四国犬の石渡

April 22 [Fri], 2016, 9:17
レベルの低い歯科医に当たってしまうと、せっかく手術したインプラントがグラついたり外れたりするケースもあります。もちろん名医と言われる歯科医がオペしてもそういったことは起こりえますが、その確率には大きな開きがあります。万一に備えて保証制度があるのないのかは前もって確認しておいた方がいいでしょう。
インプラント治療はデメリットよりもメリットの方が大きいんです。保険がきかなくて費用が高くても、治療期間がとんでもなく長くなっても、外科手術が必要であっても、受ける価値があります。入れ歯やブリッジはなくした歯を外見上だけは補ってくれますが、インプラントは自分の歯と同じように噛めるという機能を取り戻すことができます。
インプラントにすることで、食事がとっても美味しくなります。味は言うまでもなく、食材の食感や温度まで感じることができます。固いものも普通に噛むことができるので、控えていたものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は入れ歯の4倍もあります。
インプラントは保険が効かないので、費用は高額になります。でもだからといって、値段を基準にしてインプラントを選ぶような愚を犯してはなりません。表示金額以外に手術費用等を追加で請求される場合や、安全性に問題のある製品だったりという場合もあります。インプラントを選ぶときに優先させるべきものは、まず第一に安心して任せられる歯科医かどうかをチェックすることです。
インプラントは1本から手術できますが、実際は数本の手術となる場合がほとんどです。インプラントを希望するのは高齢の方が圧倒的に多く、埋入しなければならないインプラントが1本ではないケースの方が圧倒的に多いからです。また、大部分の歯がなくなっている状態のことを多数歯欠損と言い、このようなケースではall-on-4といった特別な方法が用いられます。
allon-4とは、多数歯欠損の方に行われるインプラント手術の最も新しい高度な技術です。今までの方法ではインプラント1本に対して歯も1本でしたが、オールオンフォーではインプラント4本ですべての歯を支えます。片顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。インプラントの埋入本数によって、all-on-6などと呼ばれることもあります。
最近は歯科医院でもインフォームドコンセントをアピールしているところが増えてきました。特にインプラントなどの費用が高額になる保険が効かない自由診療を行っているデンタルクリニックに多い傾向があります。外科手術というリスクと高い費用、長い治療期間を考えれば、患者の立場からしてみれば当然のことのようにも思えます。
インプラントの治療期間が長引く理由としては、歯の土台となるインプラント本体と顎の骨が結合するのを待つ必要があるからです。ソケットリフトなどの骨造成を行う場合には更に時間が必要となります。長い場合には治療期間が3年に渡ることもあるようですが、完了後には以前と比較して生活の質がガラリと変わります。
インプラントは抜けてしまった自分の歯を人工の歯で補うための治療ですが、似たような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が使えますので安く済みますが、それ以上に大きなデメリットが目立つことも事実です。共通しているのは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、見た目だけだと歯は全部揃っているように見えます。けれども実のところは見せかけだけで、自分の歯と同じように噛めるかと言えば、残念ながらそんなことはありません。外見だけを気にするのか、それとも歯の機能自体を気にするのかは希望だけでは判断できないかもしれません。
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