空白 

August 23 [Thu], 2007, 17:07
空白の時間?

ううん、そうじゃない。

ちょっと休憩してただけ。

いろんなところに行って、

いろんな人に出会って、

はじめて「君」の存在に気づいた。

こんなに近くにいたんだね。

空白は、埋められる?

ああ。

空白じゃないんだっけ?

きっとこれから、何色にでもなる。

殴り合いの喧嘩 

August 23 [Thu], 2007, 17:01
カラダとカラダより

ココロとココロのほうが

痛い。

うそ 

August 23 [Thu], 2007, 16:57
誰が言ったんだっけ

うそはつき続ければ本当になる

でもそれは本当?

結局うそは「うそ」のまま

それ以上もそれ以下もないんだって

誰かが言った

唇から愛 

October 15 [Sun], 2006, 9:39
君の唇をそっと、指で撫でる
君は嫌がりもせず
ちょっと不思議そうな瞳で僕のことを見ている

無防備すぎる君の頬に


優しいキス


君に視線を戻すと

とびきりの笑顔で僕を見つめていた

それは「愛おしい」のそれ以上でもそれ以下でもなくて

もう一度頬に


優しいキス


君に再び視線を戻すと

少しふくれた顔で僕を見つめていた

そして、今にも消えそうな声で



「ねぇ。。キスして・・・?」

僕は少し笑って、君の唇を撫でながら

「キスならしてるよ」



しばらく続く「間」



「違うよぉ・・・」

恥ずかしそうに僕を見つめる君

そして今まで唇を撫でていた指を握り



「ここに・・・して?」

少し泣きそうな目をしながら君は言う






―僕の理性はここでおしまい―




君を強く抱き締めて
君の唇を塞いだ

もう何も言わなくていい
ただ僕を受け入れて・・・

唇から唇へ愛が伝わる
もっともっと奥へ・・・


君の奥へ・・・



唇から


ミルクティー 

October 01 [Sun], 2006, 18:32
恋をするとね、

それまでストレートだった紅茶がミルクティーに変わるの。

今までは、普通だったそれが、
急にミルクを入れた紅茶みたいにまろやかになる。

砂糖は入ってないのに、ほんのり甘い。

恋をすると、心がふわふわになるみたいに。



きっとミルクティーは恋してるんだ。

じゃんけん 

September 25 [Mon], 2006, 0:09


山のように残っていた生徒会の仕事を、副会長の君と、会計の僕の2人でこなした。
あとのみんなは、バイトだとか部活だとか、なんだかんだ理由をつけて逃げた。
9月終わり、日は短くなり、生徒会室の窓からは長い長い夕日が差し込む。


「そろそろ帰ろうか」
僕は酷使した目を休めるためにメガネをスッと外しながら言った。
時計を見ると5時過ぎだ。君は利き手に持つボールペンを休めて、
「そうだねぇ。もう疲れちゃった。」と、メガネを外していてよくわからないが、
にこっと可愛らしい笑顔を僕に向けてくれたんだと思う。


 僕と君は同い年、クラスは別々で離れているから、
生徒会で一緒になっていなかったら出会っていなかったんだろう。
性格から見た目から、お堅いイメージの生徒会役員の中で、
君は唯一輝いて見えて、そして、そう誰よりも美人で魅力的なんだ。

居残りで仕事を片付けるのは正直面倒くさいけれど、君と一緒なら何だって楽しい。
仕事の最中に、消しゴムを投げたりしてちょっかい出してくる君が可愛くて仕方なかった。

仕事を切りのいいところで切り上げた僕らは、2人で軽く片づけをして生徒会室を出た。

「一緒に帰ろうか」

そう切り出したのは君の方だった。
にやけてしまいそうな口元をなんとか抑えて、僕らは校門まで歩きだす。
下駄箱から出て、校門までは気が遠くなるくらい長い階段がある。
僕が先に歩いていて、最初の段に差し掛かるとき、
「ねぇ。じゃんけんしようよ!」
それまで黙っていた君が僕の背中に声を掛ける。
「ん?じゃんけん?」
「そうそう。ぐりこ!とかぱいなっぷる!」とか子どもの頃やらなかった?」
「・・・そりゃやったけど、もううちら高2だろ?子どもじゃないんだから」
「ケチィ・・・」
君はいじけて頬を膨らます。その姿があまりにも可愛いくて、僕は思わず笑ってしまった。
「何で笑うのよ。一緒にやってくれると思ったから、やろうって言ったのに」
「アハハ。ごめんごめん。やるよ。せーの」

