お絵描きプロジェクト後カルタ 2012/5月 その3 

May 16 [Wed], 2012, 22:39
5月のお絵描きプロジェクト後カルタ、最終回です。
思いが膨らんで超長いです。

今日は
「ピンポイントの興味からの可能性」について。

裏から言うと、
「まんべんなくそつなく出来る必要なんて無いんだな」って話。


4歳になったばかりの慧くんは何せ絵を描かない(笑)。

ママのごわりちゃんがお絵描き帳を持ってきてくれたのですが、
そこにはパパが描いてくれる絵と、
その上に慧くんが色んな色でグチャグチャと塗りつぶすようなページばかり。




もしくはなぜか
ママが書く文字がいっぱい!




なんじゃこりゃ?何の暗号だ?

そう、バスの行き先をママがいっぱい書いています。

慧くんはとにもかくにも乗り物が大好き。

中でもバスが大大大好き!!


実は、おしゃべりの始まりも、
他の子に比べてゆっくりだった慧くんですが、

なんと1才半の時から
「蟹ヶ谷」「鷺沼」「井田営業所行」などが
読めてしまっていたんだって!!


「蟹ヶ谷」が読めるようになる前に、
「谷」の字だけ判別出来るようになった慧くんは、

それが「幡ヶ谷」だろうと「渋谷」だろうと、
「谷」さえつけば全部「かにがや」と読んでいた時期があったらしいんだけど、

次第に「蟹ヶ谷」という三つの並びに意味があることに
気付いて行ったんだって。



あの大きなバスがバス停に入って来る時や、
自分が歩く横をすれ違って行く時に、

配分としてはとっても小さな行き先表示の部分が
バスによって違っていることに気付くことがまずすごい!

そしてきっと、
ごわりちゃんも毎度毎度、
「あ、蟹ヶ谷行きだね〜」とか
「あ、井田営業所行きが行っちゃったよ」とか
音にしてあげ続けたきたんだね。


4歳になった慧くんは、
お絵描き帳を開くと自分で描こうとはせずに、
「ママ、書いて」とせがんでバスの行き先をひたすら書いてもらうのが
楽しいんだって。
ごわりちゃん曰く、「私絵が描けないからちょうどいいの〜」
なるほどね〜。



どの子でも、
お絵描きは人のお顔から、
文字はひらがなから、なんて先入観は大間違い!

好きなもの、そそられるものからなんだよね。


ママは良く気がつくんだな〜と思うことの一つに、

「慧は、「ぱぴぷぺぽ」の音が今好きみたいなの。
 『一本早いバス』という言い回しが大好きで、
 『いっぽんはやいバスにのろうね』とか言うんだよ」

そして毎回のファミリーで去年行った韓国での体験を
韓国語で話す時に、
「ソウルから300km離れている話を、
 『さんぺっきろめーとるえよ〜』」と言う所が気に入っていて、
言わないまま終わろうとした日は、
何度も何度も地図のページに戻そうとしたんだって。

他のメンバーに
「慧くん、さんペっきろめーとるの所、聞きたいんだよきっと!」
と気付いてもらって、
そこをもう一度言ったら納得の表情だったとか。



慧くんは乗り物、特にバスが大好きで、
音で言うと「ぱぴぷぺぽ」がたまらなく楽しい。



そんな慧くん、今もお絵描きはほとんどせずですが、

どちらかと言うと粘度遊びが好きなんだって。



おうちでママと粘度で遊んだ時、
ママがくるくると卵みたいな丸を作って、
目や鼻、口を付けてあげて、「ほらお顔だよ」と言うと、

「足をつけて」と言った慧くん。



あ、このプロセスは
王道のお絵描きのプロセスと同じだなと気付いたごわりちゃん。


○があって
お顔が描けて、

その次は胴体じゃなくて「足」を書く。
(手の場合もあるね)


「そっか〜、お絵描きはしないけど、
 顔から足が生える所は立体になっても同じなのね〜」と
おもしろかったんだって。



でもね、最近、黒いインクの名前ペンを手にした慧くんは、
自らお絵描きを始めたそうです!







ごわりちゃん、これ何を描いたんだったっけ?
地図?迷路?
江の電の線路だったっけ?

