新日本ジュニアの至宝IWGPジュニア王座をかけ、4.4新日本プロレス後楽園ホール大会で激突する王者・丸藤正道(プロレスリング・ノア)、挑戦者の獣神サンダー・ライガーが17日、東京・新日本プロレス事務所で開かれた調印式に出席した。
丸藤は昨年暮れのジュニアオールスター戦「SUPER J−CUP」で獣神サンダーライガー、田口隆祐、プリンス・デヴィットに勝って優勝すると、翌年1.4新日本プロレス東京ドーム大会で4代目タイガーマスクも撃破し、IWGPジュニア王座を戴冠。その後、1.30後楽園で再びデヴィットを下して初防衛、今月5日の新日本プロレス創立38周年旗揚げ記念大会では金本浩二をも破り、防衛V2とともに対新日本ジュニア6連勝を達成していた。
その金本戦の直後、ライガーがバックステージに乗り込み挑戦表明。丸藤もこれを真っ向から受け止め、4.4後楽園ホールでの王座戦が決定した。
「ライガー選手は憧れの存在でした」
実家に帰れば、ライガー特集のビデオが何本もあることも明かし、「昔から見ていた選手」との頂上戦を「うれしいですね」と丸藤。いつもと変わらない冷静な口調なのだが、ライガーがこれでもか!と気合が乗っていたせいか、ひと際その様子が対照的に映った。
昨年12.22「SUPER J−CUP」1回戦で、丸藤はライガーから勝利。ただし、3カ月前に直接対決で勝っているからといって、それをアドバンテージとも、気持ちの面で優位に立っているとも思っていない。
「前回のJ−CUPは団体関係なく、ジュニアのみんなで盛り上げて成功させようっていう気持ちが一つになりましたから、試合が終わった後も握手しましたけど、でも、今回は真逆だと思う。気持ちを引き締めていきたい」
ライガーが謝罪した挑戦表明の仕方――つまり、バックステージにまで乗り込んでいった“無礼”に対しても、「いや、ああいう挑戦表明はむしろ火がつきましたね。僕の中では良かった」と歓迎。丸藤からは憧れのライガーに対するリスペクトの念が端々から感じられた。だが、そうは言いつつももちろん、試合では容赦しない。
ノアジュニアが最強、改めてそう言い放つと、むしろライガーは“過去の憧れの存在”であり、現在の丸藤には眼中にないかのような、痛烈な言葉を浴びせた。
「自分の団体にも、自分のプロレスにも自信がある。それを証明するためにも勝ち続けますし、新日本の選手が何周まわっても防衛し続けますよ。何周してでも吉橋(伸雄)にたどり着きますよ(笑)」
団体ジュニアの象徴から、デビュー3年目の新人まですべてが標的。もう参った、そう新日本が降参するまで、丸藤は永遠に王座を防衛する覚悟だ。
■新日本プロレス「NEW DIMENSION」
4月4日(日)東京・後楽園ホール 開始18:30
<IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]中邑真輔
[挑戦者]NJC優勝者
※中邑は6度目の防衛戦
<IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]丸藤正道(プロレスリング・ノア)
[挑戦者]獣神サンダー・ライガー
※丸藤は3度目の防衛戦
【3月17日18時5分配信
スポーツナビhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100317-00000013-spnavi-fight