岩塚のことを思い出す 亀田と農心提携

May 08 [Tue], 2012, 11:30

 危険な舵取りだな、と思います。

 農心といえば、日清のインスタントラーメンの製造技術を劣化コピーさせたことで有名な韓国企業ですね。

 はっきりいいますが、日本の技術が高いのは、やれ国のためとかそういった題目なしに、いいものを求めた結果、いいものができただけの話だと思っています。

 経営力という点では、傑出した人物はそんな人数が日本にいるわけでもありません。

 
 ここで思い出すのが、過去技術供与して大成功した岩塚製菓でしょう。

 引き合いに出されている方も随分にいらっしゃるようです。


 岩塚はかつて、台湾企業の宜蘭食品工業に技術供与し、その結果瀕死の状態だった宜蘭食品工業は立ち直りました。

 そして、台湾のシェア90%を占めるようになった宜蘭食品工業が、中国に進出する際、岩塚と共同出資し、その結果誕生したのが旺旺です。

 旺旺グループといえば、今では中国の巨大食品企業として成長を続けています。

 もちろん、岩塚側にもこれは大変な利益をもたらし、営業利益は赤字ですが、今もおいしい煎餅を作り出してくれているわけです。


 正直、岩塚の黒豆煎餅は最高においしい。

 お菓子っぽくなく、煎餅というどっしり感、また米の味わいが最高です。

 あと鬼ひびも好きです。

 とりあえず、煎餅は岩塚が一番おいしい。

 結局、こうして美味しい商品を作り出せるのも、縁がもたらした儲けによるものなので、まさしく情けは人のためならずですねえ。

 
 さておそらく亀田はこうした岩塚の後を追いたい思惑があるのでしょうが、果たして。

 まあ、正直なところ、あまり先行きがいいとはいえないでしょう。


 しかし、いいものを作る企業と、売れるものを作る企業とでは、土台理念が違うのは確かです。
 
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