南アフリカランドやトルコリラのような高金利通貨と呼ばれる通貨の金利が高い理由について

October 18 [Mon], 2010, 22:04
国内の株式市場が日銀バブルによって日経平均株価がようやく1万1000円台に回復しました。インフレ
化が進むのを避けるために日銀マネーが株式市場に流入した結果なので本来の姿ではありません。
国内に流通する金融商品の多くがそれに依然として低迷しています。個人の動きは非常に鈍いままなの
です。そうした中で金融機関の多くが新興国市場の債券を必死に売り出しています。


その中でも特に高金利が売りとされている南アフリカランド債や、トルコリラ債の広告をよく見かけます。
依然として低金利に喘ぐ日本の預貯金金利と比較すれば、とてつもなく魅力的に感じると思います。


なぜこれほどまでに金利が高いかといえば、これらの国々は慢性的にインフレ率が高い点があげられ
ます。南アフリカとトルコはインフレを計るための指標である消費者物価指数が10%以上あります。


物価がお金の価値を上回って上昇しているので、この勢いを抑えるための手段として金融当局は政策
金利を利上げします。利上げすることで、お金を銀行などに預ける人が増えるので、次第に物の価格
が下落することとなりますので、その結果としてインフレ率が下がることになります。


また、経済成長を促進させるために外貨獲得の手段としても機能しています。ですので、高い成長性を
担保に外貨を獲得するために国債の利回りも先進国とは比較にならないほど高いです。


確かに、高金利は投資する上では非常に魅力的ですが、南アフリカや、トルコは慢性的にテロが勃発
している地域だけに、地政学リスクには十分注意する必要があります。
P R
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