(無題) 

December 06 [Sat], 2008, 3:45
薄暗い、秒針の音
今日もまた眠れない
君の隣は最大の安らぎで
生きている実感を与えてくれるのに
鼓動が怖い
時間が怖い
君が今現在此処にいる事実を感じることが怖い
全ては掌中の一部分に過ぎない?
全て心地いい空間なんて実感のない今と同じ
私の瞳に映る部分のみに過ぎないのかもしれないけど
犠牲の上に成り立つ
その笑顔と差し出された選択肢
触れるのが怖いくらいに
なぜ、伝わらないの?
独り善がりの傷に初めて抱いた後悔
加速する感情が唯一繋いでいる私を支配する
全て投げ出しても埋められない虚構なら
なぜ事実だけを与えてくれない?
完成された塊を正しく繋げても
歪な曲線を捕まえてみても
融合するよう力を込めても
一つになれない
君の中に私は流れない
これを愛と呼ぶなら
なんて残酷な反芻行為
柔らかな肌に
曖昧な表現のまま爪を立てた
流れる思考は確実に私から拒絶を奪ってゆく
まるで毒のよう
君の言葉はいつだって心臓を噛んで離さない
絡む視線は此処に縫いとめるための戒め?
捕らえているのは私だよ
なのにどうして
全て喰われている感覚に落ちてしまうんだろう?
痛いほど感じる言葉の誓約も
心地よすぎる体温も
どこか向き合うのが怖かった
握り返す私の手は冷たくて
いつでも逃げられるよう瞳を伏せていた
弱さを認めたくなかったんだ
正面から見ることが怖かった
拒絶されることが怖かった
手を伸ばしても
前に進めない
差しだしてくれた手を見ない振りしてるくせに
目の前は真実なんかないと思い込んで切りつけた
右目が崩れていく
どうしようもなく悲しいんだ

(無題) 

November 03 [Mon], 2008, 12:17
朝が来ると少しだけ救われる錯覚の中
押し潰されそうな現在に偽りの希望を降らせている
嘘でもいい
今だけでもいい
この痛みを麻痺させてくれるなら
目の前の理想郷を私は選ぶよ
真実なんて所詮造りものだもの
願いなんか何一つ叶わない
目を閉じれば、また真っ暗闇に逆戻り
このままどうか記憶も痛みも置き去りに眠らせて
もう大切だったものもいらない
私は
全てから解放されたい
縛るものは何もないのに?
縛っているのは自分自身なのに
微笑みに戸惑う
無力なこの部屋
片隅で告げる少しの執着
握った体温に溶けてさよなら
怖いくらいの心音に
生きている証よりカウントダウンの重さに怯えていた
ずっとこのまま壊れているふりで同じ言葉を繰り返していられたらいいのに
空白が惜しいなら
指をくわえてそのまま噛みきってよ
痛みを凌駕した
悲しみを陵辱した
爛れた左腕をナイフで殺して
頬を拭って笑ってみせて
安堵の表情
滲むのは儚さより原型を留めないあの頃の理想で
差し出された傷の深い腕が忘れられない
また繰り返すの?
私は同じことを何度も何度も
救えなかったからじゃない
罪を得て、罰を与えた
罪悪感がたまらなかった
許してほしいだけなのかもしれない
陰る笑みに綺麗なままの苦痛を重ね続けてた
一夜明ける毎に増す閉塞感と灰の夢
振り向いた先に表情などなかった

(無題) 

