命のこえ 

September 29 [Sat], 2007, 22:52
鬼束ちひろの新曲を聴いていたら、中学校時代のクラスメートのことを思い出した。

というわけで。

彼女の彼氏に尾行されて殺されかける夢を見た。
夜の街で久しぶりに彼女に会って、あぁ、久しぶり、元気にしてた?と思ってもないことを言い合う。
彼女と分かれて繁華街を歩いていると、人の気配に振り返る。彼女の彼氏だった。彼氏を見て瞬時に悟る。
私の後をつけていたのだと。私を殺すことが彼氏の目的なのだと。そしてそれが彼女の指令であると。
私はわざと明るく声をかけた。あぁ、奇遇だね、ところで甘い物が食べたいのだけど、何か知らない?彼氏の母国の有名なチョコレートがあって、それがいいと言う。種類がありすぎて分からないから、買ってきてくれないか?と財布からかなり多めに出して彼氏に渡す。彼氏は紙幣に目をやり、デパートの入り口へ向かう。紙幣を強く握ったまま、私の話は聞いていないようだった。私は途中まで着いて行く素振りをし、彼氏が店の中に入ったと同時に踵を返し、道路に躍り出た。
振り返らず、反対車線の道路わきのタクシーにかけよる。クラクションとライトの音が交じり合う繁華街の道路は幸いにも、交通量は少なかった。
タクシーに乗り込み、とにかく家へ、と告げる。あのままつけられていたら、どうなっていたか。
ぞっとする寒気を感じたまま窓からネオンの明かりを眺める。
一言も喋らない運転手に疑問を抱きながら、引っ越そう、もう誰にも会わないようなところへ とぼんやり思った。


・・・うん。起きたとき、怖かった。

鳥籠の宇宙 

September 23 [Sun], 2007, 23:05
どうやら、ケネディ大統領の宣言からアポロ11号の月面着陸、現在に至るまでの宇宙開発のダイジェストを見てからというもの、宇宙への関心が高まる一方のようだ。
あのダイジェストは素晴らしかった。感動のあまり弟達と泣きながら見た。
もともとパパがSF好きだった所為もあるが、とかく宇宙だ宇宙!
いつイベントに参加してやろうかと密かに思案していた私に特報が!
何と9月23日は『宇宙の日』ということでJAXAの施設が一般公開なのだそう。
これは行くしかない。授業中にも拘らず、興奮する変な私。(授業中は常にネット)
一人で行くのもなんなので、友人Eを無理やり誘う。いきなり「宇宙通信所に行こうぜ」
という誘いをすんなり承諾。変な私の友人なので、当然彼女も相当な変人であることを記載しておく。
指折り数え、待ちに待った23日。久しぶりの晴天で、まさに宇宙日和(特に関係ないが)
数回ほど行った事はあるものの、JAXAに変わってからはまだ行ってない。
イケイケの格好をしたEを車に乗せ、出発。施設付近はこれでもか!というほどのぼりが立ててある。
矢印どおりに車を走らせるが、行けども行けどもさとうきび畑である。ざわわ〜ざわわ〜。
めげてはいけない。何せ宇宙通信所である。大通り沿いに建っていいはずがない(←?)
巨大なパラボラアンテナがトレードマークと言えなくもない宇宙通信所。直径30メートル
の雄大さはその目で確かめて欲しい。というか首が痛い。
受付で見学者バッジと資料を貰って、施設内を見学。衛星のミニチュアには1/8スケールと書いてある。どう見ても30センチ四方なのに1/8?実物は以外に小さいのか、と思ったら室内に実物大の模型が展示されていた。思ったよりずっと小さいじゃないか!
資料を全制覇しようとしているお兄さんがいて微妙に邪魔だった。「欲しいですか?」いや、それが欲しいのはあんただろう!
隣の部屋は照明がブルーで、全体的に空間が青い。成層圏の色という感じで、なんとなく嬉しい。