やっぱり「インクのでの良いペンだと筆が進む」という説は
ホントだよね〜。

紙からはみだしながら、でっかい絵を 描いた慧くんです。




親はついつい、
この先困らないように、まんべんなくいろんなことが、
ほどほどに出来るようにと育ててしまいがち。

私なんて、恥ずかしながら全くそのお手本みたいな親なんだけど、

でこぼこの無い人間なんてつまらない。


大好きなことが一つでもあって、
それさえやってれば時間を忘れちゃうような幸せな子ども。

大好きから広がる可能性に任せた方が
伸び伸びと育って行くって、教えられた気がしました。



実は新一年生のうちの康平が、
入学してから頻繁に保健室に過い、

昨日ちょっとお腹が痛くなって早退し、
今日はその流れでお休みし、

「もう元気になったから明日は学校だよ」という私のことばに、

「やっぱり気持ち悪〜い」と
「行きたくない空気」なお答え…。



「康平、かっこいい一年生になんてならなくていいんだよ。
 苦手なものも、嫌いなものも、い〜っぱいあっていいんだよ」
というと、

目から涙がぽろぽろと。



抱っこしながらいっぱい話して、
パパだってホントはお仕事大っ嫌いなんだって。
ママもホントはテレビの前でぐーたらするのが大好き。
かけっこも苦手!アイロンがけとミシン掛けが特に嫌い!
などなど、

ダメダメ自慢をしているうちに、

「康平お勉強嫌いなの。国語とか算数とかつまんない。」
「ホントは明日も学校行きたくないな」

と本音を言い出しました。

今まではどんな聞き方をしても「学校好き。楽しい。」としか
言わなかったんだけどね。

いや、私が言わせなかったんだね。



「でも、図工と給食は好き」なんだって。
「二つも好きなものあるのすご〜〜〜い」と言ったらうれしそうでした。



そんなお絵描き好きな康平にとって、
絵は多言語の中のひとつ。

少し前に「今日図工で何やったの?」と聞くと、

「え〜っとね…

 絵で描いた方がいいな…」と言って、
描いてくれたのがこちら。




折り紙折ってからハサミで切り込み入れて開くと、
きれいな模様の入ったお花みたいなのができて、
それをヒモとストローでつなげてモビールが出来た様子


を図解してくれました。

手順書だね。



「○○語でうまくいえないな〜、じゃあ△△語で」みたいな
ことば感覚で絵を描く康平。



もっともっとこの子の「好き」をやらせてあげたいなと
改めて反省した

未熟な母からの、


5月のお絵描きプロジェクトの報告でした。







 




お絵描きプロジェクト後カルタ 2012/5月 その2 

May 15 [Tue], 2012, 15:38
引き続き5月のお絵描きプロジェクトの後カルタです。

今日のテーマは
『誰かがやっているものは魅力的』です。なんのこっちゃ。


先日、デパートのおもちゃ売り場を通りかかったら、
とっても楽しい積み木のデモンストレーションをやっていて、
子どもも一緒に遊ばせてくれるので、
美緒(小5)も康平(小1)もかなりはまって遊ばせてもらいました。



その姿を見て、私の姉が「買って上げる〜♡」と、
まんまとデパート側の思うツボでプレゼントしてもらって帰ってきました。


でもね、
よくあるパターンだと思うのですが、
家に帰って遊んだのは3回くらい。
この10日くらいは遊んでいる様子は無いぞ〜。

一緒に遊んであげれば良いんだよね。
忙しぶってる母を許したまえ…。



似たような出来事で、
これまたどの家にもよくある風景だと思うのですが、

もうだれも遊ばなくなったほこりをかぶったようなおもちゃ。
お兄ちゃんが久しぶりに見つけて遊んでみたりすると、
とたんに下の子がそれを欲しがって「か〜し〜て!!!」と取り合い!
今まで見向きもしなかったくせに!!!ってケンカが始まる!




どんなに魅力的なおもちゃも、
じっとそこに有るだけではそそられなくて、
誰かがそれで遊んでいるからこそ自分もやりたくなっちゃう!!!



