Buenas tardes,
ペピアンという料理がある。これはアンティグアの名物料理らしいけどアンティグアではなかなかおいしいペピアンにめぐり合えない。まあ、ペピアンに限らずアンティグアでおいしいものを食べるのはとてもむずかしい、とわたしは思ってるんだけど。
ペピアンは親戚が集まったり、おめでたいことがあったりしたときに作るらしい。もちろん、グアテマラの西側のほうだけ。キリグアのような東部ではペピアンは作らない。でも、このペピアン、とってもおいしくて簡単、日本でもすぐにできるので今日は皆さんにペピアンの作り方を紹介します。しかもベジタリアン向けのペピアンです。
材料は、隼人瓜、玉ねぎ、ニンニク、トマト、ピーマン、ジャガイモ、にんじん(好みで)、ミルトマテ(食用ほうずき、これは日本では手に入らないと思うので、その場合は熟してない青いトマト)。
それから、白胡麻、カボチャの種、ピーナツ。カボチャの種が手に入らなければ省略して、ピーナツは入れても入れなくても。胡麻は必須。たっぷり使うことがおいしさの秘訣。
トマト、ミルトマテ、にんにく、玉ねぎ、ピーマンをフライパンで弱火でじっくり、とろりと柔らかくなるまで焼く。
胡麻、カボチャの種、ピーナツもフライパンで香ばしく炒る。
これら全部を一緒にミキサーにかける。適当に水を加えてとろりとした状態にする。これがスープになる。
隼人瓜、ジャガイモを適当な大きさに切り、ニンニクと一緒に油でさっと炒める。野菜は好みでニンジンを入れてもいいし、インゲンを入れてもいい。
ミキサーにかけてトロトロになったスープを鍋に移しそのなかに炒めた野菜を入れ、塩で味付けをし煮込む。
味付けは塩だけで十分おいしい。
このままだと色が白っぽいのでグアテマラ人は必ず赤く着色する。赤い色が古代マヤの時代からとっても重要なんだね。
着色に使うのはこれ。アチョテ。古代マヤの時代から食紅として使われている。カカオの飲み物(元祖チョコレート)にもこれを入れて赤くして飲んでいたらしい。
赤、というより、朱色。
アチョテはうちの庭で、11月の中ごろ、こんなきれいな花を咲かせ・・・
花のあとにこんな実をつけ、今が収穫時。
できあがったお肉なしのペピアン。ご飯とフリホーレスを添えて。お肉がなくてどうかな・・・って思いながら作ったけど、野菜の旨みがじゅうぶん効いていてほんとにおいしい。お勧めの一品です。
ペピアン、普通は鶏肉を使ってこんな感じ。鶏肉をよく煮て、そのスープでミキサーにかけたトマトや胡麻を伸ばす。
是非、お試しあれ!