確信 

May 10 [Thu], 2007, 18:27
まさかパトカーで家まで送ってもらうわけにもいかず、
ファミレスで始発電車を待つことにしました。

男友達は、仕方ないねと言って時間つぶしに付き合ってくれました。

「お腹すいたー食べてないんだよ」
「おう、食べなよ」

空元気に注文をしようとメニューを開く。
ハンバーグにカレーライス。
チキンドリアにチョコレートパフェ。

いつもなら「あーん全部食べたい!」と狂喜乱舞なのですが……
どれもこれも、今の気分じゃない

「スープで、良いや」
「そっか」

店員さんにスープだけ頼む。
目の前に友達がいるのに話す気にもならずにボーっと外を見ていると

「♪♪♪」

鞄の中から、着メロが聞こえました。
思わず肩をすくめ鞄を睨む。

「アイツか?」
「う、うん、多分」

朝方の4時に電話かけてくる人間なんて滅多にいない。
出るのが怖くて着信は見ていないけれど間違いない。

「出るなよ、出る必要ないからね」
「う、うん」

それから20分、
メールの着信音と電話のコールがやむことはありませんでした。

本心を言うなら、出たかった。
電話に出て「大丈夫?」と言いたかった。
でも
目の前に男友達がいるから出れない。
こんなに迷惑をかけて、今さら電話に出るなんて出来ない。

「ちょっとお化粧室」

化粧室まで歩いているときに鳴った電話を

「もしもし」
「……もしもし」

出たのが、もう運のつきだったのかもしれない。
もう、大変だった。
泣いて叫んでがらがらになった声で、ポツリポツリと呟く。

「どうして事件にしたの」
「……」
「俺のこと護るって言ったの、嘘だったの」
「……」
「俺のことが憎い? 嫌い?」
「……」
「そんなんなら最初から近付いて来ないでよ」
「……」
「どうして黙ってるの」
「……」
「なんとか言ってよ!!!」

何も、言えなかった。
適切な言葉を探しても、まったく出てこなかった。

「ごめんね」

これしか言えなくて。
でもこの言葉が、より一層彼の心を逆撫でする。

「なんなの?! ねぇ、なんなの?!」

そこまで話すと、ケータイの充電が切れる警告音がしました。

「あぁ、ごめん、電話が切れる」
「なんで?!」
「充電がないの」
「イヤだ、やめて、切らないでお願、、」

画面が暗くなったケータイを持ってため息を吐く。
わたしはこれから、どうするべきか。

席に戻り、男友達と始電の時間を検索しました。
電車の時間に合わせてファミレスを出る。
身体が重い。

「ごめん」
「どうした?」
「タクシーで帰るわ」

帰らない。

「そっか、なら俺バイクで帰るね」
「うん、時間まで付き合ってくれてありがとう」
「気をつけて帰ってね」
「うん」

帰らない。

友だちがタクシーを止めてくれる。

「じゃあ、ちゃんと親に話しなね」
「うん」
「俺も付き合うから」
「うん」
「じゃあ一度帰って寝て、4時にぷにっちの家に行くね」
「……仕事は?」
「休むよ、緊急事態だもん」
「そっか、本当ありがとう」

タクシーに乗り込み、ドア越しにバイバイする。
運転手の女性に家の駅名を告げる。

景色を見ながら思い出す。
この道を、一緒に歩いたなとか。
このコンビニで、よく買い物したなとか。

「ここで、止まってください」
「え?」

止めてもらったのは、彼の家の傍の道。

「660円です」
「はい」

ストールを巻きなおし、大荷物を抱えて降りる。
馬鹿だと、思う。

また殴られるかもしれない。
殴られなくても、確実に責められる。

それでも行かなくちゃ。

ケータイが切れて、通話が途切れて
きっと今頃アノ子は泣いている。


インターホンを押す。
彼の声がして、ドアが開いた。

泣きながら抱きつき、捨てないで、行かないで、と繰り返す。
手首にざっくり深い傷、少し荒れた部屋。
わたしの忘れたアクセサリーが、ベッドの上とゴミ箱、両方に落ちていた。