前置きが長かったけれど、今日はそんなお絵描きを…。




2才11ヶ月の美音ちゃんのパパはお茶目な方とみえて、
美音ちゃんの隣でいつもいっしょになってお絵描きしてくれる人です。

この間はいつもとちょっと違うパターンで
切り絵で美音ちゃんのお顔を作ってくれました。



パッチンどめ二つが泣かせる〜。


ハサミでちょきちょき。ノリでぺたぺた。
楽しそうに見えたんだろうな〜。
美音ちゃんも初めての切り絵をしましたよ。





そして美音ちゃんはママと一緒に押し花細工にもチャレンジしました。
右はママの作品。
左が美音ちゃんが指示を出してママがお花を置いて行った作品。



ママのじゅんじゅんはこの作品を見て、

「大人はなんとなく見たことあるようなレイアウトにしちゃうけど、
 美音は全く自由な発想でお花を置いて行くんだなと思うと
 面白いな〜って」って思ったんだって。

これもきっと、
ママがまず楽しそうにやっていたから、
自分も飽きずに最後まで創れたんだろうね。




前からずっと、良く話題になっていた、
なぜ子ども達はこんなにもアンパンマンが好きなのか?というのも、
その一因がこの流れにあるような気がしました。



今回、豊洲のメンバーしのちゃんが、
2歳10ヶ月のあさひくんと初参加してくれました。

あさひくんは3人の男の子兄弟の末っ子。
そして今アンパンマンが超大好き!

しのちゃんが持ってきてくれた自由帳。
表紙の絵もアンパンマン。

ページをめくると…

中はアンパンマンしかいません(笑)!






そしてこのお絵描きプロジェクトを楽しんでいる間中、
ママに「アンパンマン描いて〜〜」とせがみ続けていました。

きっとしょっちゅう描かされているんだね。
ママのしのちゃんはやなせたかしもビックリの腕前、
色んなキャラクター、何を描いても本当に上手。
特にアンパンマンはホントに上手です。

「アンパンマン」という音の響きと、
○ばかりで構成されていると言うシンプルさ、
そして暖色系の色味、

子どもがかなり早い段階からアンパンマンを見分け、
そして自分でも描けるようになって行く理由は
いっぱい有ると思うけれど、



ママに「描いて〜」と頼んだときに、
ママにとっても描いてあげやすいことが大きい気がする!

だって「ミッキー描いて〜」って言われても、
そう簡単には描けないよ〜(涙)
キティちゃんとかスヌーピーとかも、
簡単そうで「なんちゃって」な感じになるよね。

でもアンパンマンは良い線行くんだよね。
私も、まあまあ上手に書ける。
お手本見ないでも描ける。
他のおしゃべりしながらでも描いてあげられる。


ママが上手にスラスラと描くアンパンマン。
子どもから見たら親しみ沸きまくり!
そして自分でも描きたくなるのも当然の流れ。

『誰かがやっているものは魅力的

ことばも同じようなことあるよね。
だから流行ことばが出て来るんだろうな。



さてさて、オマケのひとネタ。

あさひくんは自由帳に自由にアンパンマンを描いていますが、

あさひくんのすぐ上のお兄ちゃんうたくんは
自由帳に、几帳面にポケモンキャラを端から小さく描いていくんだって。
すぐに自由帳が無くなっちゃうのがいやだから、
大事に大事に使っているらしいんだけど…

その話を聞いて、
「自由帳なのに不自由だな〜〜」と
妙に笑えた私です。



たまに、子どもの自由帳覗いてみませんか?
小学生は必ず一冊学校に持って行っていて、
休み時間とかに自由にお絵描きして遊ぶらしいよ。

うちの子は「自由派」かな?
意表をついて「不自由派」かも(笑)


お絵描きプロジェクト後カルタ 2012/5月 

May 15 [Tue], 2012, 14:40
先週の木曜日、いつものヒッポ本部でお絵描きプロジェクトしました。

近頃とっても少人数ではありますが、
その分ひとつひとつの絵をじっくり楽しめています。

前回も参加のじゅんじゅんが、
2才11ヶ月の美音ちゃんの作品をまたまたたくさん見せてくれました。


http://yaplog.jp/pukanchi-2010/archive/262
(前回の様子はこちら↑ってしたいけど、
 クリックできるようにするにはどうするのかな〜)

前回も同じような「おうちにいるパパ」の絵が有りましたが、
今回はじいじがおうちにいます。
おうちの中だからくつは履いていないと説明していたそう。



そしてパパとママと美音ちゃんも、
大きな丸の中にいるでしょ。
(一番小ちゃいのがパパ:笑)

きっとこれもおうちにいるんだよね。
あ、でもママと美音ちゃんは靴履いてるから、
もしかしたらおうちじゃない可能性もあるかな?