September 26 [Fri], 2008, 6:03
真実が私を見つけてくれない
手探りで辿る、多分これは希望
儚すぎて綺麗すぎて此処から今すぐ逃げ出してしまいたい
私にその言葉は不釣り合い
触れてしまえばきっと枯れてしまうから
虚実の境界なんて至極曖昧なもの
本当は誰一人解っちゃいないんだよ
何も
自分のことさえも
君が受け入れたのは君のため感情を左右することのできる私であり
目に映ることがなくなってしまえばどうせただのいらない記憶
ありがとうと握った暖かい体温が痛い
私が逆さまになったら、君はさぁどうするかな?
手も足も目も塞がれて腐る世界から助けてくれる?
何も救えない私なんかいらない、かな
止められない
気づいてあげられない
解放してあげられない
向き合えない
この手には何が残ってるの?
何も残らないからバツ印でも残しておこうか
誰かがきっと笑って棄てるだろうね
痛いだけの傷跡、ほら腐蝕し始めた
剥き出しの自我が耐えきれなくて発狂する
最初から解ってたから
聞こえないふりもした
もう誰も触れないで
此処から逃げ出したいんだ
私を見ないでもう誰も入ってほしくない
長い間一緒にいても
所詮一滴の薄紅色に消えるなら
せめて継ぎ接ぎだらけの笑顔をやめて
どうせまた私を引きずり出したいんでしょ
同じ価値観じゃないといらないんでしょ
解ってたのに
それでも救いたかったんだ
手を伸ばして触れてほしかった
もう、届かないね
ごめんね

はやっぱり
無力だ

(無題) 

September 17 [Wed], 2008, 4:59
君の声
君の表情
君の感情
君の理由
君の存在
君が愛した禁忌の慟哭
白は絶対
白は不快
指に絡む
必然と憧憬の無数の糸
二度とこない痛みを凌駕する日を
空白で埋め尽くす日に二度とこないよう祈った

(無題) 

September 13 [Sat], 2008, 3:24
暗い空を眺めていた
その中に求めたものがある気がして
遠く遠い果ての結末に輪郭を描いたけれど
漂い吸い込まれる紫煙のように
掴めるはずもなく消えていった
いつかの私
この場所へ立って、触れた指先に枷など無かった
不安定な希望を信じていたあの時
確かなことなんか何もないから
どうして?
こんなにも臆病になってしまったの?
傷をつけることは怖くなったのに
傷を受けることに感覚は鈍ったまま
どろどろと深みにはまってゆく
私という認識を狂うことなく置き換えれたなら
もう一度だけ憧れてもいいですか?
結局私は誰一人救うことなどできない
見れているのはほんの一部分でしかないのに
とびきりの笑顔も
触れない優しさも
握った体温の暖かさも
泣きたくなる程離したくない
なのにたった一つも護れない
無くしたくなんかないのに
どうか神様
目を逸らさず向き合える強さをください
消してしまえる過去なんかいらない
刃のような言葉からももう逃げないよ
私は私を受け入れるから
お願い
私の声を受け止めてよ
無力感に押し潰されそうだから
ねぇ昔みたいに笑って?
私の前でも
幼かったあの時と重なるように
脈を張り付けた仮面に笑ってる
私の手は
その仮面にも
傷口にも
真実にも
届かない

(無題) 

September 10 [Wed], 2008, 4:57
夢を見た
白い四角の空間に
不快感を煽るような雑音
鼓動が聞こえてきそうで
こういう感覚は好きじゃないのに
ただ抵抗もせずに目に映るもの全て受け入れた
消えてしまいたい程誰も救えない
否定は
もう
疲れたよ
鮮やかに主張する暗闇に咲く光は
やっぱり好きには到底なれなくて
私の声は君には届かない
私の差し出した手に君は関心しない
私の押し潰した望みにあなたは気づかない
ねぇどうすれば
腐りきったこんな世界に振り回されずに生きていけるの?
切り取られた空間に一つだけ映った星屑に誓った
せめて認めるだけの強さは持っていたい
崩れそうな自我を痛みで麻痺させて
手に入れたものは名前もつけられない感情だけ
残酷なほど
誰も救えない
自分自身さえも
途切れていく景色に目を伏せて耐えた
拒絶し続けた言葉が深く奥底まで突き刺さる
私は誰一人の理解もできなくて
誰一人にも向き合うことができなかった
わかってるんだよ
自分から逃げ続けて
目を逸らして聞こえないふりばかりの
そんな私の言葉なんか
どうしたって響くはずがない
温度のないマネキンのような掌
弱い私を許してください
また狂ってしまいそうな右手は縛って繋ぎとめておくよ
麻薬のような幸せを
痛みに歪んだ強欲を
泥中に沈んだ理想を
救えるものなら
救ってあげたい