まちがいない。

彼は


ボーダーだ。

警察署にて 

May 09 [Wed], 2007, 12:28
パトカーの中で、呆然とケータイを握り締めてました。
着信履歴を眺め、よく考えずに一番上にあった番号にかける。

「もしもし」
「どうした?」

その日の昼間一緒に遊んでいた男友達でした。

「うん、なんでもない」
「いや、なんでもなくないでしょう。どうしたの」
「あーうん」
「いまどこなの?」

「いま、パトカーの中」

「なにがあったの」
「言いたくない」
「親には言った?」
「言えない」

電話の向こうで、友だちのため息が聞こえました。

「なにかあったんだね」
「うん」
「これから警察行くんだね」
「うん」
「どこの警察だい?」
「……わからない」

ケータイを耳に当てたまま、隣に座っている警察の方に視線を流す。

「○○警察だって」
「わかった、今から行く」
「うん」

時計を見たら夜中の12時過ぎ。
本当に来てくれるのか、だって友だちは次の日は朝から仕事だと言っていたから。
申し訳なさに、泣けてきました。
こうやって周りに迷惑をかけてしまった。

警察署について、しばらく廊下で待たされました。
その間に、また友だちから電話。

「今から出るけど、一体何があったんだ」
「……」
「親にいえないなら、俺に言いなよ」
「実は……」

彼から暴力を受けて通報されて今警察にいる。
ことの経緯をざっと話しました。
電話の向こうで友達は怒りをあらわにし、わたしの身体を案じてくれました。

「とにかく、アイツを起訴しないとダメだ」
「でも、そんなことしたらアノ子がかわいそう……」
「だめだ、事件として処理してもらいなさい」
「でも……」
「それが、アイツのためだよ」

「アノ子の、ため?」

「そうだよ、きちんと罪を認めて罰を受けさせないとだめだ」
「アノ子の、ため?」
「ぷにっちは悪くないよ、だから落ち着いて警察と話しなね」
「アノ子の、ため……」

警察官に呼ばれて電話を切る。
アノ子のため、事件にするのがアノ子のため。
友達に言われた言葉が廻る。

「待たせたね」
「いえ、大丈夫です」
「じゃあ始めるけど、今回の件は『事件』として処理するよ、良い?」

アノ子のため、アノ子のため、大好きなアノ子のため

「はい、結構です」


そして事情聴取が始まりました。
長い長い、事情聴取。
わたしは警察官の質問にありのままを答え、写真を撮り、指紋を押して、
警察署を出ました。
時間は深夜の3時。
取調室を出て歩いていると、先ほど電話をくれた友達がロビーで待っていてくれました。

「本当に、来てくれたの」
「うん、大丈夫?」
「……ありがとう」

少し会話をして、玄関まで連れてきてくれた警察官に向き直る。

「ご迷惑を、おかけしました」
「いや、気をつけてね」
「僕が彼女の自宅まで送り届けます」

「あ、そうだ。彼のことだけど……」

きびすを返し自動ドアが開いたときに、警察から声がかかりました。

「彼が、アノ子がなにか?」
「キミと話をしたい、と言っていたよ」
「わたしと、話を……」
「うん、キミのことが好きみたいだしね」

わたしと話を、したい……と彼が言っている。
そのとき警官とわたしの間に、友だちが身体を入れてきました。

「分かりました、アイツは彼女と話したいってことですね」
「そうだね」
「それはわかりました。でも彼女は帰ります。行こう!」
「え? あ、あぁ、うん」

手を引かれ、一度開いた玄関まで連れて行かれる。
彼の部屋にあった荷物をまとめて出てきたせいで、大荷物でした。
ボストンバッグとショルダーとグッチのショップバッグをかけた肩が痛い。

