December 04 [Sun], 2005, 15:05
タイトルは同じSAME MOONですが、下記サイトでブログを綴ることになりました。
http://re-oda.jugem.jp/
順次、こちらの過去記事を移していく予定です。まだ小田さんのツアーレポートなど、数が多いので移しきれないため、当分はリンクも貼ってどちらも見られるようにしておきます。しかし12.6と7の武道館レポなどは新しい方で記載する予定です。
リンク集の一番下に貼っておきます。
December 03 [Sat], 2005, 7:41
グランプリ・ファイナルへの出場権がかかる大事な最後の試合。さすがに安藤美姫はロシアから帰国直後の疲れか、緊張からか思ったよりいい演技ができなかった。最初のコンビネーションが、上位の選手ほど女子といえども3−3を跳んでくるのでここは3−3で行きたかった気がするが・・。スピンの回転速度もあまり速くないうえにビールマンが回転数が足りなくてレベル2くらいの評価だったように思われた。むしろ誰も騒いでいない中野が重圧もなく、しかも地元日本での初めてのNHK杯出場をとても楽しんで余裕の滑りをみせ、大健闘で2位につけたのは素晴らしかった。期待の村主がなかなかいい出だしだったのに、フリップで転倒という痛いミスが出て6位と出遅れたのは厳しかった。他のスピンやステップは滑らかでとてもよかったのだが・・全体に点数が辛めだった。あなどれないのは世界選手権3位のコストナー。細くて長い手足を武器に3−3を軽々と飛び、全体をまとめたプログラム。ミスがないのが強みか。細かいステップなど村主の方が上だと思うのだが、全体の安定感などもふまえると元気でいきおいがある選手はパワーで滑るので印象がよくなる。まあ、今度の採点システムは難しい反面、圧倒的な大差でなければSP6位くらいからでも大逆転があるので、今日のフリーにみんな持てる力をすべて出して欲しいと思う。おそらく中野はトリプル・アクセルを飛んでくるだろうし、安藤も土壇場で4回転をやるだろうか・・?あるいはここでは無理せず表現力で勝負し、表彰台を確保してファイナルで4回転・という計画もありか。村主はなんとかいつもの大逆転で巻き返し、最後の全日本での勝負でオリンピックへの切符を目指すだろう・・。実に熾烈な国内の代表争いだ・・。
December 01 [Thu], 2005, 11:13
昨日の夜・今朝のニュースの特集で、NHK杯に関してレベル4への挑戦という番組もあった。4年前のソルトレイクで、ペアが二組金メダルになった騒動を記憶されている方も多いのでは・・。人間が審査するため不正があってはまずい、とこの3年の間でジャッジの国名表記をやめたり、ランダムで高い点と低い点をカットするなど、いろいろと審査方法に変更があったが、ついにこと細かくひとつひとつの技をチェックして点数にするという方式になった。あまりスケートを知らない人がオリンピックと世界選手権だけポンとTVを見たらこの採点システムで??と驚くと思う。もはやあの6.0とか5.8という数字はないのだ。仕方ないので、技術全般は最後に出てくるスケーティング・スキルだのトランディッションだのと羅列された項目が何点台かを目安に、今日はよかったとか悪かったとか判断するしかないが、大雑把にいって、8点台は殆ど見かけない。プルシェンコやスルツカヤといった過去にメダルをとったような実力者が取る数字で、普通は7点台をまず上位争いの目安に、いくつ並ぶか、7点台も後半かというのが目標であろう。これからの選手はなるべく失敗しても6点台に踏みとどまるのがラインでは・・。そして、今もっと難易度が高いのがレベル4という評価。片足をあげるビールマンスピンなどは難しくて誰でもできないのだが、せっかく足があがっても軸がぶれていたり2回くらいしか回れなかったりすればレベル3とか2としか評価がもらえないので、難しい技術の練習とその精度と両方必要だからこれは大変である。すべての技術にそういうのがついてまわるので、スピンだけ上手いとかジャンプだけ飛ぶ、表現力だけは素晴らしい・・といったこれまで選手の個性・・勝負できたものもそれだけでは上位はねらえなくなった。
