雌伏の『いちばんスクラム』
2010年03月18日(木) 3時21分
さきほど最終回を迎えた『いちばんスクラム』の話.
「代表的なお笑い芸人は8年ごとにやってくる」(8年周期説),
この明確な信念の下,
2008年10月の『新しい波16』から
1年半にわたって続けられてきた「お笑い第6世代」運動は,
本放送の終了によって,ひとまず終焉を迎えたことになります.
『いちばんスクラム』と前身の『ふくらむスクラム』の2つの番組は,
たわいないゲームに興じる最近の『はねるのトびら』とは違って,
コントとロケに専念していただけに非常に残念.
今回の「打ち切り」には主に2つの原因があるように思います.
@核となるコントやキャラがあまり定着せず,暗中模索するかのように新しいキャラやコーナーが乱造されたこと.特に,年末の『ひとばんスクラム』で棚卸しした「聞きとりずら夫」が画面を通じてみると,生で観るよりも面白さが伝わらなかったことがとても悲しい.舞台の間とテレビ番組の間をうまく調整できなかったことがその理由だと思われます.
A芸人主体の番組であるにもかかわらず,前田敦子目当ての男性視聴者と,小森純目当ての女性視聴者に頼ってしまったこと.もちろん,この2人が悪いわけではないし,コントやロケにおいて彼女たちの非常に優れた適応能力を見て取ることができました.しかし,闇雲にかつての『めちゃモテ』路線(雛形あきこと鈴木紗理奈を起用)に舵を切る前に,若手芸人同士のコミュニケーションやチームワークの妙を軸にするべきだったと思う.
先々代の『めちゃイケ』も,
先代の『はねるのトびら』も,
ある時期には放送時間の短縮など,
雌伏の時期を過ごしたときもありますが,
まさか1年ほどでそんな暗黒の時代が訪れるとは思いませんでした.
「お笑い第6世代」運動,
その今後の再浮上に期待したいところ.
とはいえ,
完全に沈没してしまった小舟が,
大海に無傷で姿を現すなどということは,
ありえるのだろうか??
[関連記事]
「いわゆる「8年周期説」」(2008年10月14日)
「Buckle up, we're growing fast!」(2009年4月14日)
「『ふくらむスクラム』現象とは何であったか.」(2009年9月22日)
「ひとばんスクラム!!」(2009年12月23日)
………………
そんなわけで,
色々と忙しいのですが,
今週末の『ひとばんスクラム』を観に行ってみようかと考えてます.
この舞台が彼らの最後の雄姿にならないことを祈りながら.
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