『じゃーんけーんぽんっ』

僕はグー、彼女はパー。
ぱ・い・な・つ・ぷ・る、と1段1段ぴょんぴょんと駆け下りていく。
そして振り返って君は確かにこう言ったんだ。

「ねぇ。私が勝ったら、キスして?」

僕は返事ができなかった。からかわれているのか、それとも本心なのか。
僕は君のことが気になっているから、そりゃ嬉しいはずなんだけど、
なんともいえない複雑な気分。

「じゃあ僕が勝ったら?」
勇気を出して振り絞った言葉がこれだった。

「ん?何かご希望はある?」

「別に・・・」

「そっかぁ・・・じゃー続きやろっ!勝った場合どうしたいか、ゴールまでに考えといてね!せーの・・・」

『じゃーんけーん・・・』

それから先は、僕は頭の中で、「どうか君が勝ちますように」と願った。
それと、このじゃんけんしている時間がなぜかずっと続けばいいのに、
なんて思ったりもした。

しかし、いくら階段が長いとはいえ、いつの間にか校門は近づいて、
僕が2段分リードするというカタチで先にゴールした。
君は凄く寂しそうな顔で、僕のことをじっと見つめていた。
「あーぁ。負けちゃったぁ。それにもう校門だねぇ。・・・」

もうすこし、一緒にいたかったな。

そんな言葉が続くような気がした。僕の気のせいかもしれないけど。
君が残りの2段を降りようとする瞬間、僕は言った。
「ストップ。ねぇ。僕が勝ったから。」
「僕が勝ったから?」
「僕にキスして。」
「僕にキス・・・」

君は僕の言葉を繰り返して、1段だけ階段を降りると、
そっと僕の肩に手を添えて、唇が触れるか触れないかぐらいのキスをした。
僕はたまらず、君の頭に手を回して、ぐっと引き寄せた。
キスなんてし慣れてないから、メガネが少し当たったりもしたけれど、
そんなことは構わなかった。

ただ君と、もう1度キスがしたかった。

ふと顔を離すと、
「私負けちゃったんだよ?」と不思議そうな顔で僕の顔を覗き込む。

「勝ち負けなんか関係ないでしょ。」
「え?」


「僕は、君が好き」


君は嬉しそうに笑って、

「うん。またじゃんけんしよーね!」
と僕の手をとりながら、校門へと歩き始めた。



気づかないふり 

September 24 [Sun], 2006, 22:54
「僕の言うことだけ聞いていれば良い。」

貴方の声は絶対で、逆らえばそれなりの代償があった。
だけど貴方は私を愛してくれた。
これは紛れも無い「愛のかたち」なんだよね?

ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい

お願いだから嫌いにならないで
お願いだから捨てないで

お願いだから愛してください

お願いだから・・・

お願いだよ・・・


これが後に「愛」じゃなくて別のものだと気づいたけれど

私にそんなことは関係なかった

貴方がいれば他になにもいらないから

だから私は気づかない振りをするの

ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい

お願いだから・・・

彼の車 

August 21 [Mon], 2006, 7:50
久々に乗る彼の車は

私の知ってるものと違っていた

車の中の匂いも

車の中の雰囲気も

全てが違っていた


それもそのはず

時間だけは過ぎていて

変わらないことなんてないと思った矢先だった


彼の車の助手席にもぐりこむ

久々のことなのに

久々と感じない

とても「当たり前」のことのように感じた


それは彼も同じみたいで

ずっと前にあった「日常」が

ふとそこに蘇った気がした


居心地がいい

彼の車のリズム


慣れ親しんだそれは体から抜けてなくて

そのままシートに身を委ねた


きっといつもは私じゃない誰かが座ってる

きっと私と同じように心地よく思って座ってる



そう思うと少し切なくて

横から聞こえる彼の声が少しずつ遠くなり

オーディオから流れる

明らかに私の趣味じゃない曲に

うだうだと吸い込まれるように

眠りに落ちていった

そのままの君 

August 10 [Thu], 2006, 22:53
何度あなたに救われたでしょう

「そのままの君でいい」

そんな言葉で、私の心は静寂を取り戻す


「君は悪くないよ」

そんな言葉で、私の中の黒いものが、スッと溶けていく

だから私は、

あなたの言う「そのままの君」でいたいから


お願い

あなたもずっと「そのままの君」でいてください




変わらない「そのままの君」で

私の欠片 

July 26 [Wed], 2006, 22:24
台所で、水仕事をしようと、時計を外した。

そして無意識に、指輪を外そうとした。
もうあるはずもない指輪を、いつも通り外そうとした。

これはそう、
心に残る思い出とか、名残とかじゃなくて、

きっとそう、習慣のようなもの。

いつの間にか、そう、私の欠片になっていたんだ。





今はない。


私の欠片。
P R
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