笹木がユーリー

February 23 [Tue], 2016, 9:46
技術力の足りない歯科医に当たってしまうと、せっかく手術したインプラントが安定しなかったり外れたりする場合もあります。もちろん名医と言われる歯科医が埋入してもそういったことは起こりえますが、その確率の差は歴然です。万が一の場合に備えて保証の有無は前もって確認しておいた方がいいでしょう。
インプラント治療ではデメリットよりもメリットの方が比較にならないほど大きいんです。保険が効かないので高額な治療費を支払っても、治療完了までの期間が2年を超えても、外科手術を行う必要があっても、それ以上の価値があります。入れ歯やブリッジはなくした歯を外見だけでしか補ってはくれませんが、インプラントは歯の機能自体を取り戻すことができます。
インプラントにすることで、美味しい食事を楽しむことができるようになります。味は当然ですが、噛んでいるという実感や熱さや冷たさまで感じることができます。固いものでも気にすることなく噛めるので、遠慮していたものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は入れ歯の4倍もあります。
インプラントは保険が使えないので、かなり高い出費を覚悟しなければなりません。でもだからといって、激安価格に釣られてインプラントを選ぶような愚を犯してはなりません。表示金額以外のものを請求されたり、低品質な商品である場合もあります。インプラント選びで重要な事は、第一に信頼できる歯科医かどうかをチェックすることです。
インプラントの埋入は1本からできますが、多くのケースでは数本の手術となるケースがほとんどです。インプラントを希望するのは高齢者が多く、失っている歯が1本ではない方の方が圧倒的に多いからです。また、ほとんどの歯がなくなっている状態のことを多数歯欠損と言い、このようなケースではall-on-4といった特別な方法が用いられます。
allon-4とは、大部分の歯を失った方に行われるインプラント手術の高度な技術です。従来の方法ではインプラント1本に対して歯は1本でしたが、オールオンフォーではインプラント4本ですべての歯を支えます。片顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。インプラントを埋め込む本数によって、all-on-6などと呼ばれることもあります。
最近は歯科医院でもインフォームドコンセントを徹底しているところが増えてきました。特にインプラントなどの費用が高額になる保険が効かない自由診療を行っているデンタルクリニックに多い傾向があります。外科手術というリスクと高い費用、すぐには終わらない長い治療期間を考えれば、患者の立場からしてみれば当然のことのようにも思えます。
インプラントの治療期間が長引く理由としては、顎に埋め込んだインプラント本体と顎の骨が結合するのを待たなければならないからです。ソケットリフトなどの骨造成を行う場合には治療期間は更に長くなります。長い場合には治療期間が2年を超える場合もあるようですが、インプラント治療完了後には生活の質が一変します。
インプラントはなくした歯を取り戻すための治療ですが、似たような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が効きますので安く済みますが、それ以上にデメリットの大きさが目立つことも事実です。共通しているのは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、ぱっと見では失っている歯はないように見えます。そうは言っても表面的な事で、噛むという歯の本来の機能があるかと言えば、残念ながらそんなことはありません。外見だけを気にするのか、それとも歯の機能自体を気にするのかは判断が分かれるところかもしれません。
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