旅立ち

2005年07月10日(日) 14時21分
出会ってから半年・・・ほとんどの時間私は貴志と過ごしていました。

二人で会ったりお互い友達をつれて皆で遊んだり・・・

決してイイコトばかりしていたとは言えませんが毎日が楽しくてこの時間が永遠ならいいのにと・・・いつも思っていました。
本当はもうすぐ貴志が卒業してしまう・・・私はまた一人になってしまう。
それが怖かったのです。


ある晴れた日、私は貴志からのメールで学校近くの海に呼び出されました。
貴志は先に着いていて私は自転車を立てかけ貴志に走り寄りました。

貴志 「おーっす」

檸檬 『ちーっす!!何何?ヒマやったん?』

といつもの調子で聞くと少し考えこむようにしながら

貴志 「ちょっとな・・・話しあってさ・・・」

檸檬 『ん〜?』

海沿いを歩きながらおもむろに口を開いた。

貴志 「おれもうすぐ卒業するやん。・・・レモンに言ってなかったけど・・・就職決まったんよ・・・」

少し不安を感じながら本当の気持ちを悟られないように明るく

檸檬 『そっかぁ おめでとう!就職できたんだねぇ貴志も』

貴志は私の明るいテンションを無視するかのように暗いカオして

貴志 「就職先東京なんよ・・・だからもうすぐオレ東京に行く・・・」

何か言おうと思っていたけれど・・・言葉が思い浮かばず

檸檬 『いいなぁ・・・東京とか・・・行ってみたい・・・し』

明るくしなきゃと思えば思うほど貴志がいなくなるという気持ちが大きくなっていき涙が溢れてきた。
貴志の腕がやさしく私を包み込み、私が泣き止むまで頭を撫でていてくれた。

貴志の低くて心地よい声が私の心に染み渡った。
貴志 「なぁ・・俺達付き合わんか?」

嬉しくてまた涙が溢れ出し、たかしにしがみつくようにギュっと抱きつきうなずいた。





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