そうそう、こういう雰囲気が良い。衛星のミニチュアがあって、地球を中心に衛星が旋回しているのがよく分かる。自転に合わせて衛星が旋回しているので、地球上からは止まって見えるそうだ。
宇宙教室、にも参加してみた。お兄さんがプロジェクターで宇宙飛行士やシャトル打ち上げについて分かりやすく説明してくれる有難い教室である。それがなかなか面白い。ブルーシート上に座る小さな子供達とファミリーと大きいお姉さんが二人、という感じで場違い感は否めないが。
スペースシャトル打ち上げの映像は何度見ても感動する。スケールが大きくて自分の事なんてどうでもよくなってくる。これは、宇宙に行くという計画なのだ・・・。
宇宙服試着&写真撮影 というイベントまである。当初はやるつもりはなかったのだが。
オレンジ色の宇宙服は記者会見やスペースシャトルに乗る時、または降りる時専用で船外活動は白色と決まっているのだそう。何はともあれ、この服を着ることができるのはスペースジャンパー・・・じゃなかった、宇宙飛行士のみである。この機会を逃してもいいのか?否である。微妙に嫌がるEを引きずり、「整理券2枚下さい」と言ってしまった。写真撮影はその辺りでやっているので他の人から丸見えだ。ちょっと恥ずかしいシチュエーションだな・・・と思いつつ。実際に並んでみると、やっぱり結構恥ずかしい。周りはファミリーだらけで、大きいお姉さんが二人、宇宙服試着のコーナーに並んでいるのである。場違いというか、明らかに浮いている。雰囲気が浮遊とはさすが宇宙通信所(違う)順番が近づくにつれ「何をやってんだか・・・」「やっぱりヤダー」と至極真っ当なことを言い出すE。しかし!そんな羞恥心はティッシュにでもくるんで捨てるべきだ。イベントとはそういうものである。実を言うと私も恥ずかしいんだが、元YACをなめてはいけない。「実は私、元は宇宙少年団の団員だぞ」と自慢すると「少年探偵団のほうがよくない?」と珍解答をするE。私はコナンか?明智君か?
Eは可愛いワンピースを着ていたのだが、なんなく着衣。お姉さんが着衣を手伝ってくれたのだが、頭をぶつけられる。これ以上アホになったらどうする。しかしうかれている私的にそんなことはどうでもいい。
ヘルメットも持たされて二人並ぶ。うん。ただの羞恥プレイとも思える。なんだろうねこのシチュエーション。その場ですぐプリントアウトしてくれて、満足。これがまた、雑なプリンターで、それなりに宇宙飛行士っぽく写っているのがいい感じである。Eもその点については珍しく「宇宙っぽい」と高評価。Eは上映中のビデオに「ちっとも物理的じゃない」と辛口コメントをしている。Eは辛口どころか毒舌コメントの時もある。顔は可愛いイケイケのお姉さんなのに毒舌とはなんというギャップ。何か狙っているのだろうか。
ちなみに。
マグネット製作というコーナーもあった。
5種類くらいの中から、好きな写真を選んでその場でピンバッチ式の磁石をつくってくれるコーナーである。地球をバックにした宇宙飛行士や衛星の写真に『JAXA』のロゴ入りでなかなかカッコイイ。というかコロンとしていて可愛らしい。使い道は特に思い浮かばないが。OXクイズもあったのだが、特に答えられる自信もなかったのでそれはパスした。

帰ってパパに自慢したところ「ぬお!おまっ!そういう事はすぐメールせぇ!ずるい!」と本気で羨ましがっていた。弟達は宇宙服試着に羨ましがっていた。どう転んでもSF一家なのである。ママは爆笑していたが。あと「あんたに付き合わされてE可哀想」みたいな事も言っていたが無視しておく。
実を言うと、その後にいった喫茶店のインパクトのほうが凄かったのだがそれはまた後日。
完全燃焼型なので、もう頭の中真っ白である。
P R