美音ちゃんお得意の「逆さま方式」の描き方で、
お絵描きの世界が前回より広がっているね。





シンプルな丸く囲う線だけなんだけど、
美音ちゃんは「空間の絵」を描き始めています。


そう、ベベフィの中で良く話題になる、
「空間を描き始めると、文字に興味が出てくるのでは?」という説。

今まで、そういう例をほんとうにたくさん見てきたし、
うちの康平も確かに
リビングのテーブルにお皿が並んでいる絵を描いた頃、
お手紙のマネをして字を書き始めました。



そして期待通り!!!!!

美音ちゃんも字を書き始めました〜



「これ『ママん』『パパん』『6』『7』…」などと言いつつ
書いたんだって。
この鳥居みたいなのは漢字に見えるな〜。


そして3日後にも書きましたよ。



また鳥居みたいなのあるな〜。

右下のオレンジのお顔はミッキー
左下のお顔はミニーだそうです。
丸で囲わずお顔を描いたのはこのとき初めて。


ママのじゅんじゅんも、
見ていて明らかに
絵を描いている時と字を書いている時は違うと感じたそう。



そしてたまたまお店でもらったカードにお絵描き。

中のカードにはパパとママ。
ママはお洋服を着ています。




そして封筒には…





文字だよね〜これ!

良く分かってるな〜〜〜。




時間の感覚なんて全然無い所から始まって、
小さな子はすごく曖昧な表現をし始めるでしょ。
過去は全部「昨日」で、未来は全部「明日」。

そうしながら自分が居る「今」がはっきり分かって来るのかな?

ことばを文字にしていくっていうのは、
どんどんと流れて行く時間を
「きゅっ」と固めて閉じ込められるような感じがします。

時間と文字…。


そして空間の感覚もきっと始めは全く分からない気がする。
何せ、自分と自分以外の境界線すら全くもって曖昧で、
どこまでが自分でどこからが自分じゃないのかも、
いっぱい舐めたり動かしたりしながら徐々に分かっていく位だから。

でもだんだんと「家とお外」「自分のお家とお友達のお家」
「お風呂場とねんねの部屋」「幼稚園のお部屋とお庭」みたいに、
「場」の感覚が育っていく。

そうするとお絵描きの中にも「空間」を描くようになるんだよね。


その時期が、どうもとっても近いらしい。


時間と空間というとてつもなくスケールのでかい世界の中から、
「自分の今」「今いるここ」を把握して
「あの時の自分」や「あのとき行ったあそこ」
「将来の自分」や「次ぎに行きたいどこか」がわかり、
表現できるようになっていく。



空間の絵を描くようになったら要チェック!
前後して文字らしきもの書き始めていませんか??


お絵描きプロジェクト後カルタ 2012/4月 その3 

May 10 [Thu], 2012, 6:00
4月の後カルタは今日でおしまいです。
今日は「ブーム」について。


ターニャのお宅には可愛い姉妹、3年生のかすみちゃんと
5才のかりんちゃんがいます。

ターニャはずっと一緒にお絵描きプロジェクトを楽しんで来た仲間。
いつも子ども達の絵に変化が無いか、
アンテナ張って見てくれています。

今かりんちゃんは
何でもかんでもお姉ちゃんのマネがしたくて、
お姉ちゃんは「マネしないで!」と怒ることが多いそう。
お姉ちゃんがせっかく自分で工夫して創り出すものを、
そっくりにマネされちゃうのって、きっと嫌なことなんだよね。

うちの5年生&1年生の姉と弟も、
ちょうど2年くらい前に「も〜マネしないで!」という台詞、
良く聞いてたな〜。

下の子にとってみたら、
今までは見えているのにうまくマネできなかった時代を通り抜け、
以外といい感じにマネできるようになったことが
楽しくて仕方ないんだろうな〜(笑)

どちらの気持ちも良く分かるよ。


さて、そんなかりんちゃんが、
2週間に渡って描き続ける
「お顔シリーズ」を並べてみますね。

かりんちゃんはよくお顔の絵、女の子(自分)の絵を描きます。
立ち姿の絵もこの頃までにいろんなパターンで描けるようになっていました。


その流れで、3/26にはこんな面白い髪型の女の子を
何枚か描きました。
耳の横からバナナぶら下げたみたいね〜。
みんな笑っててかわいい。






そして4/2には几帳面に、
紙の左上から顔・顔・顔…
いろんなパターンのお顔がきれいに並んでいます。
みんな表情や髪型を細かく変えていて、
かりんちゃんは「個体差」を描き分けようとしているんだろうな、と感じました。



4/4にも…(一番右上の一本毛のおじさんがかわいい)



4/5にも…


そして4/9には少し大きくなってばらけてきましたよ。




たまたま拾えたのがこの何枚かだったけれど、
きっとその間にもこのシリーズでしつこくしつこく
「お顔」を描いていたんだろうな、と推測。

一度はまると子どもはしつこい!