わたしが荷物を持っていると、いつも彼は「重そうだね」と必ず持ってくれた。

「ちょ、ちょっとまって」

急に引かれたせいで、肩から荷物が滑り落ちる。
ショップバッグからメイク落としと歯ブラシ、そして部屋着が床に転がりました。

彼の部屋にあったわたしの物が、廊下に散らばる。
無機質で明るい床の上に、彼の部屋にあったものが倒れている。

……この子たちはさっきまで彼の家にいたのに。

なんだかとても汚れてしまった気がした。

「ご、ごめん」
「大丈夫、自分で拾える」

手を伸ばしかけた友だちを制する。
触らないで欲しかった。
これ以上わたしのモノを汚さないで欲しかった。

荷物を拾いながら警官を見上げる。

「あの、彼に伝言って頼めますか」
「やめなよ、必要ない!」

友だちを目で制する。

「お願いできますか?」
「あぁ、構わないよ」
「では……」

帰ってお腹が空いたら、冷蔵庫の中に鶏肉の照り焼きがある。
さっき作ったお赤飯が置いてあるから、それにラップをかけてチンして食べて。
冷蔵庫の中のタッパーの中味は牛蒡と牛肉の煮物です。

警察官は丁寧にメモしてくれました。
そしてわたしはお礼を言い、友達に連れられて警察を出ました。

夜中の3時過ぎ、でした。

ゴールデンウィークに 

May 08 [Tue], 2007, 17:51
色々あって、更新できませんでした。

まず最初に
警察沙汰に、なりました。

理由は彼の暴力です。



その日は他の男友だちと遊ぶ約束がありました。
だから彼には

「ごめんね、友だちと遊ぶから出るね」
「だれ?」
「○○ちゃんだよ」(彼も知ってる女の子の名前)
「そっか、早く帰ってきてね」

そして男友達と遊び(何もして無い)、帰ってきて、
いつものようにご飯をつくり、ふたりで食べてまったりしてたら……

彼の電話が鳴りました。

珍しい。友だちの少ない彼は滅多に電話なんて鳴らないのに。

「取って良いよ」
「うん」

彼は電話で話しながら、一瞬だけわたしをチラリとみて爆笑しました。

「どういうことだ」
「なにが?」

洗濯物をたたんでいたわたしの方に歩いて向かってきた彼。
目が尋常じゃなく怒りを帯びていて……

「オマエ、今日なにしてたんだよ!」

その言葉が先か頬に痛みが走るのが先か、覚えてません。
彼は、わたしの左頬を叩きました。

「なッ!?」
「なにやってんだよ、なんだよ、嘘つくなよ」

その後も彼はわたしを突き飛ばし、転んだわたしに馬乗りになりました。
首に彼の手が巻きつく感覚に身体を強張らせると、もう一回頬に痛み。

「な、なにするの」
「うるさい! 悲劇のヒロインぶるなよ、このビッチめ」

オマエなんかを信じた俺が馬鹿だった
オマエも所詮みんなと一緒だ
汚い女め、死んで償え
オマエなんてキライだ、どっか行け、すぐに出て行け

首に圧力がかかって、目がかすむ。
お願いだから落ち着いて、と微かに発した言葉に

「うるさいうるさいうるさい!!」

と余計に力を込められました。
どれくらいそいうしていたのか、
わたしがむせ込むと、それが合図のようにわたしを突き飛ばしました。

どうやら彼の友だちが、
わたしと他の男を見たと報告したらしいんです。


「土下座をしろ」

その言葉に従い、土下座をする。

「ごめんなさい」
「もっと近くでしろよ」

正座したまま彼の元に近寄って土下座する。
彼はわたしの首の付け根を強打し

「ケータイを見せろ」

と言いました。

「イヤです」
「なんでだよ、見せろよ、やましいから見せれないんだろう」

早くもってこい! という彼の怒鳴り声に、鞄を漁る。
数秒の間に受信メールを全件削除しました。

「オマエなにしてんだよ!」

突き飛ばされて、ケータイを取られる。

「なにメール消してんだよ!」

わたしの方に向かって歩いてくる。
彼はわたしの頭を鷲掴みにしてケータイを目の前に出しました。


それからはもう、
3時間ずっと彼の責めの言葉を聞いたり、
出て行けとカバンごと裸足で外に出されたり、
首を絞められたり、強く腕を握られたり、

救いは

救いは、外傷が全く無いので手加減してくれていたんだろうということです。



そして12時になってもまだ彼の怒りは収まりませんでした。
このままだと一晩中彼の怒りに付き合わなくてはならない。
それを避けるために家に帰らなくては、と思いました。