December 01 [Thu], 2005, 10:14
今期初試合の安藤美姫登場。SP。恩田美栄。最初のコンビネーションでオーバーターン。スピードのなさやスパイラルの不安定さなど、評価が5点台とかなり低いのが厳しい。安藤。戦場のメリークリスマスで。レイバックからビールマンといった、今期練習して磨きをかけたレベル4をめざすスピンコンビネーション。スパイラル・ジャンプコンビネーションなど、3月の世界選手権から考えると素晴らしい進歩だった。評価点が7点台で本人も大喜びの結果。パーソナルベストが出る。スルツカヤ登場。リストの死の舞踏。3−2のコンビネーションも高く、フリップの高さや着氷後の流れの美しさ。ビールマンに入る時にやや乱れ。最後にスピンコンビネーションで足変えのビールマンスピンなど、スピードが落ちず、レベル4のスピンがあるのは彼女だけ。8点台がふたつ。圧倒的な強さ。フリー。スザンナ・ポイキオ(フィンランド)ロミオとジュリエット。出だしでジャンプのミス。スピンコンビネーションでバランスを崩す場面も。彼女も安藤と同じくレイバックからのビールマンを取り入れていたが、中盤からジャンプのミスとスピードが落ちて不本意な演技だったようだ。恩田美栄。プログラムをアメリカ大会後に変えて2週間で試合にもってきたという驚きの姿勢。3−2−2で高さを見せる。せっかくの持ち味である高くて切れ味のあるジャンプも不安定になってしまったが、振り付けはニコライ・モロゾフとのこと。こなれてくれば大変素晴らしいプログラムなのだが・・評価点が5点台ばかりというのが時間が足りなくてもったいない・・。必死の形相で鬼気迫る挑戦だったのだが・・。他の選手は追記にて。
December 01 [Thu], 2005, 8:53
SPはスイスのステファン・ランビエールから。今年の世界選手権優勝者で、持ち味はスピン。ソルトレイクで注目はしたが、いきなり世界のトップになったのは驚きの選手だった。しかし演技全般では、ジャンプで手をついたり、コンビネーションの4−3の3回転めが着氷で動きがとまりあまりよくなかった。あまりさすがチャンピオン!というすごさを感じるスケーティングではないように思えた。どうしても目を惹くのはスピンの技術だけ・・。これはポジションの正確さ・回転速度・形の独自性など、まさに彼だけの技だと思うが。地元ロシアのエフゲニー・プルシェンコ登場。これが今シーズン初試合で、気合十分。出だしのコンビネーションが4−3、さすがにきれいな着氷。トスカの曲を身体全部で表現する素晴らしいプログラムで、単独のトリプル・アクセルやサーキュラー・ライン、ストレートライン、スピンコンビネーションなど見事である。オーラの出てる人というか・・すごい!の一言だ。SP1位だった。アメリカのジョニー・ウィアー。サン・サーンスの白鳥で、アクセルから3−3。身体の線が美しく、ロシアでいえばアレクサンダー・アプトを彷彿とさせるスケーターであるが、フリップで両足着氷となり、4回転がないので3位にとどまった。南里康晴は6位。(映像なしで最終結果8位)
フリー。ドイツのステファン・リンデマン。ビッグバウンスのサントラがあっていないようで、4回転のトウループのみになったり、ジャンプで2度の転倒、スピードもなく全般に退屈な、散漫な印象だった。ジョニー・ウィアー。カナダでは故障でもしたのか悲惨な演技で7位だったので、それから考えるとかなり良くなっていたが、まだジャンプミスもいくつか見られて技術的には不安定。しかし表現力はすごくあるため美しい滑りは印象的で3位になる。プルシェンコは、前半にジャンプを固めてゴッドファーザーの曲で演技。途中細かいミスもあったのだが、スピードと力強さで8点台を4つたたき出す高得点!ぶっちぎりの優勝。ランビエールは最初のトリプルアクセルが転倒、コンビネーションもステップアウトなどややミスが出たが、四季をうまく表現し中盤で盛り返す。最後のステップとスピンで力を出すし、2位。