プリウスを買い取ってもらうなら鑑定者のいるところで

April 07 [Fri], 2017, 16:56


買い取られた車というのは、まだまだ乗れる状態であれば整備されて、中古車専門業者に持っていかれ、販売されるか、あるいはオートオークションという方法でオークションによって取引されることもあるのだそうです。
そのためこれまでは、買い取ってもらいたいと車を買取業者に持ち込んだとき、その業者の判断で値がつくことがほとんどでした。
それが、最近は第三者による公平な目で買取価格を決めようという動きが出てきています。
車の鑑定者と呼ばれる人が査定という作業に当たることになりますが、同じ買取を依頼するのであれば、客観的に見てくれる鑑定者がいるところに持ち込みたいと考える人の方が、多いのではないかと思います。
業者側に査定してもらうと、どうしても業者はより多くの儲けを出したいと考えて値段をつけようとするでしょうから、査定額が低くなるのではないかということは、誰しも考え付くことです。
そこを第三者的な立場の鑑定者が見てくれれば、純粋に車の状態のよしあしを見て査定してくれるのではないかという期待が持てます。
そうなると、もしかすると業者がつける査定額を上回る可能性もあり、できることなら鑑定者にということになるわけです。
鑑定者が見ることによって、買取業者よりも常に高い査定額が出るというわけではないでしょうが、買取額を決めてもらう側としては、客観的立場にいる人が下す判断なら、たとえ自分が期待していた額よりも少なかったとしても、受け入れられるのではないかと思います。
業者の判断だけだと、もしかしたら安く買いたたかれてしまったのではないかという疑惑の思いがいつまでも抜けきりませんが、そこに鑑定者の判断した査定額が加われば、そんな疑惑の念も払しょくすることができるでしょう。
あまりにも査定額に差がありすぎるのであれば、鑑定者の判断をもとに交渉することもできるでしょうし、もっと他の買取業者をあたるという手段を取ることもできると思います。
ただし、鑑定者の出した額が、そのまま中古車流通市場における額とはならない可能性があるということも、頭の中に入れておいた方がいいかもしれません。
というのも、鑑定者は車そのものに対して値段をつけるでしょうが、買取業者はそこからマージンや整備代といったものを出さないといけないので、その分低く見積もるでしょう。
鑑定者の査定額に限りなく近づけながら、そうした諸経費が差し引かれることも考えておいた方がいいかもしれないと思うのでした。

プリウスの査定士って、どうやったらなれるの?

August 02 [Tue], 2016, 16:52
中古車の売買にあたっては査定士による査定が行われます。あらゆる車の知識があるほか、事故歴なども即座に見分けることができる、あのスキルやノウハウはどうやって得られたものなのでしょうか?
まず、査定士は、中古自動車査定制度に基づいて定められている資格です。乗用車や商用車と、最大積載量4t未満の貨物車の査定を行うことができる小型車査定士と、大型貨物車やバス、特殊車両等の査定を行える大型車査定士の2種類があります。
小型車査定士になるには普通運転免許以上を取得し、大型車査定士になるには大型第1種運転免許以上を取得するとともに、いずれの資格においても、自動車の販売もしくは整備等の経験が6ヶ月以上あることが必要になります。
そのうえで、日本自動車査定協会が行う3日間の講習を修了し、技能検定試験に合格して、日本自動車査定協会に登録を受ける必要があります。
技能検定試験は6月・12月の年2回開催されています。査定基準や加減点基準、自動車の構造や自動車関連法規、自動車の機能や構造、自動車工学の基礎知識などについて学科試験が行われ、また、乗用車と貨物車の査定実技試験がペーパーテスト形式で行われます。
また、日本自動車査定協会では、都道府県ごとの各支所ごとに、支所を会場にして行う集合研修や、販売店や中古車業者などに出向いて行う出張・査定研修を実施し、日々、査定士のスキルアップに努めています。
実車を用いて事故修復歴車の見分け方を研修したり、日本車ではなく特別な知識やノウハウを有する輸入車の査定の基礎知識などを研修しています。
集合研修は、年間スケジュールが決められており、学びたい方が、自分の技能レベルに合ったコースを選んで受講できます。
まだ査定士の資格を持っていない方でも学べる査定の基礎知識から実車査定までの基礎コースや、事故車や修復歴発見のポイントについて学ぶコース、ベンツやBMW・米国車などの実車を用いて学ぶ輸入車査定のコースなどがあります。
出張研修は、協会からインストラクターを派遣して行っています。査定資格のない新入社員や資格はあるもののブランクがある方のためのコース、査定資格を持つ方や査定実務者のためのレベルアップを図るためのコース、輸入車の査定を始める方や輸入車の査定技術をレベルアップしたい方のコース、事故修復歴車や事故減価の算出を習得したい方のためのコース、貨物車の査定を行う方や査定技術を高めたい方のためのコースなどがあります。
いずれも研修時間は5時間から6時間です。