(無題) 

August 08 [Fri], 2008, 4:04
死んだ目をしているんだね
誰かの声が頭の中で響いている
ここにも君の居場所なんかない
だってこの目には誰も映らないし
誰の目にも私は映らないから
生きている感覚がしなかった
何かを見いだせるかもしれないなんて
淡い考えにまた目の前が黒くなる
それどころか
こんな小さな世界にも
置いてきぼりになった
そこはもう
以前のような切なさは込み上げてこない
届かない苦しさに目を塞ぐ必要もない
ここは廃墟だ
脱ぎ捨てた感情が
悲しみを訴えかけても
私には解らない
少し前に
醜い顔は塗り潰したんだ
新しく創った偽物の表情で
何も映さず、何も聞かずに
ただ時が死んでいくのを待っていよう
張り付いた表情はまだ醜い
此処から
今すぐ
いますぐ?
誰だってよかった
ただ許してくれる存在がほしかった
それが利己であったとしても
解らないふりで笑うことなんか簡単だった
痛みを受け入れもしない
拒絶もしない
曖昧に掻き撫でて独り傷ついたふりしてるだけなんだ
不必要になるのが怖い
だけど積み上げたものを棄てる勇気もない
だから
どうか与えてください
意味を?
価値を?
不安定な意識の渦に眠る
私という使い捨ての玩具
どうしても消えない傷跡は
抉り取ってしまえばいい?

(無題) 

July 22 [Tue], 2008, 1:31
どうでもいいような綺麗事を並べて
また上辺で全て終わらせてしまおうとしてる
どうして
決まりきった台詞しか言えない
空っぽで空疎な廃の塊なのに
ここから見る景色には
閉じ込められたような息苦しさが這い上がってくるんだろう
望みも愛しさも
苦しみになってひと時の泡に消えてしまうなら
もう私にはいらない
自由すら枷になり身動きができなくなった
浅い呼吸を繰り返し耳を塞ぐ私は
一体何に怯えているの?
綺麗な、汚れのない白い腕に刻まれた
完璧な理想に押し潰されそう
涙まで塞いで記憶を殺していたのに
希望と期待に孕んだ目で私を見ないで
手を差し伸べ笑う優しさが痛い
たった一人排除される瞬間を待っているみたい
私はただの無力
もう感情なんて消してしまおう
優しかった記憶も無くなればいい
大切にしていればしているほど
消せなくて、苦しくて、痛くて
見上げた歪な空
助けてほしい
逃げ出したい
此処から今すぐに
鮮やかだった極彩色を纏う世界は私を残して
零れ落ちる砂時計のよう
留まることなくさらわれていった
枯れ果てた瞳に朧月夜
無抵抗な傷口に薄紅をひいて
何から真っ黒に変えてやろうか
何も映さない
何も感じない
痛みすら響かない
せめて面だけでも自尊心のないふりをさせて
空虚な心は満たされない埋められない
触れた掌、暖かさに心のどこかが締め付けられた
少しだけ
温度が流れた体に鼓動が聞こえた

(無題) 

July 18 [Fri], 2008, 0:47
色彩を失った虚ろな世界
触れれば脈打つ瓦礫の情景
解放の時を待ってる
大好きな記憶に縋りついている哀れなこの姿には影もなく
拭えない感情を抱き締めても抱き締めても
虚しさに一層支配される、それだけの世界
望みも苦しみも存在しない
だって此処には抜け殻しかないんだから
感覚が麻痺してうまく制御できない
触れているのは感情なのか自尊心なのか
モノクロの両目じゃもう解らないよ
温度のない私には
体温に触れていたって何も解らない
何も感じない
蠢く灰色の群れ
偽るしか能のない自らに縛られた雑音
知らないふりで押し込める日常
時が止まった矛盾だらけの部屋
何も伝わらない
失うくらいなら
初めから知らなければよかった
待ちわびて奪われて
また寂しさに耐えて
ただ命令されるがまま生きているだけ
失う辛さだけが私の感覚を支配して
目に映るもの全て真っ黒に変えた
輝いて見えた
あなたの望む空
行き場のない喪失感に押し流されるように
私の手の中で壊れていった
触れられたくなくて
隠してた何回も何回もきつく縛り付けながら
忘れてしまえるものなら
何度だって笑ってみせるよ
欲しかった言葉が
深く体の奥底に突き刺さる
助けてほしかったのに
助けてほしい
助けて
助けて
無意味な音に不快感を示した
より大きな冒涜に苛まれて
無様な傷跡を垂れ流し続けた
無欲な仮面が欲しい
それは私の最大のエゴ