無我夢中で荷物をまとめ、靴をひっかけてドアを開けて外に出ました

「待てよ!」

彼の怒声を後ろに必死で走ると、
廊下を曲がったところで警察官とぶつかりました。

「キミ、まちなさい」

待ってられない。
待っていたら彼が追ってくる。

「待ちなさい」

警官は外に何人もいて、わたしはそのうちのひとりに保護されました。
なにがあったんだい、と聞く警官を見上げて

「どうして?」
「近所の方が通報したんだよ」
「そうですか」

ご近所の方が通報するくらい騒いでいたのか……と恥ずかしくなった。
とりあえず警察に囲まれて身動きできずにいると、
先ほど中でぶつかった警官がマンションの外に出てきました。

「なんか付き合ってるんだって」
「痴話げんかか?」
「なんかそれで頭を2〜3回ひっぱたいたらしい」

「2〜3回?」

頭を2〜3回どころじゃない。

「違います」
「ん?」
「そんな優しいものじゃありません」
「事件に、するかい?」

「はい」



こうして、わたしと彼は警察署に行きました。
もちろんバラバラの車で。

続く

ケータイを見る男 

May 02 [Wed], 2007, 10:44
彼のおうちに、ケータイ忘れた。
最悪だ。
本当に最悪だ。

「マジあのメンヘラどうにかしてよ」とかいうメールが山ほどなんですがw
どうしたら良いですかねw

100%見ると、言い切って良い。
でも気付いたのは終電の電車の中。もう戻れない。

覚悟を決めて家に帰り、ネットを立ち上げる。
メッセンジャーに上がると同時に

「ケータイ忘れてるよ」

と話しかけられました。

「うん、そうなんだ、途中で気付いてさ」
「どうすんの?」
「今日は無理だモンなーどうしよう」
「ところでさ」
「うん」
「ケータイ見たんだけど、これ、どういう意味?」

と、メールの内容にいきなりブチ切れだしました。

「見たの?」
「うん」
「なんで? 見ちゃだめだよ、人のケータイ」
「俺の質問に答えてよ」

あははははははははあああははあははh。
ケータイなんてね、見て良いことはなにもない。
百害あって一利なし。

「俺のこと悪く言ってない?」
「そんなことないよ」

知らんがな

「なんで俺よりそっちの子の肩持つの?」
「そんなことないよ」

知らんがな

「ぷにっちまで俺のこと馬鹿にしてるの?!」
「そんなことないよ」

知 ら ん が な 



ケータイを勝手に見るのは、100歩譲って結構です。
でも、それに対してイチイチ文句を言うなら見るな。

まぁ、もう良いけどね。
きっと遅かれ早かれ、アノ子には見られるだろうし。
救いは、彼が受信メールだけで送信メールを見て無いってこと。
受信より送信がヤヴァイんですYO

電話で散々キレた対象がわたしの友達だが、
送信メール見たら、きっとわたしをスゴイ恨むだろうなw
別にウザイとかムカつくとか書いても、それがイコール嫌いじゃないけど、
きっと彼にはわからないだろうから。

これからはメールは全部読んだら消去しよう。

っていうか、ケータイ見たことを一言も謝らないのはすごいな。
わたしが忘れたのがいけない、と思っているのか。
それとも、ケータイは見て当たり前、という考え方なのか。
どっちだろうなー