こちらは今迷路ブームが始まったれおんくん(年少さん)



二日後にはちょっと複雑になってきたぞ!
「ここは和田堀公園」「ここはサミット前」
「ここは上に行くための階段」などと説明してくれるんだって。




迷路や地図ブームにはまる子いっぱいいるよね〜。


ちなみにれおんくんが1枚目の方の迷路を描いていた日、
やっぱり迷路(?)を描いていたれおんくんの横で、



1才の妹くれあちゃんが上手にお兄ちゃんのマネをしていました。




ココでも始まったぞ〜!上の子のマネ!

「も〜〜〜、マネしないで〜〜〜〜」って
れおんくんが怒り出すのはいつからかな(笑)?


マネしてマネされて、はまって飽きて、

しつこくしつこく、

大人から見ると「こりゃ何だ?」と思う
一見意味の無いようなものを

自分の手を動かしていっぱい表現すること。


この時間が、子ども達の未来のことばにつながっている気がするんだよな〜。



今日(5/10)もお絵描きプロジェクトやります。
10時半から本部にて。
ヨロブンオセヨ!!



お絵描きプロジェクト後カルタ 2012/4月 その2 

May 08 [Tue], 2012, 12:57
お絵描きプロジェクトからちょっとだけ脱線かな?

「お手紙」について…。



千葉に住むさわちゃんのうちには3にんのチビちゃんがいます。
みさきちゃん8歳
しょうたくん5歳
そしてもう一人2歳?の女の子。
  (ごめんねお名前忘れちゃった。おみやげちゃん)

そのさわちゃんのうちに、
お絵描きプロジェクトの常連さん、
マルシェが、れおんくん(年少さん)とくれあちゃん(1歳)を連れて、
一泊のお泊まりにいきました。


それはそれは楽しい時間で、
子ども達は5人兄弟みたいになっていっぱいいっぱい遊びました。


子ども達はお互いのママのことも大好きになって、
たった一泊だったのにお別れが辛くて辛くて…。
すぐに会える距離なんだけどね…。


そして、マルシェ達が帰った後かな?
みさきちゃんとしょうたくんが、
れおんくんとくれあちゃんにお手紙を書きました。

しょうたくんにとっては初めてのお手紙です。



上半分がみさきちゃんの、
下半分がしょうたくんのお手紙です。


しょうたくんの
「くれあちゃんとれおんくん」という書き出し

「>れよんちゃんとれおん>ん」になってるでしょ。


くくくっ…かわいいな…。



みさきちゃんはママのさわちゃんに、

「今まで色んな人がホームステイに来た時、
 お別れでママがいつも泣くでしょ。
 ママがどうして泣くのか分かったよ。」と言ったんだって。



人が文字を書けるようになると、

なんとも素敵なことに、お手紙が書けるようになるんだよね。


今目の前にいるあなたにも「ありがとう」を精一杯伝えるけど、
それだけじゃ伝えきれなくて、
バイバイした後のあなたにも「ありがとう」を伝えたい時は
お手紙にすればいいんだよね。

人は「今、ここ」だけじゃなくて
「未来のどこか」のこともイメージすることができるからこそ
お手紙で気持ちを伝えたい、
文字や絵で今の思いを残したい、と思えるんだろうな。

子ども達の中にもしっかりと
人間のことばが育っていることが、痛い程伝わってきます。
ママのさわちゃんも、
「お手紙を書きたくなった」子ども達の思いを、
とても喜んでいるところが素敵だなと思いました。



とってもとっても私的なことになっちゃいますが、
実は半月前に私の父が亡くなりました。

もうじいちゃんに会ってもらえるのは今日が最後になっちゃうかもと、
夫が二人の子どもを連れて駆けつけてくれたとき、
息子が出がけに急いで書いたお手紙を持ってきてくれました。





