よちをの姫凜

March 07 [Mon], 2016, 14:35
腕の良くない歯科医に当たってしまうと、せっかく手術したインプラントがグラついたり脱落したりする場合もあります。もちろん経験豊富な歯科医が施術してもそういったことは起こる可能性はありますが、その確率には大きな開きがあります。万が一の場合に備えて保証の有無は手術前に聞いておいた方がいいでしょう。
インプラント治療のメリットはデメリットを凌駕します。保険がきかなくて費用が高くても、治療期間が1年を超えても、外科手術を行う必要があっても、受けてみる価値があります。入れ歯やブリッジは失った歯を外見上は補ってはくれますが、インプラントは噛むという歯の機能自体を取り戻してくれます。
インプラントにすることで、また美味しい食事を摂ることができるようになります。味はもちろん、噛んでいるという実感や熱さや冷たさまでしっかりと感じることができます。固いものも普通に噛むことができるので、我慢していたものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は天然歯の80%まで回復します。
インプラントは自由診療なので、費用は高額になります。でもだからといって、安さを優先させてインプラントを選んでしまうときっと後悔します。実際の請求額と表示金額に違いがあったり、品質に大きな問題がある場合もあります。インプラント選びで重要な事は、第一に信頼できる歯科医かどうかを気にすることです。
インプラント手術は1本からでもできますが、現実には複数本の手術となる場合がほとんどです。インプラントを希望するのは高齢の方が圧倒的に多く、埋入する必要があるインプラントが1本ではない方の方が圧倒的に多いからです。また、多くの歯が抜けている状態のことを多数歯欠損と言い、このようなケースではall-on-4といった特別な方法が採用されます。
allon-4とは、歯がほとんどない方に行われるインプラント手術の最も新しい高度な技術です。これまでの方法ではインプラント1本に対して歯も1本でしたが、all-on-4では4:16となります。上顎もしくは下顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。インプラントの埋入本数によって、all-on-8などと呼ばれることもあります。
この頃は歯科医院でもインフォームドコンセントをアピールしているところが増えてきました。特にインプラントなどの治療費が高額になる保険が効かない自由診療を行っている歯科医院に多い傾向があります。外科手術というリスクと高額な治療費、長い治療期間を考えれば、患者側からしてみればあって然るべきことのようにも思えます。
インプラントの治療期間がとても長くなる理由としては、埋入したインプラントと顎の骨が結合するのを待つ必要があるからです。GBRなどの骨造成を行う場合には更に時間が必要となります。長い場合には治療期間が3年に渡ることもあるようですが、終了すれば生活の質が一変します。
インプラントはなくした歯を取り戻すための治療ですが、似たような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が効きますので治療費は安く済みますが、それ以上に大きなデメリットが際立つことも事実です。共通しているのは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、ぱっと見では抜けている歯はないように見えます。けれども実のところは表面的な事で、普通に噛んでも問題ないかと言えば、そんなことはまったくありません。第一印象だけを気にするのか、それとも歯の機能自体を気にするのかはいろんな状況を考慮に入れる必要がありそうです。
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