またキレられた 

May 01 [Tue], 2007, 14:42
今日、またさっき電話でキレられた。
仕事中は、電話やめてって言ってるのに。

今日は彼に予定があるから会えない。
それは前から決まっていたこと。

それで
明日はわたしが都合悪い、岩盤浴に行くから、と伝えました。

そしたら「俺も一緒に行く」と言いました。

誰のお金で、行くんですか? わたしですか、そうですか。

わたしはアナタのためにお金を稼いでいるんじゃないですよ。
あなたの岩盤浴代2500円を稼ぐために、労働してるんじゃないですよ。

お金が無いくせに岩盤浴行きたいなんて言わないで。
お金が無いくせにお寿司が食べたいなんて言わないで。
お財布家に置いてくるとかありえないよ。

そんなことを考えていて、「う、うん」と返答を渋っていたらキレだした。


渡したいものがあるから、今日彼が遊びに行くところまで届けると言ったのに、
家まで届けに来いと言われた。

どんだけですか。

遊んでるとこまで届けるのだって、結構頑張っているのに、
言うに事欠いて家まで来いって。

彼は遊んだ後。
わたしは仕事の後。

少しは思いやってくれても良いのに。
……と電話で黙ったら、またキレた。

「なんだよ、何が言いたいんだよ!!!!」
「ごめん」

知らんがな。

「あーーーーーーーーー分かんない!! なんだよ、なんなんだよ」
「ごめん」

知らんがな。

「もういい、切る」
「ごめん」

知らんがな。



知らんがな。
彼と話したりメールしたりすると疲れる。
いつ怒りのスイッチ押しちゃうのかビクビクしながら暮らしてる。

すぐにキレる。
すぐにテンパる。
すぐに物に当たる。
すぐに……鬱になる。

日が経てば経つほどわたしに対する遠慮がなくなって、
ちょっとでも気に入らないとすぐにキレるようになった。

キレて悪口言って、首絞めて、ウザイと罵倒する。


仕事なのに、彼の電話で集中できない。
今ごろきっと、手首をザクザクしてるだろうから。



……書いてたらまた電話きた。
だから仕事中は電話やめてって言ってr(ry

「やっぱり今日遊ぼうよ」と言われた。

あははははははははっはあああああっはは

きのう首絞められて
きょう電話でキレられて
それで今夜会ったら

わたし本当に殴られるだけじゃすまないんじゃないかい?
電話の向こうで妙に落ち着いてるのも怖かった。

怒鳴られ、なじられ、蔑まれ 

May 01 [Tue], 2007, 12:30
なんか
「その噂、誰から聞いたの?」
って質問に、答えたくなかったから(もし○○ちゃんって言ったら怒り狂うから)
黙秘権を行使したら

キレられた。

新宿駅で大声でなじられ、
最後は「カミソリかカッター買って来い」と突き放されて、
カミソリを買って戻ったら「メールの返事がくるまでココ動いたら殺す」と言われ、
新宿駅に放置され、
それでも彼の家までなんとかたどり着いたら、
家の中で叫ぶ、怒鳴る、壁殴る、と、近所迷惑のオンパレード。

振り払われて
突き飛ばされて
首絞められて

気が遠くなった。

「ざくざくざくざく」
と彼は言いながら洗面所に消えて、
後を追ったら、手首をカミソリで切り始めました。

消毒シナヨ、と言ったら
消毒しない方が膿んで良いんダヨ、と言われた。

そっか
膿んだ方が良いのか。

包帯を巻いてあげようとしたら
「菌がうつるから触るな」と言われて、もう微笑むことくらいしか出来なかった。



手首を切ったら落ち着いたみたいで
「許す」と言われたけれど

わたし、なにもしてないのに。

「オマエが外に遊びに行こうといわなかったらこうならなかった」
「ごめんなさい」

知らんがな。

「オマエもあいつらと一緒なんだろ」
「ごめんなさい」

知らんがな。

「今日は最悪の一日だった」
「ごめんなさい」

知らんがな。


彼は自分が女の子を弄んだって噂を流されていることがイヤらしい。
でも、それは事実なんだけどね。
噂を流した人を恨むより、自分の悪行を反省する方が先。
……だと思うけど、そんなこと言ったらわたし殺される。


とりあえず今日会社の提携の、カウンセラーに相談した。

彼を病院に連れて行きたい。
でもわたしが選んだ病院に連れて行っても意味が無いんだ。
彼が自分から病院を探して、通わないと意味が無い。


キレた彼が、わたしの友達にわたしのケータイから「死ね死ね死ね」とメールを送った。
周りを巻き込んでしまった。
わたしが至らないせいで、迷惑をかけてしまった。
もっと気をつかって会話をしないとだめだ。気をつけよう。


最後、落ち着いた彼が「今日はごめん」と謝ってきたけど
一体何に対して謝っているのか全く分からなかった。
首を絞めたこと?
八つ当たりしたこと?
ケータイ勝手に弄ったこと?
罵ったこと?
なにが、ごめんなんだろう。

