5番目は
4月の入学式から ここまでの1ヶ月で
過ぎてみると ものすごい速度で成長した。
言い換えると 適応出来た ということだ。
基本的に 定型発達という素地はあるので
心配はしていなかったのだが
結局 まわりは みんな IQのばらつきにより
何か、かんか 高い知能の部分があるために
最初から カタカナまで読める子は多かった。
周りと自分との比較が出来て
客観的に 自分で考えるので
そこでの 落ち込み(劣等感、 できない自分の認識)は 強かった。
自分の程度が 5番目自身が言われなくても
身にしみて わかっていたから。
スゴイ暗記力を 発揮している子も多く
そういうところを 見聞きして すごいなあと感じるらしく
「sちゃんね〜 すごいんだよ、 暗記するの(;゚Д゚)!」
と 話していた。
ただ これらのことは 予想済みで
みんなより出来ていないことが 自分で自覚できることこそが
5番目の 武器であり
「でも せつなも わかる でしょう?
並ぶ順番とか 覚えたでしょう?
それと同じだよ」
という話は してきた。
朝 ちょっとだけ 登校時についていくことも
クラス内でのそういう会話に耳を向け
自分はまだ付いてきてもらってることを
恥ずかしく感じたり
でも 自分は ママが好きだし 一人は寂しいし
とか 葛藤も 起きる。
そういうこと全て(自分と周りとの違い)が 自己の確立を促す。
(あくまで定型のの場合)
最近 私が よかったなあと思ったのは
5番目が 冗談がやたらと上手くなったことだ。
自閉症スペクトラムを持つと 冗談が 出来ない。
面白い話ができることとは違い
冗談は
その場の空気が読める 相手の気持ちが読める など
上の子達が 苦手な能力を使うのだ。
(相手の心理的な状況、表情、 間合い、 言い回し、 文面であれば 行間など
相手から常に発せられているサイン、 ニュアンスなど空気を読む能力)
最近のことだが
長男が 5番目の横で ゲームをしていたのだが
(PS2と PS3を ならべてそれぞれやっている)
何かで ちょっと 5番目が生意気な言動をして
それに対して たしなめるつもりで
長男が
「やるか てめー」
と言ったのだが
すかさず
「おう かかってこいや」
と わざとらしいドヤガオ付きで 大きな声で 切り替えした。
私は その ツッコミの鋭さに 爆笑した。
長男は 一瞬 「え?」
という感じだったが 私が大爆笑していたのと そう言い放ったあとも
5番目が 大げさなドヤガオをしてみせていたことで(身振り付き)
「え?? せつ、冗談言ったの?」
と理解していた。
言葉をそのまま受け取り どこで機嫌が悪くなるかわからない
地雷もちの長男に 恐れ知らずにも
その場の空気を読んで(長男の機嫌 気持ち)
踏み込んでのツッコミは 絶妙だった。
つまり 5番目は 冗談で切り替えしたのだ。
日常でのこういう場面は 増えつつある。
だが たいていの場合切り返しの冗談を 私は おおウケなのだが
当の相手の上の子(長男と 3番目)は わからないことが多く
私の 大爆笑と解説とで
「え? 今、せつ(5番目) 冗談言ったの?」
と なる場合が 多い。
とくに3番目は
「おねえちゃん いまでも その技術は持っていないのに・・・・」
と真顔だ。
5番目は わきまえたもので 4番目には 決して 言わない。
そういう冗談の切り返しを 受け入れられる1ミリほどの余白でさえ
4番目は持っていないことを 5番目は熟知している。
わずか 生まれて 約7年(8月で7歳)の間に
5番目は 4番目の扱いを覚えた。
日常生活の何気ない場面で 何気ない冗談を言っても
5番目は ちゃんと理解して 笑ってくれる。
冗談が気安く言えることに なんとも言えない 安堵を覚える。
こういう状況になって初めて
自分が無意識に 言えなくなっていた(冗談を)ことに気が付いた。