とめないで 

March 16 [Thu], 2006, 18:51
ユキを俺のものにしたい。体全体から何かがみなぎってきた。
ユキに触れたい。触れるぐらいならいいだろうか。俺を見つめるユキ。

俺を狂わせないでくれ

ユキを押し倒してしまった。もう止められない。

止まらない 

March 16 [Thu], 2006, 18:44
朝10時。あたしはとびきりオシャレして家の前で待っていた。
ケンジは自転車のベルを鳴らしあたしの前で止まった。「後ろのって!」
ケンジは照れくさそうに言った。ケンジの背中にしがみつき、あたしはモモの事を考えた。
こんな展開ってありだろうか。モモがいるのに‥もしかしてケンジの事好きなのかな!?
そんな事はどうでもいいふうに、あたし達はたくさん話した。
小さな川沿いの道を通り抜けるとケンジの家があった。
「入って入って誰もいないから」「うん…」ケンジの部屋は物があまり多くないところだった。
ケンジのにおいがする。あたしはモモとお揃いの人形を見つけてしまった。
一応付き合ってるから…しょうがないよね。ケンジは窓をの外を見て
あたしに問いかけてきた「ねぇ、好きって何?」
「わかんない。好きについて考え出したらもう好きなんじゃない?」
ケンジは切なそうな目であたしを見つめた。「好き…だわ」
「え…」「わかってる、早いよね!でも好き」「あたしも、好き」
沈黙が流れた。



「すき」ケンジはもう一度言った。

はじまり 

March 16 [Thu], 2006, 17:16
ユキはごく普通の女の子。
深く傷つく事も傷つける事もなくすごして来た。
しかし、ユキの平穏な世界は一変した。

2月16日 学校も終わりユキは一人地下鉄を待っていた。
ユキは帰りに古着屋に寄る予定だったので一番早いバスを待った。
2分ほどでバスはきた。フィットネス帰りのおばちゃんや、スーパーに向かう主婦達、
そして塾に通う中学生で混雑していた。ちょうどひとつ席が空いていて
人ごみをかきわけユキは座った。すると同じ学年のケンジがかけこんできた。
ケンジは顔を知っているぐらいだったので言葉は交わさなかった。
ケンジは一通り席があいているか探し、途中であきらめ地べたに座った。
あたしはおそるおそるケンジの肩をつついた。
「隣・・・どうぞ」ユキは席をつめ、ケンジのスペースを作った。
「ども」ケンジは軽く頭を下げ、座った。
ケンジとユキは初めて言葉を交わした。

あたし、ベース買うんだ! マジで?オレギターやってるよお!
今度見せてよ! いいよ。じゃあメールしよっかあ!

アドレスを交換し
ユキは服を買いに行くので手をふり、次の駅で降りた。


―――夜

ケンジからメールがきた。
『今日はありがとう♪明日休みだね!なんかすんの??』
『全然いいよう!明日は一人でゴロゴロしてるよー』
『じゃぁ、オレんち来てよ♪』

あたしは初めてマズイと思った。ケンジはあたしの友達モモの彼氏・・・!
でも、もうお互い冷めてるし・・・遊ぶだけならいいよね?

『いいよ♪』

あたしは返信してしまった。

『じゃあ10時に迎えにいくからね!』

嬉しい気持ちとちょっとの罪悪感を抱き、眠りについた。





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