ジャック・デリダを思う。 

January 06 [Thu], 2005, 21:43
デリダは徹底して諦めた。
デリダは理解を求め、そして拒んだ。
「私を理解せよ。そして理解するな」と静かに叫びつづけた。
デリダは、書かれたもの、話された言葉の中に、意味を読み取るなと言い、
意味を変節させ、多様なイメージへと拡散せしめよと言った。
私は拡散する、あなたも拡散する、ここではないどこかへと、拡散しつづける。
やがてあなたの知らないところに種は落ち、新たな世界の可能性を育むだろう。
デリダは、デリダを知らない人々の中へ、めったやたらにダイヴしていった。
あらゆるシーンのなかにデリダがいた。いつもそこにデリダがいた。
誰もがデリダを慕い、そして同時に怖れた。
デリダは群れなかった、そして、群れない人たちのつながりを思って、
幸せな気分になった。
群れない人たちのつながりを確信して、安心して死んだ。

本屋へ行く。 

January 05 [Wed], 2005, 21:54
政治思想家アントニオ・ネグリと、その弟子のマイケル・ハートが書いた
『帝国』という本が、1年前くらいからかなり話題になっていたらしい。
ひさびさに本屋の現代思想コーナーを眺めてみたら、確かに『帝国』
関連本で埋め尽くされている。。。

世界のボーダレス化をアメリカによる『帝国』化としてとらえなおし、
そのシステムに抗するために、従来の市民概念を乗り越えて、
『マルチチュード(「公衆」って感じの意味でしょうか。。。)』という概念を
打ち立てているそうな。
そうして、スピノザ、マルクス、アレント、ドゥルーズなどの現代思想の系譜を
踏襲しながら、世界の変化と個々人の内面の関連を解きほぐしていると。。。

聞くところによると、この本の原書が出版されたのは9.11の前なんですが、
完璧なまでに、あのテロを予言していたそうですよ。

↑読んでないのに、ちゃんと紹介はできませんね。ごめんなさい。
6000円くらいするので迷いましたが、明日にでも買ってみようと思います。

離れてゆく。 

January 04 [Tue], 2005, 4:53
お互いの意識が接近して、溶け合ったり衝突したりして、また離れてゆくのを感じるとき、これが生きることの総体なのだと考えたりする。
そして、不思議なことに、強い力が湧いてくる。元気になる。
なんでだ?

ネガティブな夜を過ごす。 

January 03 [Mon], 2005, 5:09
思ったことをそのまま書こうとしますが、そうするとどんどんネガティブな
方向へ進んでいきます。
そのまま行きつくところまで行ってしまえば、「脱皮」するのではないかと、
そんな感じがするので、今日は勝手にひとり、思いっきりネガティブな夜を
過ごすことにします。

さて……
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