向かった。
「お待たせしました・・。」
部屋の中が見えないように、障子をできる限り小さく開けすり抜けるように部屋を出る。
「どうかなさいましたか?顔色が優れないようですけど?」
「なんでもありません!」
半ば叫ぶように言った言葉に、使用人が呆然とする。
「・・!そ、そうですか、それは良かった。では参りましょう。」

私が今についたとき浩二さんは、もう卓について朝食を取っていた。
「すみません、遅くなってしまって。」
なるべく平静を装って、卓につく。
「いや、構わない。もう、家には慣れたか?」
浩二さんは朝食を終えて席を立ちながら言った。
「ええ、お陰様で恙無く。」
「そうか、なら良い。私はもう行く。」
使用人からかばんを受け取って浩二さんは出て行こうとする。
「あの・・、浩二さん。」
私は思わず呼び止めた。
「なんだ?」
「あ、あの、蛇にお気を付けください。」
そういって私はうつむく。
「なんだ、縁起でもない。最近は仕事も軌道に乗ってるんだ、そんな事言うもんじゃない。」
浩二さんは訝しげな表情をする。
「はい・・、すみません。」
杞憂ならそれでいい。仕事も軌道に乗っている、何も心配する事なんてない。
「では、行ってくるよ。」

続・独女 

2005年10月02日(日) 0時51分
浩二さんが言って後、私は部屋に戻る勇気が出せず、縁側で一人座っていた。
「どうしの、喜美江?姉さんへの黙祷?」
突然の声に、私ははっとして辺りを見回す。その声の主は垣根の向こうにある道からこっちを見ていた。
「彩。どうしたの?」
彩・・・。多恵の妹。
「馴れ馴れしく呼ばないで人殺し。」
「なっ!」
私のその単語に過敏に反応する。
「私は、知っている、あなたが姉さんを殺した事。」
彩は口元に笑みを浮かべる。
「なにいってるの・・・?」
人殺しという単語に過敏反応してしまった事に後悔する。
「姉さんをどうしたの?
 山で焼いたか?
 川へ流したか?
 それとも・・・・あなたが食ったの?この奇人。」
歪んだ憎しみの笑みは見ているものを襲う。
「わっ!私は何も悪くない!」
その声は幼児がする何にもならない事への言い訳の声だった。
「ふっ、ふふ。墓穴を掘ったわね喜美江。情けないこと。」
「私は何もしていないわ・・・。」
語尾を濁して俯く私の目には震えるこぶしが映る。
「今更、嘘を言ってもダメよ。
 あら?喜美江大丈夫?気分が優れないみたいだけど?
 まだ・・・大丈夫なはずなんだけど?」
「まだ?」
私は顔を上げ彩をうかがう。
「ふふ、なんでもないわ。
 それより蛇に気をつけてね。ふふっ、ふふふふ・・・。」
彩は怪しげな笑いもそのままにもと来た道を戻っていった。
「へ・・へ・・び、へび、ヘビ、ヘビ、蛇蛇蛇蛇蛇・・・。」
  +    +    +     +    +
「奥様?どうなさいましたか?」
ずっと庭で俯いて立つ私をいぶかしんだ使用人が声をかけてきた。
「蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇・・・・。」
「奥様!!奥様!!どうなさいました!!奥様。」
「蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇・・・・。」
延々と狂言は続く。
「誰か来て!奥様が!奥様が!」
この光景を垣根の死角から覗くものが独り。
「ふふっ・・・。喜美江ったら、さきに頭がやられちゃったのね。
 あと少し、あと少し、喜美江だけでは終らせないわ。
 喜美江を選んだ、浩二も一緒に滅べばいい。」

続・独女 

2005年10月02日(日) 0時53分
目を覚ますと私は部屋に居た。
「あっ・・。」
何か言おうと声を発すると、傍にいた使用人が私に気づく。
「あっ!」
使用人は立ち上がって部屋を出る。
「旦那様!奥様がお目覚めになりました。」
使用人の声が遠くから聞こえる。
しばらくして、浩二さんが私の部屋へ入ってきた。
「浩二さん・・・。」
「喜美江、どうしたんだ?何か心配事があるのか?」
何かおかしな物を見るような目で私を見ていた。
「浩二さん!!!蛇に!蛇に気をつけてください!!!
 へびに!へびに・・・」
「もういい!分かった!」
もう、ウンザリだというように叫んだ。
「でも!蛇が!へびが!」
「いい加減にしろ!」
    +    +    +     +    +
『あの、溝口さんの奥さん。狂っちまったらしいよ?
 やっぱり、多恵ちゃんの恨みでもついてんのかね?』
『そういえばさぁ、多恵ちゃんってあの奥さんに殺されたって噂もあるよ?』
『やだねぇ、気味悪い。いつも聞こえてくるよね、蛇が、蛇がってさ。』
『本当に、どこかへ行っちまわないかね?』
『違いない。』
    +    +    +     +    +
溝口の家に悪い噂が流れてきて数日後
布団に横たわる私のもとに、浩二さんがやってきた。
「喜美江。」
「浩二さん・・・蛇に・・。」
「離縁してきた。
 祐二はうちで育てる、今使用人に荷物を纏めさせるから明日には
 実家に帰って欲しい。」
嗚呼、結局私は何もかも失ってしまった。
    +    +    +     +    +
喜美江と浩二が離縁した。
少しまずいわね。
この際だから、浩二の方はあきらめましょう。
でも、その分喜美江にはたっぷり苦しんでもらいましょう。
ふふふふふっ。

独女 下の段 

2005年10月02日(日) 0時57分
一夜目
かごめ かごめ
籠のなかの鳥は
いついつ 出やる
夜明けの晩に
鶴と亀が すべった
うしろの正面 だあれ

妬みは嫉み

二夜目
「多恵が身篭ったらしい。」
「相手は誰です?」
「そりゃ、おめぇ浩二さんに決まってら。
 前々から噂もあったしなによりずっと一緒に居たんだ。
 なんにもおかしかねぇ。」
「そうですね・・・。
 なんせ私も多恵の事が心配だったモンだから
 浩二さんなら何の問題もありゃしないわ。」
「そうだな喜美江。
 おめぇと多恵は小さい頃からの仲だ。」

嫉みは怨み

三夜目
多恵が身篭った。
裏切った多恵が
浩二さんと
私を裏切った
浩二さんと・・・

くるくる廻る

四夜目
あの、喜美江ちゃん・・・?
ごめんね・・、浩二さんのこと。
でもね、喜美江ちゃんの恋人だからとかじゃなくて、
本当に浩二さんが好きだったの。
許してなんて言えないけど、2人の事を認めて欲しい。

廻って廻って

五夜目
死んでしまえばいい。
死んでしまえばいい。
死んでしまえばいい。
死んでしまえばいい。
死んでしまえばいい。
死んでしまえばいい。

悲劇になるよ?

六夜目
くるくる廻る
悲劇は廻る
恨み、妬み、嫉み、
廻って廻って
悲劇になるよ?

神様なら止めてくれるかな?

七夜目
狭い、丸い、輪の中で
蛇が、蛙が、百足が、やもりが
喰らうか
喰らわれるかの
円舞の中で
ずっとずぅっと廻ってる
ずっとずぅっと踊ってる


七夜七晩
止まる事無い
決して途絶える事の無い
五徳を持った
悪しき祈りが
終わりを告げる

      {独女
P R
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