【観覧注意】ウゴキダスジカン【ホラー(?)流血表現有り】

September 15 [Thu], 2011, 20:46
「ウゴキダスジカン」 小岩井・merry

★注意★

・短編(気が向いたら他の子視点とか書くかも)
・最初からクライマックス
・ホラー&グロ表現有り
・色々と\(^o^)/
・厨二乙( `・ω・´)b


★主な登場人物(簡単に紹介)★
爾(みつる):勇敢な男性。今回の物語の主人公。

圭也(けいや):爾の親友。爾達に常に明るく振舞う男性。
        果音の事が好き。

涼香(りょうか):ボーイッシュな女性。休日圭也とよく
         スポーツなどをして楽しんでいる。実は圭也に好意が…?

果音(みお):爾の親友。気が小さく大人しい女性。
       三つ子で歳の近い姉弟が居たらしい。





「ウゴキダスジカン」

窓の外が闇に包まれてから何時間経つのだろう。
時間を確認する余裕がない僕は走り続ける。
だって後ろから奴が追いかけてくるから。
僕と圭也が遊び感覚で肝試しをしようと
言い出したのが間違いだった…。
捕まったら殺される。早く逃げろ!早く逃げろ!と
誰かに急かされる様に僕は走り続けた。

右腕に付けていた僕の腕時計は
いつの間にか時間が止まり動かなくなっていた。

僕は荒い息を整え物陰に隠れていた。
コツコツと靴の音が僕の耳に入ってくる。
「果音、何処に居るんだよ…」
圭也と涼香はもう…だからせめて
果音だけでもと思った。
「爾…みつる…」
震える両手、近付く声と足音。そして
…何かを引きずる音。

蹲る僕の隣で嫌な音がした。そこには
生首が一つ、床に転がされていた。
それが果音のものと分かるのと
僕の右腕が大きな斧で切り落とされるのは殆ど同時だった。
血飛沫を上げる右肩。今まで感じたことのない痛み。
「う、でが…。ぁ…ぅぁ…ああアあアアアアアアッ!!」
悲鳴を上げ、僕は床に崩れる。
「ほら…爾、見て。綺麗だね…。分かる?爾の腕だよ。」
僕の腕を広い奴がくすくすと笑う。
「次は綺麗な左足だね…」
声と同時に左足が切り落された。
奴の笑い声で僕の叫びはかき消された。

遠くなる意識。床が僕の紅で染まっていく。
首筋に伝わる斧の冷たい感触。
ゴトンと斧が振りおろされた。
最後に僕が見たもの。それは
圭也が腕に付けていたLOVEと書かれたブレスレット。
涼香が付けていた向日葵の形をしたヘアピン。
そしてそれを身に付けていた果音だった。

僕の視界が闇に包まれるのと同時に
僕の切り落された右腕の腕時計がウゴキダシタ。

プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:小岩井・merry
  • アイコン画像 血液型:A型
  • アイコン画像 趣味:
    ・物書き
    ・映画鑑賞
    ・昼寝
読者になる
リクエスト希望の方へ→名前、ジャンル(例:ホラー)を必ず記入の上「vaxtusyurei☆yahoo.co.jp」☆=@ までお気軽にリクエストしてください。
2011年09月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/remosukarei/index1_0.rdf