知能心理学〜ソーンダイクの知能の多因子説

May 08 [Thu], 2014, 9:56
知能の構造については研究が行われてきた中で、さまざまな説が出されてきました。
スピアマンが唱えた説は、知能がふたつの因子で構成されるという「知能の2因子説」です。

これは知能が知的作業全体に共通する因子である「g因子」、知的作業に限定して専門的にはたらく複数の因子である「s因子」から構成されるというものです。
それに対してソーンダイクが唱えた説は、「知能の多因子説」です。

この考え方は知能にg因子がなく、多くのs因子が集合しているものであるというものです。
ソーンダイクは1927年、CAVDとう4つの検査によって知能を測ることができると提唱しました。

「C」は文章完成テスト、「A」は算数テスト、「V」は語彙テスト、「D」はさしずテストです。
このことから、4つの因子があるということになったのです。

ソーンダイクの唱えた説以外にもさまざまな説が出され、知能心理学というべき学問は発展していきます。
たとえばサーストンは57種類のテストを大学生に実施した結果、知能には9因子があるという説を唱えました。

ガードナーにいたっては、180の因子があるという説を唱えています。
こういった説を通して現在では、知能は最初共通的にはたらくg因子的な因子で構成されているものが、年齢を重ねるにつれて専門的に働くs因子へ分化していくとして考えられるようになっています。
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