じいちゃんはもう目は開けられなかったけど、
私が耳元ですごく大きな声で読んだから、
じいちゃんにはちゃんと聞こえたと思うんだ。


今気付いたけど、
「じいちゃんいままでありがとう」とか
「さようなら」みたいなことは全然書いてないな。

6才ながらに
じいちゃんに希望を持って欲しいと、
「終り」を感じさせない言い回しになっているような気がする。


康平ありがと。
最後までじいちゃんのベッドの横に置いておいたんだよ。


じいちゃんはこの三日後にお空に昇って行きました。





ことばがあるから気持ちを伝えられて、
文字があるからそれを残しておける。


文字や絵が書けるようになった頃の子ども達が、
ホントに楽しそうに遊びとして書き続けているときは、
「残しておく」ということは意識していないような気がするけれど、

後で自分の書いた絵や字を見返しては、
またその絵を書いた時の自分の気持ちを思い出したり、
その世界にす〜っと入って行ったりする場面はよく見るな。



一枚の絵。
一通のお手紙。


どれも愛おしくて捨てられないね。



マンション暮らしでしまっておく場所に限りがあるのが
最近の悩みです。









お絵描きプロジェクト後カルタ 2012/4月 

May 06 [Sun], 2012, 17:14
次回のお絵描きプロジェクトを4日後に控え、
慌てて前回の後カルタを…。

まずは、もうすぐ3才の美音ちゃんの
これまでのお絵描きを順番に見てみましょっか。

まとめて持ってきてくれたじゅんじゅんありがと!



おうちではいつもこんな感じでお絵描きを楽しんでいる美音ちゃん。

2人目3人目は、裏紙だったりしちゃうことが多いけど、
美音ちゃんは一人目のお姫ちゃまなので、
ちゃんとしたスケッチブックにお行儀良くお絵描きしてるね〜。
かわいい♡


美音ちゃんの始めてのお絵描きは1才5ヶ月。



ちょうど上の写真と同じ時期なのかな?
手を動かすと何か描けちゃうのが楽しいね〜。


○が描けるようになった頃は見逃しちゃったけど、

2才3ヶ月になると顔のようなものを描くようになります。
しかもかなり大きく。紙いっぱいに。




それから一ヶ月後。
お顔に足がついたよ。しかもいっぱい!
こんな絵、別の子も描いてたな〜。
まっくろくろすけって、そのママは呼んでたな〜。




2才8ヶ月になると、描けるパーツがどんどん増えてるよ。




そして隣のページにはママ。




あれ、ママにはちゃんと胴体があるね〜。

ママと言えば抱っこヒモ。
抱っこヒモを描こうと思うと、どうしても胴体が必要だったのかもね。
おクツまでちゃんと履いてます。

2才11ヶ月の頃にも、まだ丸いお顔を描いていますが、

なんと描き方は逆さま!




じゅんじゅんが写真に撮ってくれていました。
描いている美音ちゃん目線はこんな感じ。



その仕上がりはこちら。




○い輪郭を描いて、目をかいて鼻をかいて口を描いて…
描く順番はノーマルだけど、
それが全て逆さまに進んでいく!


以前こんな作品を紹介したことがありました。
今6才のあきらくんが3歳の頃、
逆さまに人を描いていくことにママがびっくり!
頭から体、手、足を描いたんだよね。




美音ちゃんはこの時期、

おうちの中にいるパパの絵も




マフラーしている自分も




やっぱり同じように「逆さま方式」で描きました。



鏡文字とか、くつを左右間違えて履くとか、
子どもの世界で右と左が曖昧な現象はた〜くさんあると思うけれど、

お絵描きの世界では、
時に上下までもどうにでもなっちゃう時期があるみたい!!!

小さな子の頭の中はどうなってるの?



うちの子もそう描くよ〜〜という方いませんか?

そういう時は、
例えばママが前に座っていて見ながら描いてる?
それとも何も見ないで描いてる?

例えばとなりにお手本になる絵が有って、
それをマネして描いている時は
こういうことは起こらないような気がするんだけどどうかしら?



描いているその状況も含めて、
お絵描きの端っこにメモしておいてくれるとありがたいな〜。

じゅんじゅんみたいに、
更に写真まで撮ってくれていたりすると
ほんとにイメージしやすくてうれしい。



最近、子ども達のお絵描きを見れば見る程、
「発見!」よりも「不思議〜〜〜!」ばかりが産まれてきちゃう。


次回お絵描きプロジェクトは
5/10(木)10時半〜13時
渋谷にあるヒッポ本部にて!

みんなで不思議ワールドから何かを見つけましょ!








