ダイニングキッチン

2008年04月27日(日) 21時28分
交差点ですれ違った ブルーグレイのちいさな車
ハンドルにしがみつく女の子に あの頃の君が重なる

水道の流れに指を絡ませ 遠くの霞と交わす言葉
僕の耳にはもう届かない

ダイニングキッチン いつもどおり白いテーブルクロス
ダイニングキッチン 君の飾る花は幻なのか

走り去る人の群れと水飛沫 にわか雨の町並みに
赤いカバンで凛と雨宿り 曇りガラスの向こうでも君と分かるよ

歩くことすら忘れてしまって 視線はただ時を彷徨う
かすかな光も覗かないカーテン

ダイニングキッチン いつもどおり熱いモーニングコーヒー
ダイニングキッチン 君の歌うメロディーは風の音

ストレンジ

2008年03月22日(土) 22時05分
何も知らないことばかりさ
どんなに多くを知ろうともひたすら拡がる未知なる世界

すごい刺激的な毎日さ

ひとつの時代築き上げた神の御霊
群がる魂も含めて憧れてみるのもいい

Go to the strange days 張り詰めた空気に曝されて
此処を行けば何があるかこの瞳で確かめてみたい

決められたカテゴリーに囚われるほど 僕の景色は狭くない
唸るようなエレジーで絞められるほど 僕は満たされちゃいない

裏切りとか絶望で他人を羨むくらいなら
時には自分の中で破壊を楽しんでみるのもいい

Go to the endless days 見せかけの勇気に囲まれて
埃っぽい塵の渦に埋もれてしまわぬように

Go to the strange days 張り詰めた空気に曝されて
此処を行けば何があるかこの瞳で確かめてみたい 確かめてみたい

遠ざかる町

2008年03月04日(火) 14時59分
駅前の喫茶店の脇で きみはちっちゃく手をふる
さよならが届かないよ 無理につくった笑顔じゃ

季節はずれに白い花 きみの足下でふるえてる
最後のことば見つけられずに 時計はすすんでゆく

さっきまで触れてた手と手に 感じてた君のぬくもり
からめた指と指の強さは 今もここにのこる

電車は遠くはなれてゆく きみを残したままで
きみの声 きみの微笑み こころにきざんでゆく


降り始めたアメツブの中で たたずむきみの姿
二度とはあえぬ思いは むねを通り過ぎてゆく

なにも変わらぬ景色の中に いつものきみの姿 
その髪や そのしぐさも 思い出になってゆく 

窓に流れて遠ざかる町 涙で見えなくなる
きみの声 きみの微笑み こころにきざんでゆく


つかの間のやすらぎの中で きみの気配を感じる
明日から空をそっと見上げて 流れ雲おいかける

きみの写真がかすんでゆく 思いが砕けそうになる
何度でもつぶやいてみる 幻ではなかった

電車は遠くはなれてゆく きみを残したままで
きみの声 きみの微笑み こころにきざんでゆく

窓に流れて遠ざかる町 涙で見えなくなる
きみの空 きみのやさしさ こころにつないでゆく

ゲルニカ

2008年02月27日(水) 21時05分
神に祈りを手と手あわせて 願い賜る愚かな羊たち
「私だけはと!」我先んじて 微かな光に無理やりしがみつく

「あなたの生まれた街が あと2時間で地獄行きです」
さぁ助けに行かなくちゃ その大切な命と引き替えに

明日の事など 誰も分からぬ no no my sister
欲張り過ぎると 気付いた時は悪魔の舌の上


嘘が大好き みんな大好き ニヤリニヤリとそっと忍び寄る
天使の声か 悪魔の声か どうぞそこだけはそっとして触れないで

「あなたの身体の中に黒い影が見えます」
取り除いてあげましょう その大切なお家と引き替えに
 
心の中から叫びたいはず no no my sister
うっかり信じちゃ 気付いた時は薄暗い穴の中

そんな時僕が聞きたいのは 神の声さ
勇気だけでは 渡れない橋の上には
欲望 絶望 羨望の嵐が吹き荒れてる 今日もまた


こんな世界に未来など 無いことなど分かっています
あと少しの命でも 運命のイタズラに逆らいたくなるんです

明日の事など 誰も分からぬ no no my teacher
大きく渦巻く 憎しみの群れ 振り払いながら

僕等が愛した この世の全て 消え去り滅びても
必ず生きづく 希望と言う名の魂の欠片が 

ジェットコースター

2008年02月25日(月) 2時51分
恋はまるでジェットコースターのようだね
あきれるほどの待ち時間と一瞬の歓喜とスリル

終点には飾りが何もなく
無表情でただ送り出されるだけ

絶対に変わらないと約束したけど
きみもぼくももう シズルの景色は見えない

今の僕らは栓を忘れたコーラのようだね
べたべたに甘く 誰も振り向きもしない 誰が閉め忘れたのか

はじけるおいしさは もう二人には味わえない

絶対に変わらないと約束したけど
きみもぼくももう シズルの景色は見えない

絶対に変わらないと約束したけど
きみもぼくももう シズルの景色は見えない

ドロップ

2008年02月23日(土) 4時02分
それは見事予報に裏切られた雨の休日
アーケードを抜けきれず 雨宿りに入った小さな古い喫茶店

適当に席を選び 珈琲を啜りながら
窓を見たら 端っこにひとりで座ってる子に心を奪われたんだ

rainy day story 僕はひとり
shocking in the rain oh, stop the time

空模様 水玉模様の昼下がりに見つけた my little love

僕には勇気がないから 
もちろん声を掛けることなんて出来ないまま 
あの子は店を出て行った

rainy day story 僕はひとり
shocking in the rain oh, stop the time

もう一度お目に掛かろうと 雨を待ってる my little love
my little love my little love..

かげろう

2008年02月20日(水) 3時18分
神を恐れぬ行為すら この街ではすぐ笑い話
きのう食べたすてきな思い出も 今日には太平洋まで流れ出ちゃってる

きみとぼくは 夏の日差しに炙られて ゆらゆらゆれてる
この街のアスファルトの上で ゆらゆらゆれてるだけ

知らない声に驚かされ 明日のことは他人次第
大人の言葉に見栄を張ること それが精一杯のぼくらだね

きみとぼくは真実のぬくもりを探し 静かに抱き合う

誰のせいでもない いつも感じてるし、耳についてる
ぼくの声で伝えなきゃ、伝えなきゃ
自分の居場所を見つけるため ぼくらが生まれてきたこと
みんなに伝えるため  

きみとぼくは 夏の日差しに炙られて ゆらゆらゆれてる
この街のアスファルトの上で ゆらゆらゆれてるだけ
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