信用できない女 

April 27 [Fri], 2007, 15:47
「キスするときに目を閉じない女は信用するな、って言うよね」
「何そのエッグに書いてあるような知識」

キスしているときも、ふと我に返るときがある。
暗い部屋で唇寄せて、わたしは何をやってるんだろうって。

「何考えてるの?」
「何も」

一度離れた唇を追うように首を傾ける。
それでも、またうっすらと視界が開けてしまう。
綺麗な顔が、目の前にあった。
……わたしは、なにをやってるんだろう。

「また目、開けてる」
「顔見てたの」

初めて見ただけで、視床下部に焼きついて離れなくなった顔。
この子の笑顔に癒され、元気を貰い続けた一年。
……わたしは、なにをやってるんだろう

「顔? 見てよ見てよ、どーぞ!」
「うん、ありがとう」

どうしてこの子と付き合ってるんだろう、と考えたときの答えは決まって
『好きだから』
じゃあ、この子のどこが好きなのかと聞かれたら……

顔が好き。

でも

顔が好きなだけで付き合ってるんだとしたら、
こんなに馬鹿な27歳はいないと、自嘲するしかない。

人生を考えたら、今こうやってキスしている場合じゃない。
仕事適当にやってご飯作っている場合じゃない。
出会いの機会を投げて抱き合っている場合じゃない。

妙に夢見がちで、そのくせ心配性で。
自分の性格が面倒くさくなるときがある。

キスしているときに目を開けているのは、
キスに集中していないから。
何かほかの事を考えているから。
どこかで冷めているから。
やっぱりキスの最中に目を開ける女は、こうやって何か腹で考えているのかもね。
まぁだからって『信用しない』っていうのは言いすぎだと思うけど。


わたしと彼を両方知っている子に、
「実は、付き合い始めた」と打ち明けました。

そのときまで隠していたのは、バレたくなかったから。
何故バレたくなかったかというと、馬鹿にされると思っていたから。
馬鹿な女、と思われるのがイヤだった。

アイツの性格知ってるだろう。
あなたはもっと頭が良い人間だと思っていたのに、
あんな奴に騙されて、利用されて、本当に馬鹿な女。

こう言われるのがイヤだった。

でも、とても失礼な話だと思う。
周りに馬鹿にされるって思っているということは、
誰よりもまず、わたしが彼を馬鹿にしているということだから。


わたしと彼が付き合うことで、わたしにプラスになることは無いと思っていた。
ご飯は全部わたしが作って、お金もわたしの方が多く出す。
精神的に不安定の彼を支えて、自分が辛いときも彼には心配かけれない。

プラスが、ない。

あるのは、疲労、睡眠不足、束縛、の気苦労だけ。
そう思ってました。

でも

それは違うと思えてきました。

わたしは、元彼と別れてからずっとひとりで暮らしてました。
もちろん友だちや家族はいます。
でも、精神的・肉体的な繋がりを誰とももてなかった。
持とうという気持ちになれなかった。

でも、今は久しぶりに「誰かと繋がっていたい」と思うようになった。
彼が今、わたしの居場所を作ってくれているんです。



今わたしには
欲しいものがたくさんあります。
行きたいところがいっぱいあります。
やりたいことが山ほどあります。

鞄が欲しい! 海外行きたい! エステに整体、岩盤浴!!

欲しいものを買うお金、行きたいところに行く時間、やりたいことをやる体力、
今のわたしは全部ある。

それが、27歳っていう時期だと思ってます。
良い時期。
人生で、時間とお金のバランスが一番良い時期だと思ってます。

わたしは一番良いこの時期を、アノ子と過ごすと決めたんです。

アノ子と一緒だと、
欲しいものが買えません。
行きたいところに行けません。
やりたいことが出来ません。

鞄も、海外も、エステも、おあずけ。

それでも

今は一番

行きたいところは、アノ子のところで
やりたいことは、アノ子と一緒に楽しむことで
欲しいものは、アノ子の笑顔なんです


あはは、もう相当好きなんだろうな。

キスの相性=身体の相性 

April 26 [Thu], 2007, 15:30
身体の相性って大切だと、思いませんか?