多分すごく疲れることなんだね。 

April 17 [Tue], 2012, 17:48
相変わらず保健室の常連の康平が、

今日は学童を終えて帰って来るなり

帽子も取らずに眠っちゃった。





手ぐらい洗ったら?





疲れてるんだね〜。がんばってるんだよね〜。


オトナになると、なかなか「全く分からない中で長時間過ごす」ということが無くなる。
「ちょっと居心地が悪い」とか「しっくりこない」とか、
「おつきあいで座ってる」とか、

その程度の「分からなさ」の中に居る事はあっても、

時間の感覚もまだ曖昧で、
日本語もまだあやしくて、
自由遊びがほとんど無いことに慣れていなくて、
ひとりでやってみる経験が乏しくて、

何をどんなふうに頑張ればいいのかはいまいち分からないのに、

「一年生だね〜」となぜかみんなに祝われて、



毎日やっとこさっとこ学校に通っているという、



それほどの「アップアップ感」の中に飛び込んでみることって

オトナになっちゃうとあんまり無い。




でもね、
ホームステイとか行っちゃって、
異文化の中にドプン!って飛び込んじゃうと、
似たような経験が出来ちゃう。

だからね、なんか分かるよ、康平の気持ち。




ホスト家族のことは信頼してるし、
ことばが乏しくてもアイコンタクトや笑顔があればたいていのことは通じちゃう。

でも、
「お出かけするみたいだけど、どこに行くのかな?
 上着はどうしよう?必要?
 帰りは何時くらいになるんだろう?
 おむつ多めに持って行った方が良いかな?
 親戚とかに会うかな?日本からのお土産、持って行った方がいいかな?
 トイレ、ここで行ったおくべき??」

そんなちょっとしたことが分からなくて自分で決められなくて…。


だけど、みんなと居ることは確実に楽しくてうれしくて!

でも、ポジティブに家族と共に居ることをやめずにいると、
日に日に分かることが増えていくし、
荷物の量が適量になって身軽になっていくし、
目的地の予測が当たるようになるし、

そういことにエネルギーを使う量がどんどん減って行く。





康平ももうちょっと疲れる日々が続くかもしれないけど、

このトンネルは確実に抜けられるものだからね。大丈夫。




なにもかもがヘッチャラになっちゃうと、
こころが全然ドキドキしなくなっちゃって、
それはそれでけっこーつまんないものだよ。


ドキドキ大歓迎!
ハラハラも引き受けるよ。




ちょっと三枚目な息子がめちゃくちゃおもしろいです。

散る時… 

April 15 [Sun], 2012, 22:00
今日はちょっと重い話。ごめんなさい。


どんなにお利口なチンパンジーでも持っていなくて、
人間にしかない力。


「分かち合う心」と「想像する力」なんだって。


それが最近では遺伝子の研究成果として発表されるようになった
根拠のちゃんとしたものらしい。



「分かち合う心」と「想像する力」があるからことばが話せるんだろうし、

ことばが有るからこそ
「分かち合えて」「想像できる」んだね。



私は?
ちゃんと分かち合って、想像して生きてるかな?


多言語やりながら、
ことばと人間を自然科学し始めてから、

それまでの自分よりず〜〜っと、
それが上手になったような気がしているんだけど、

今ね、
一番その力を発揮しなきゃいけない時なのに、
力及ばずでもがいています。



ちょうど一年くらい前に体調を崩したのをきっかけに、
坂道を転げ落ちるようにいろいろなことが出来なくなり、
いろいろなことが分からなくなってしまった父が、


寂しいことだけれど命の締めくくりに入っています。









施設で暮らす父に、頻繁に会いにいっています。

でも、現実と、辛い方向への妄想の世界を、
行ったり来たりしながら、

しきりに私に不安を訴えて来る父に、

言ってあげることばが見つからない。



「そっか〜、それは辛いね。」
「分かったよ、じゃあ○○さんに聞いてみようね。」
「大丈夫だよ。何も心配いらないよ。」



受け止めているつもり、
分かち合っているつもり、
想像しているつもり…。



でもどれも「つもり」でしか無いような気がするんだよね。

ことばがツルツル滑って、
全く父の心の中に届いていない。



同じ会話も何度も繰り返し、
背中をさすり、手を握り、

目をそらさずに頷いても届かない。




でも、届かないことを嘆いていてもどうにもならないね。

脳のお医者さんの岩田先生が
この春休みに聞かせてくれたお話と、

その話を聞いて自分が感じた「分かる」にもいろいろあるんだぞ、ということ。


それを思い返す…。






私から見たら「伝わっていないように思えること」も、
ホントに伝わっていないのかどうかは誰にも分からない。

もしかしたら、


私には見えない、奥の奥の方で、
少しだけ、分かってくれているかもしれない。

脳ってすごいんだってビックリしたんだったじゃん!





