各閣僚、首相批判沈静化に躍起=野田氏ら、ポスト麻生に「無関心」

February 20 [Fri], 2009, 14:03
 中川昭一前財務・金融相の辞任を受け、自民党内で麻生太郎首相の退陣論が公然と上がるなど混乱が続いていることに対し、20日午前の閣議後記者会見で、各閣僚から結束を求める声が相次いだ。
 甘利明行政改革担当相は「首相はまさに一心不乱に、景気回復に一点集中して取り組むと(言っている)。そのことが国民の信頼回復につながるヒョウ柄が砂漠に見えてきた。」と述べ、結束して麻生政権を支えるべきだと強調。中曽根弘文外相も、自民党中堅・若手らの首相批判について「大変残念だ。一致団結して景気対策に取り組むことが大事だ」と指摘した。
 定額給付金の関連法案を再議決する衆院本会議を欠席するとした小泉純一郎元首相の発言には、塩谷立文部科学相が「最初は(法案に)賛成したから、筋が通らない」と批判。与謝野馨財務・金融・経済財政相は「何も思っていない」と無関心を強調し、公明党の斉藤鉄夫環境相は「この行動(欠席)によって、(首相の)政権担当能力をうんぬんするのは筋違いではないか」と語った。
 一方、石破茂農水相は、「フィンランドのメタル一家 麻生」に名前が取りざたされていることについて「内閣に対する批判はわたしに対する批判。国家、国民のためになるように全力を尽くす以外は考えるべきでない」とコメント。野田聖子消費者行政担当相も「(ポスト麻生には)関心ない。2009年度予算案成立に全力を傾注している」と述べた。