崇拝する恭子お姉様が言ってました。
「キスが合わない男とは、セックスも合わない」

唇の形と性器の形。
舌の動きと腰の動き。

キスの雰囲気と動作と長さで、
その人のセックスが想像できるんですって。


この考え、ちょっと頷けます。

モノを食べるとき、身体で一番初めに触れるのが唇。
セックスのときも、コミュニケーションはキスから入るから。

27年生きてきて、
初めてキス中に目を見開いた。

ハタチの彼の、キスが上手だったから。

付き合ってまだ1ヶ月経ってないけど、
こんなにキスをして過ごすのは初めて。


彼と初めてキスしたのは、まだ付き合う前だった。
帰り際に抱きしめられて

「寂しい行かないで」
「帰らないと、明日も仕事だし」

頭を軽く撫でてあげて、その手を両頬に滑らせる。

「ごめんね」

ひとこと謝って手を放そうとすると、その手を引き寄せられた。
ダメだ、と本能が告げているのが鼓動の速さで分かる。
一度触れたらもう戻れないよ、と。

気付いたら彼の腕の中にすっぽり収まっていた。
夢に見るほど大好きだった彼の顔が、目の前にある。
手を伸ばせば届く距離に、彼がいる。

甘い言葉を言われても、流されなかった。
「何言ってるの」と軽くあしらえた。
でも抱きしめられたときに、わたしの心はもう完全に彼の腕の中だった。

彼の胸に耳をあて、心臓の鼓動を聞く。
ひとつ脈打つごとに、27年間かけて作ってきた壁がポロポロとはがれていくのを感じた。

額に瞼に、彼の唇が触れる。
鼻に頬に、流れるように落ちてきて……

頬を両手で包まれる。
寒い日なのに、彼の手の熱で頬が火照った。

彼は少しためらった後、少し屈んで唇にキスをした。


「やめて」

そこにスイッチがあったように、ふと自分が我に返るのを感じた。
うっとりと流れる時間に身を任せていた意識が、急速に戻る。

「だめだよ」
「あ……ごめん、イヤだった?」

イヤじゃない。

「イヤだよ」

身体を離して、前髪を整える。
さっき触れた感触を忘れようと、少し強めに唇を噛んだ。
そっか、そうだよね、ごめんね。と彼の唇が動くのを見届けないまま

「嘘だよ、イヤじゃないよ」

イヤなわけ、ないじゃない。
自分が発したこの言葉で、最後の最後の壁が壊された。

「だってわたし、あなたが大好きなんだもん」

彼が伸ばす手を、もう振りほどかなくて良い。
『付き合ってない男とはキスしない』っていう持論も、
『金のない男と一緒にいるのは時間の無駄』っていうポリシーも、
『わたしだけはコイツに騙されない』っていう鎖も、

