FC東京1−1(前半0−0)浦和レッズ
得点者:88分 マルシオ リシャルデス、90+1分 森重真人(FC東京)
入場者数:33,836人

2年振りの味の素スタジアム。
昨年J2で戦い、昇格を決めてからのマッチアップ。
クリスマスイブの熊谷天皇杯で敗戦を喫した相手。
あれから5カ月、お互いにここまではまずまずの結果。
東京に関して言えば、ACL予選を突破しているし、ポポビッチ監督のもと良いサッカーをしている印象があり、決して過去の対戦成績は通用しないと思っていた。
一般のサッカーファンからすれば、スカパーに加入していない人達に取って、いいゲームをチョイスした!という声があちらこちらで聞こえてきそうなまさに、「極上」のサッカーと言うにふさわしいゲームだった。
サポーターからすれば、集中力を切らさず、全員が同じ方向を向いて戦ったゲーム。勝ちたかった。勝たせてあげたかったという気持ちが試合終了後の一番の感情だった。

中断期間に入る最後の試合。
奇しくもミシャとポポビッチは広島時代に監督とコーチをしていた間柄。
そんなことも手伝ってか、同じようなゲームプランになった。
東京は、マリノスで浦和戦でよくゴールを決められた千真、懐の深いポストプレーに一発のあるルーカス、そしてスピードと思い切りの良さがある石川とややこしい選手が前線にいる。ここが浦和の守備はポイント。
浦和は、ここのところのベストメンバーで挑んだ。
前節の清水戦もそうだったが、浦和は東京がボールを持つと、ササッと守備陣形を整え、相手の攻撃の芽を潰す。サイドの選手、中央の選手がボールを持ち、アタッキングサードまで攻めてくるとプレスにいき、シャドーの選手が囲みボールを奪い攻撃に転換する。
攻撃時には、4-1-5になり、最終ラインから組み立てていく。この戦術がまさに綺麗な形となってフィールドプレーヤー10人が、誰一人乱すことなく、戦術を全うしていた。
東京は、この守備をかいくぐろうと変化をつけるが、なかなか浦和の守備を崩すことが出来ない。それでも、ポゼッションでリーグ1位を誇るだけあって、攻撃時には10人が高いラインまで押し上げ、攻撃に厚みを持たせていた。
浦和は、最終ラインでボールを回しながらも、楔のボールからリアクションをつけて、ワンタッチパスで前線に攻め上がる。前半の好機は、ポポがワンツーでゴール前に入ってきた梅崎に。梅崎がこのボールをワンタッチでシュート。更にはポポが折り返したボールにファーサイドに走りこんだマルシオがダイレクトでシュート。どちらも、GK権田に阻まれ、ゴールならず。
権田といえば、2009年のホーム開幕戦で東京のGKが怪我で相次いで離脱していたということで、急遽ゴールマウスを守ることになったのだが、あの時は埼玉スタジアムの雰囲気に飲まれたのか、おぼつかないプレーというか、地に足が付いていないプレーの印象があったが、たった3年でフル代表に選ばれるとは。昨日のプレーを見ても思ったけど、良いGKになったわ。
浦和も東京も非常に攻守の切り替えが早く、息もつかせぬ試合という言葉がしっくりくるようなサッカーだった。
敢えて流れが変わったと言うとすれば、後半のポポ→原口の交代。
原口はポポとは対照的に、前線から戻って守備をするというプレーが少ない。これによって、動きが出始める。東京はボランチがフリーでボールを持てる時間が多くなり、フィールドプレーヤー全員が浦和陣内まで入ることができるように。
しかし、これにより、相手が前目になったことで、裏にスペースが出来てきた。
ここからは、今までのゲームが遅攻と言うならば速攻の応酬となった。いや、正確には東京に速攻を許す場面が増えた。浦和は決定機こそ与えなかったが、あと一歩のところで、シュートを許さずに耐える。このDF陣の頑張りは、後半疲れがある中でも特筆すべきところだろう。
均衡が破れたのもまた、原口からだった。前線深い位置で柏木が頑張り、原口へ。原口はワンタッチでマルシオに戻し、これをマルシオが豪快に叩き込みゴールネットを揺らした。
あとは5分守り切ればクローズに出来たが、このところゲームエンドにする水輝がU-23で不在ということもあって、交代は小島。たらればになるかも知れないが、あのCKを防ぐという切り札では、スピラという選択肢もあっても良かったのかも知れない。
しかし、あの打点から頭を思い切り振った森重は素晴らしかった。
森重・・・大分時代にも何度も決められた。千真だけに限らず、伏兵がいたのか・・・。
オファー出した時に合意していたら今頃赤いユニ来て頑張っていたのだろうけど、東京を選んだという選択肢は悪くなかったかも。しかし、千真、森重と浦和キラーが二人もいるのは厄介極まりない。
最後に、最後のワンプレー、原口のヘッドは惜しくもゴールにはならず、ポストに嫌われた。フル代表にも漏れ、行きたかったトゥーロンにも行けなかった。今は苦しい時期だと思う。
しかし、この苦しい時期を乗り越えて、また大きくなった原口をみんな待ってる!
これから暑い夏場を迎え、苦しいチーム状況の時、きっと浦和の24番は輝く!
お前のゴールが見たいのさーさあ見せてくれ元気ゴール!(笑)