(無題) 

June 30 [Mon], 2008, 3:32
今まで誰かのために、なんて
変わることなんかできないと思ってた
景色が滲む雨の日
私は晴れるのを待っていたんじゃない
ただ雨だという事実を理解しなきゃいけなかった
受け入れたくはないけれど
もう充分空の涙と交ざり合ったから
私は瞳を閉じてしまうことにしよう
あなたの足跡を探しては安堵して
生きる感覚に同化させようと必死だった
そうしないと崩れてしまいそうだったから
抜け殻の私に
仮初めの現在、過去、ガラス細工のこの場所に
色を与えてくれたのはあなたでした
目まぐるしく廻る世界で
小さな真っ白の情景を見せてくれた
いつしか私は
あなたが望む空ばかりを見るようになったんだ
全部知りたくて
何があるのか、知りたくて知りたくて
あなたが考える時間に支配された中で、繰り返す夢現を
飽きるくらい何度も解いていた
溢れかえる感情の波は非現実の安らぎ
背中合わせの静寂に心が呼応する
その声で、その言葉で
何度救ってくれたことだろう
深く自分を閉ざして
思い浮かぶあなたはいつだって手を差し出してる
決して捉えられない瞳に強い意志を宿して
視線を落とすあなたはなんて幻想的
降り注ぐ月時雨は私の小夜曲
記憶に溶け合うセレナーデ
優しくて
手を伸ばせば触れられそう
まるで体温のような
迷いも涙も偽りも、全部全部洗い流して
罪を重ねているという自己陶酔も裁いてしまえれば
もう少し楽でいられたかな?
あなたが創った世界に沈んで何もかも遮断していた日々
逆回りも認めたその時間が好きだったんだ、たまらなく
幼い頃描いた現実と空想の狭間で
なぞった理想も許されたから
けれど曖昧すぎる枠の中ではただ儚く拙いだけ
あなたの声は綺麗で透明で
今にも零れ落ちてしまいそう
途切れてしまいそうな旋律の中で
ただあなただけが
その声だけが私を導いてくれた
景色が薄紅を帯びて
世界は表情を創る
ありがとう
小さく脆い一時の夢だとしても
あなたを想うだけでこんなにもたくさんの優しい記憶に出会えた
大切に大切に抱えていた真珠の心
「手を翳した」
セレネのように、決して色褪せることのない眠りを
美しいまま永遠を彩って
意味を与えるだけのこんな言葉じゃきっと現せれない
安らぎも悲しみもあなたがくれた真実だから
今は、痛みも孤独も愛しさも、抱いて眠ろう
再生の朝、決別の灰
檻の中の小鳥よ
鼓動を感じて
掌のぬくもりを肌で確かめながら
それだけでほら、自分から踏み出せると信じてる
幸せを願える勇気を私に
一瞬で絶える運命なら
交えることのないこの想いのように
大我の空がいつまでもあなたに降り注ぎますように
願えるのなら、あなたの愛する人がその輝きに護られますように
今は躊躇う後ろめたさだとしても
いつかを信じて現在を生きるよ
好きだから
好きだったから
でももう行かなくちゃ
泣いて縋っていた私にさよなら
あなたが見せてくれたもの
一つとしていらないものなんかなかった
絶対忘れない
全部全部大切にしまっておくよ
独りでだって立ち上がってみせる
9つの季節はリラの砂時計
あなたがくれた
最愛のエレジー
大好きでした
ありがとう
さよなら
P R
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