長野がベニカミキリ

July 18 [Mon], 2016, 10:08
技術力の足りない歯科医に当たってしまうと、せっかく手術したインプラントが安定しなかったり外れたりする場合もあります。もちろん名医と言われる歯科医が手術してもそういったことは起こる可能性はゼロではありません、その確率の差は歴然です。万一に備えて保証の有無やその内容は手術前に聞いておいた方がいいでしょう。
インプラント治療はデメリットよりもメリットの方が大きいんです。自由診療で治療費が高額であっても、治療期間が長期間にわたっても、外科手術が必要であっても、それ以上の価値があります。入れ歯やブリッジは失った歯を外見上は補ってはくれますが、インプラントは自分の歯と同じように噛めるという機能を取り戻してくれます。
インプラントにすることで、美味しい食事を楽しむことができるようになります。味は当然ですが、食材の食感や温度まで取り戻せます。固いものでも気にすることなく噛めるので、食べられなかったものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は自分の歯の80%まで回復します。
インプラントは自由診療なので、費用は高額になります。でもだからといって、値段を最優先させてインプラントを選ぶようなマネは決してしないでください。表示金額以外のものを請求されたり、品質に大きな問題がある場合もあります。インプラントを選ぶときに優先させるべきものは、最優先でその歯科医が信頼できるかどうかを見極めることです。
インプラントは1本から手術できますが、現実には複数本の手術となるケースがほとんどです。高齢の方がインプラントを希望する場合が多く、埋入しなければならないインプラントが1本ではないケースの方が圧倒的に多いからです。また、ほとんどの歯がなくなっている状態のことを多数歯欠損と言い、このようなケースではall-on-4といった特別な方法が用いられます。
allon-4とは、大部分の歯を失った方に行われるインプラント手術の最新技術です。元来の方法ではインプラントと歯の割合は1:1でしたが、オールオンフォーでは4本ですべての歯を支えます。上顎もしくは下顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。埋め込むインプラントの本数によって、all-on-6などと呼ばれることもあります。
この頃は歯科医院でもインフォームドコンセントを意識しているところが増えてきました。特にインプラントなどの治療費が高額になる自由診療を行っている歯科クリニックに多い傾向があります。外科手術というリスクと高額な治療費、長い治療期間を考えれば、患者側からしてみれば当然のことのようにも思えます。
インプラントの治療期間がとても長くなる理由としては、顎の骨に埋入したインプラントと顎の骨が結合するのを待つ必要があるからです。ソケットリフトなどの骨造成を行う場合には更に時間が必要となります。長い場合には治療期間が3年に渡ることもあるようですが、完了後には生活の質が一変します。
インプラントはなくした歯を取り戻すための治療ですが、似たような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が使えますので安く済みますが、それ以上にデメリットの大きさが際立つことも事実です。共通しているのは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、外見上では抜けている歯はないように見えます。でも実際は見た目だけの話で、普通に噛んでも問題ないかと言えば、現実にはそんな機能は備わってはいません。第一印象だけを気にするのか、もしくは噛むという歯の機能を気にするのかは希望だけでは判断できないかもしれません。
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