ラビュ―・ラビュ―1 

2006年07月15日(土) 15時55分
ことの始まりは上田の一言だった。





ここ最近毎日のように続く真夏日。
いったい梅雨はどこ行ってしまったんだろうか。

寝巻き代わりに着ていたTシャツがびっしょりと汗で濡れているのを見ながら思う。
今日も目覚めは最悪だ。
一昨日の夜に突如壊れたクーラーを睨みながら、のっそりと仕事へ行く準備を始めた。



楽屋に入れば、待ち望んでいた涼しい風に包まれる。

「うお〜マジ天国だぁ」

暑さのせいで早く目覚めたせいか、まだ楽屋には誰も来ていなかった。
朝シャワーを浴びてきたにもかかわらず、家から仕事場までの距離でもうすでにベタベタとする肌。

「きもちぃ〜」

荷物を適当に放り投げると、畳の上に大の字でごろんと寝転がった。
風の心地よさと、畳の青臭いにおい。
横になったことで沸き起こってくるここ2日間分の眠気。
俺は己の欲求に逆らうことなく目を閉じた。
2006年07月
« 前の月  |  次の月 »
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
月別アーカイブ
日別アーカイブ
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:rabyu-rabyu
読者になる
Yapme!一覧
読者になる