だからもう少し、繰り返しことばにして言ってみようと思う。

「大丈夫だよ」




長年、苦手で苦手で、
受け入れられずに苦しんで来た「父」に、

心の底からの感謝の気持ちを込めて言えるかな?
言いたいな。



ちゃんと言わないと、

多分、私後悔すると思う。







常連 

April 13 [Fri], 2012, 9:18
新1年生にとっては長い一週間が終わろうとしています。

子ども達も、そして自分もお疲れさまでした



何と康平は、
毎日保健室に顔を出す「常連さん」になっているそう(笑)
        ↑
笑っている場合では無いのだけれど…。



家を出るまではね、

こんな笑顔で登校するんです。






準備にはいろいろ手間取るけどね。
(これはバッジを付けている所)






でも、だいたい10時くらいになると、
胸が苦しくなるんだって


それで手を挙げて、
「ココが苦しいです」って言うと、

「あら、じゃあ保健室で休みましょっか」

ってことになって、

しばらく保健室で絵本読ませてもらったりするんだって。




こらこら
ママなんて、保健室は絆創膏もらいに行ったことくらいしか無いぞ〜!




担任の先生曰く、

「清水くんはほんとに一生懸命私の話を聞いてくれているんで、
 きっと途中で疲れちゃうんだと思います〜(笑)。
 ま、様子見ましょうね。」と言ってくださっています。




パパ譲りの生真面目さと、
ママ譲りの全力投球っぷり。


机とお腹の間にげんこつが一個挟まる「正しい姿勢」を保ったまま、
呼吸も浅くなるほど集中して先生の話しを聞いているらしい。


う〜〜ん、不器用なヤツめ(笑)




昨日は胸が苦しいのをちょっと我慢してみたら、
おっぱいが痛くなってきちゃったからやっぱり手を挙げた、とか言ってる!

こらこら〜〜っおもしろすぎるぞ〜。






まぁ、あっという間にこんな時期は過ぎて行くから、
もうちょっと笑って聞いていようと思います。




ゆっくり行こうね。
今しか感じられないこと、全身で味わっておいでね。





始めは誰だって。 

April 09 [Mon], 2012, 8:49
康平が一年生になった





ここが、これから6年間お世話になる通学路。



康平はお調子者で、人懐っこくて、やんちゃな6才だけど、
実は気が小さくて超まじめ。


だから「ちょっと緊張する…」と
弱気なことをいっぱい言います。




分かるよ。なんか嫌だよね。
初めての人に会うのも、初めてのことするのも、
飛び込んで行く時は勇気がいる!


でも一日一日だれかとことばを交わす度に、
ドキドキしていたことも忘れちゃう程楽しくなるんだよね。




ことばの中に「ドキドキ」が溶け出して、
お空の遠くに飛んで行っちゃうんだ。

だからたくさんおしゃべりしておいでね。





入学式の午後は、
3年間通った保育園の先生に、ランドセルを見せに行きました。

桜満開




慣れた遊具に余裕の笑顔で登って、
「あ〜〜、帰ってきたな」って感じ。






康平、覚えてるかな〜。

保育園に通い始めた頃のこと。



泣いたよね〜〜
えんえん泣いた。


ママも、少し不安だったし、
ママ仲間のみんなと、仲良くなれそうになくてちょっと寂しかったんだ〜。


でも、話してみたらみんないい人ばっかりだった。



今では、
超超超大好きな保育園になったよね。





ドキドキやハラハラに効くお薬は、

「まずはいろんな人とおしゃべりしてみましょう」って感じかな?




春だね〜〜

やっぱり入学式のドキドキには
春の風が良く似合う。
プロフィール
  • ニックネーム:まみ
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大田区矢口でヒッポファミリークラブの多言語活動を主催しています。
多言語=いろんな国のことばを楽しむ毎日は、
平凡な主婦にパワーを、子どもには輝く明日をくれるみたいです。
何より、日常が楽しい!
多言語のあるくらしを写真で紹介します…。
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