もうどうでも良い。
全部産業廃棄物として、お金を払ってでも捨ててやろう。

「ぷにっち、好きだよ」

わたしの方が、100倍彼を好き。
もっと触れたい。一緒にいたい。近くにいたい。

柔らかい唇が触れる。
形の良い舌が伝う。

深く、深く、キスを……

「!?」

目を、見開いた。

夢のようなキス。
でも

「ちょっと待って!」
「……?」
「いや、ごめん」
「なんだよ」
「いや……上手だなって……思って」

そう言うと、彼は爆笑してました。
散々笑った後に頭を軽く撫でられ、無意識に目を閉じた。
……身を、任せた。しかも無意識に。


はっきり言って、超屈辱。


たかがキスに骨抜きにされ、
7つも年下の坊やにイニシアティブを取られたなんて……



まぁでも身体の相性って本当に大切。
キスが合えば、身体も合う。

初めてキスしたときのエピソードを忘れたくなくて書き記しておきます。

俺、オトコのわりに上手いよ 

April 25 [Wed], 2007, 11:40
「ねぇ、コツ教えてよ」
「なんの?」
「クチでやる、コツ」
「はぁ!?」

わたしは普通の27歳でした。
普通に生活して、普通に笑って。

でも

ハタチの子と付き合ってから、わたしの日常が音を立てて崩れました。
普遍だと思っていた常識が全く通じなくて、
信じていた正論が真っ向から否定されて、

そして今回も

「俺、オトコのわりには上手いと思うんだけど、ぷにっちみたいにやりたいの」
「は、はぁッ!? なんであなたがオーラルすんのよ」

普通の人と付き合って、普通に別れて、普通に立ち直ってきたのに
またわたしの『普通』が乱される。

「あれ? 言ってなかったっけ?」
「何を?」

きょとんとした顔で、瞬きを繰り返す。
形の良い綺麗な唇がキュッと持ち上がると同時に……

「俺、男とも寝たことあるんだよ」
「聞いてないよ」

目の前が真っ暗になりました。
いや、むしろ真っ赤だったような気がします(きっとわたしの血の涙)

最初に言っておきますが、
同性を好きになることに関しては全く偏見はありません。
好きになった人がたまたま同性なら仕方ないし、同性しか愛せないのも仕方ない。
同性愛者は少数派だと思いますが、それが異常だとは思いません。
少数派を異常と言うのは、数の暴力ですから
……という正論武装は、ちょっと置いておいて、

「なにそれ、マジ?」
「うん。4人くらいかな」
「(; Д)    ゜゜ 」
「なんか良い匂いしないし、骨ばってるから、やっぱり女の子が良い」

そうか、この人は同性愛者ではなく、

「じゃあなんで4人も……」
「なんか男とやったら気持ち良いかなって思ったの」
「(; Д)    ゜゜ 」
「興味本位かなぁ」

性に対する貪欲なまでの向上心は素晴らしいですよ。
それは誉めてあげましょう。
お金ないし、甲斐性ないんだから、せめて性的技術は高レベルじゃないと。

「でね、初めての男の子体験の相手がね、チェリーだったの」
「知らんがな」
「それでね、その子ったらね、どうしたと思う?」
「どうもこうもねぇよ」(←聞く気がない)

と、武勇伝をツラツラ話しだしました。
18歳のときに25歳♂の愛人だったとか、何人でやったとか。










病気、大丈夫?






「男同士って言っても、オーラルだけなんだよ」
「ほ、ほう、そうなんだ」




「でね、男同士ってね……」
「うん、うん(聞いてない)」












病気は、大丈夫なの??????






ちょっとコッソリ検査に行ってこようと思います。
笑えないなーw

じゃがりこ 

April 24 [Tue], 2007, 17:13
「事の重大さが分かってんのかよッ?!」


は?
なに?

「俺、チーズって言ったじゃん!」
「ごめんごめん、わたしサラダが食べたかったの」
「でも!! 俺チーズが良いって言ったのに!」

昨日彼と一緒にコンビニに行ってじゃがりこを買ったときのヒトコマ。
珍しく彼が何か買ってくれるというのでルンルンで

「じゃあじゃがりこが食べたーい」
「良いよ」
「ありがとう! じゃあ味の選択権はあげる」
「じゃチーズ」

ち、ちーずぅぅ???

じゃがりこって言ったらサラダ味かじゃがバター味だと思うんですよ(個人的に
なのにチーズて……

彼の意見無視して、かごにサラダ味を投げ込みお会計。
そのとき何も言わなかったので忘れてましたが、
家に帰って食べ始めたときに

「これ、チーズじゃなくない?」
「うん、サラダ」
「なんで?! どうして?!」
「買ったからだよ」
「どーーーして?! 俺チーズって言ったじゃん!」
「サラダの方がおいしいもん」
「でも! ぷにっち『味の選択任せる』って言ったじゃん!」
「あぁ、ごめんごめん(適当)」


「事の重大さが分かってんのかよッ?!」

「(; Д)    ゜゜ 」


そんなに重大なことですか?
たかがじゃがりこなんですけど……

気に食わなかったみたいで、わりとプンスカ怒ってた。
子供じゃあるまいし……アホか。
148円でケンカとかしたくない。

まぁわたしもいけないけど……だからって

「事の重大さが分かってんのかよッ?!」

これは言いすぎだと思うwww



容姿が良くてカッコイイ彼。
でもお金が無い彼。

そしてお金が無いくせにお寿司を食べたいと言い出すんですが、
これはアレですかね。
わたしに奢れとおっしゃってますよね。

お寿司食べたいなら、稼いでから言ってください。
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