だれのせいにする?

July 09 [Mon], 2012, 19:53
以前、こんなことがあった。
同級生のみっちゃんから茶をしばきにいくべととつぜん携帯にメールが入った。
彼女は自分で小さな会社を経営している。
経営者って、こんなに横暴なわけと軽く額に筋を生じさせる私。
もう。
夕方なのに。
店じまいに入るかなー今日は早めに帰ってDVDでも借りて家でみようっっと思っていたところなのに。
いくら職場が近いからってさー、あたし別会社のヒトなんだけど。
プンプン。
とはいえ律儀な私は、ええでと返信し、終業時間のベルが鳴ると同時に席を立った。
みっちゃんはタバコをすいながら待っていた。
私が、深い赤色をした昭和チックのソファに腰掛けたとたん、どうおもうーときたもんだ。
自身が関わってきたある製品に欠陥がみつかったという。
これは、業務内容の違う2社が委託して取り組んでいた製品だ。
発注者側の担当者は、40代後半の女性既婚らしい。
彼女、スミコさんは、みっちゃんの会社Aの担当者イケメン30代ハヤトがいたくお気に入りであっ足フェチた。
きゃAB2社の業務の棲み分けは、みっちゃんの会社が作業部隊、B社が工程管理、というものだった。
だから本来なら、スミコさんは何かあればまず別会社Bを通して指示を出すべきだ。
しかし、直接やりとりする機会を増やしたかったのか、スミコさんはB社に知らせずハヤトに直接指示を出すことがしばしばあったという。
そのためB社は、発注者から途中どんな指示が出されたのか、多くは知らないままであった。
で結果、欠陥の発覚である。
苦情はまず、発注者側の、スミコさんの上司から、B社に宛、CCにてA社のハヤトとみっちゃんにもメールで来たという。
ハヤトからメールみましたと聞かれ、みっちゃんがあわててみてみると、たんたんとよけいヒヤっとする、こういう場合B社に苦情申し立てる内容。
さっそく、B社のトップから、みっちゃんに電話があり原因究明のため、途中の先方からの指示をすべて教えてもらえないかと言ってきたそう。
もろもろのやりとりの後、B社が謝罪と原因究明結果として出した文書は最大の原因はオペレーションミス。
つまり作業者であるA社ハヤトのミスであるというものだ。
自社のせいだけじゃない、と言いたいのは分かるけどさあとみっちゃん。
いわく、ミスは総合的、多角的なもの。
さまざまな要因と不幸が重なった結果生じるものでしょう。
それをウチだけのせいにするなんて。
ヒドイっていうのと、なんかその分析結果、頭わるすぎないかって思うのよ、とのこと。
フムフム。
私はこのアイスコーヒーおごれよと心のなかで思いつつ耳を傾ける。
とはいえ、発注者のハヤトお気に入り状態は、変わらないそうなので今後の業務に大きな支障が出ることはなさそうだというのが救いだそうだ。
とはいえみっちゃんは、いちばん大きいのはハヤトと発注担当者間のホットラインだと思うんだけどね、そこをまあ、いいかって思ってた私もいるからさと結んだ。
B社による原因究明結果は誰かをスケープゴートにしようという、偏った、しかしこれまでの腹いせウチを通さずに工程が進んでいったが背景にあるのかもしれない。
B社の出した原因究明結果からは、ミスは、複合要因によって発生しているのだからねっ、ディレクション担当のせいにしないでよね、あっちのせいもあるんだからねっという悲痛な叫びにも聞こえる。
人的要員君は、いたるところにいるものだ。
意図せずぼんやりしていて私がなりやすい役割だ。
嗚呼。
自社提供サービスが引き起こした重大災害の原因をこれまで想定外としていたのを、やっと人災と言及した会社があったな。
とても当たり前だけれど、某社の体質やこれまでの流れを考えると、画期的結セとのことだ。
ある意味コワイかも。
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