これでリーグ戦はしばし中断。
ミシャ監督のもと、万博で躍動する浦和レッズに期待すると共に、前半の総括とも言えるゲームを気持の入ったナイスゲームで終えたことに拍手。
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得点者:88分 マルシオ リシャルデス、90+1分 森重真人(FC東京)
入場者数:33,836人

2年振りの味の素スタジアム。
昨年J2で戦い、昇格を決めてからのマッチアップ。
クリスマスイブの熊谷天皇杯で敗戦を喫した相手。
あれから5カ月、お互いにここまではまずまずの結果。
東京に関して言えば、ACL予選を突破しているし、ポポビッチ監督のもと良いサッカーをしている印象があり、決して過去の対戦成績は通用しないと思っていた。
一般のサッカーファンからすれば、スカパーに加入していない人達に取って、いいゲームをチョイスした!という声があちらこちらで聞こえてきそうなまさに、「極上」のサッカーと言うにふさわしいゲームだった。
サポーターからすれば、集中力を切らさず、全員が同じ方向を向いて戦ったゲーム。勝ちたかった。勝たせてあげたかったという気持ちが試合終了後の一番の感情だった。

中断期間に入る最後の試合。
奇しくもミシャとポポビッチは広島時代に監督とコーチをしていた間柄。
そんなことも手伝ってか、同じようなゲームプランになった。
東京は、マリノスで浦和戦でよくゴールを決められた千真、懐の深いポストプレーに一発のあるルーカス、そしてスピードと思い切りの良さがある石川とややこしい選手が前線にいる。ここが浦和の守備はポイント。
浦和は、ここのところのベストメンバーで挑んだ。
前節の清水戦もそうだったが、浦和は東京がボールを持つと、ササッと守備陣形を整え、相手の攻撃の芽を潰す。サイドの選手、中央の選手がボールを持ち、アタッキングサードまで攻めてくるとプレスにいき、シャドーの選手が囲みボールを奪い攻撃に転換する。
攻撃時には、4-1-5になり、最終ラインから組み立てていく。この戦術がまさに綺麗な形となってフィールドプレーヤー10人が、誰一人乱すことなく、戦術を全うしていた。
東京は、この守備をかいくぐろうと変化をつけるが、なかなか浦和の守備を崩すことが出来ない。それでも、ポゼッションでリーグ1位を誇るだけあって、攻撃時には10人が高いラインまで押し上げ、攻撃に厚みを持たせていた。
浦和は、最終ラインでボールを回しながらも、楔のボールからリアクションをつけて、ワンタッチパスで前線に攻め上がる。前半の好機は、ポポがワンツーでゴール前に入ってきた梅崎に。梅崎がこのボールをワンタッチでシュート。更にはポポが折り返したボールにファーサイドに走りこんだマルシオがダイレクトでシュート。どちらも、GK権田に阻まれ、ゴールならず。
権田といえば、2009年のホーム開幕戦で東京のGKが怪我で相次いで離脱していたということで、急遽ゴールマウスを守ることになったのだが、あの時は埼玉スタジアムの雰囲気に飲まれたのか、おぼつかないプレーというか、地に足が付いていないプレーの印象があったが、たった3年でフル代表に選ばれるとは。昨日のプレーを見ても思ったけど、良いGKになったわ。
浦和も東京も非常に攻守の切り替えが早く、息もつかせぬ試合という言葉がしっくりくるようなサッカーだった。
敢えて流れが変わったと言うとすれば、後半のポポ→原口の交代。
原口はポポとは対照的に、前線から戻って守備をするというプレーが少ない。これによって、動きが出始める。東京はボランチがフリーでボールを持てる時間が多くなり、フィールドプレーヤー全員が浦和陣内まで入ることができるように。
しかし、これにより、相手が前目になったことで、裏にスペースが出来てきた。
ここからは、今までのゲームが遅攻と言うならば速攻の応酬となった。いや、正確には東京に速攻を許す場面が増えた。浦和は決定機こそ与えなかったが、あと一歩のところで、シュートを許さずに耐える。このDF陣の頑張りは、後半疲れがある中でも特筆すべきところだろう。
均衡が破れたのもまた、原口からだった。前線深い位置で柏木が頑張り、原口へ。原口はワンタッチでマルシオに戻し、これをマルシオが豪快に叩き込みゴールネットを揺らした。
あとは5分守り切ればクローズに出来たが、このところゲームエンドにする水輝がU-23で不在ということもあって、交代は小島。たらればになるかも知れないが、あのCKを防ぐという切り札では、スピラという選択肢もあっても良かったのかも知れない。
しかし、あの打点から頭を思い切り振った森重は素晴らしかった。
森重・・・大分時代にも何度も決められた。千真だけに限らず、伏兵がいたのか・・・。
オファー出した時に合意していたら今頃赤いユニ来て頑張っていたのだろうけど、東京を選んだという選択肢は悪くなかったかも。しかし、千真、森重と浦和キラーが二人もいるのは厄介極まりない。
最後に、最後のワンプレー、原口のヘッドは惜しくもゴールにはならず、ポストに嫌われた。フル代表にも漏れ、行きたかったトゥーロンにも行けなかった。今は苦しい時期だと思う。
しかし、この苦しい時期を乗り越えて、また大きくなった原口をみんな待ってる!
これから暑い夏場を迎え、苦しいチーム状況の時、きっと浦和の24番は輝く!
お前のゴールが見たいのさーさあ見せてくれ元気ゴール!(笑)

これでリーグ戦はしばし中断。
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