【序曲】 

2006年03月15日(水) 15時22分
あるところに二人のカップルがおりました。

男は19歳シングルマザーから生まれた男。
男は父親の顔さえも知らない。

白人の男それだけだ。

男は祖父に育てられ周りから哀れみの態度で育ってきた。
育ての父がきてまもなく母親が妊娠した。

妹が生まれた。弟が生まれた。
母は産後の経過が悪くあっけなく幼い男を残して亡くなった。

その後すぐに後妻が来た。

男は自分の居場所を見つけるために島から
横浜にうつった。

彼は大人に愛の鞭、おこられた経験がない。

彼は愛されことがないので愛仕方をしらないのだ。
ハーフで端麗な顔つきで寄ってくる女はあとを絶たなかった。
彼は水商売にどっぷり使っていたそんな彼をすくったのは
ある女Kでした。

しかし、男はその女性でなく

年上の女性と妊娠がきっかけで結婚した。
収集が安定しないので嫁の実家に世話になった。
子供の女の子が3歳の時にKと再開した。

彼女といると救われる。
母のいない男はKに母の面影を感じたのかもしれない。

不倫関係の間、デートに嫁との子供まで連れて行くように
なっていた。
K子はこころ痛んだ。
せめて自分になつてるこの子雪だけは引き取りたいと
思っていた。

しかし、母親は雪をはなさなかった。
雪はそれから父親にはあっていない。

母親が拒んだのだろう。

男は子供への愛情に会えないことへの苦悩があった。

とうとう離婚がきまりKの妊娠がきっかけで
二人は結婚することになった。

だか披露宴の日に彼はこなかった。
Kには裏切りに大しても怒りはなかった。
しかし、親戚一堂の中で相手が来ないことは相当に
きずついたであろう。

でもKは彼の人生を全て知っているから
何もせめれなかったのだとおもう。

なんて菩薩のような人なのだろうか・・・・。

その後ぴょっこり男は帰宅した。
それは反省でなく。
帰る場所がないからであった。
彼にはKしか救いがないのだ。

そうこうしているうちにKに男子が誕生した。
写真の数の量。
かなりの溺愛だっただろう。

写真の中の彼らは本当に幸せだ。

この頃がつかの間の幸せだったのかもしれない。

お金でないもの。そこにはたしかにあったのだから

【第1章】 

2006年03月15日(水) 15時26分
K子が妊娠中に男は披露宴の当日逃げ出した。
でもK子は腹に決めていた。

この子だけは産んで育てる一人でも。

その後、男は戻ってきた。
それがK子の親戚や両親の確執になっていった。

それでもK子は男をかばい。
親戚や両親の説得をして何とか生活ははじまった。

二人の生活は貧困であった。
男はお人よしで友人の仕事を無料で手伝ったり。
酒好きのせいで二日酔いの度にちょくちょく仕事を
やすんでいた。

K子はそんななか、何も言わずに内職で家計を支えていた。

そんな中男の子が生まれた。
S次。K子の父親がつけた名前である。

男の一文字をとってつけた名前。

そのころは貧しくても子供の無邪気な笑顔で癒されていた。

しかし、まもなくK子は妊娠をした。

正直なやんだ。

貧困な暮らしの中育てていけるのか・・・・。

しかし、K子は一度流産を経験して辛い思いをしたことが
あった。行きようとする命を葬ることはK子には
できなかった。

流産した子供それは実は男が初婚の前にK子と付き合っていた時にできた子供であった。

それをきっかけに二人は別れて男は他の女と結婚し
一人のむすめ雪を産んだ。

雪は心臓が弱くカラダが弱い子供だった。
しかしK子とのデートに男が連れてくると雪はK子に
とても懐きK子はとても辛い思いをしていた。

最後に雪に会った時にK子は雪におもちゃをあげたそうだ
とてもはしゃいで喜んでいた姿をK子は何年たっても
忘れることができなかった。

子供に罪はない。K子は妊娠した子供を産むことを男に告げた。

【第2章】 

2006年03月15日(水) 15時29分
生活は苦しかったがK子はお腹に宿った命を守るためK子はまだ1才にならない赤ん坊を抱え内職を臨月までしていた。

しかし、またK子に災難が振りかかってきた。なんとまだ1才にならない赤ん坊S司は先天性の難病で心臓の4つの部屋全てに穴があいている難病だった。
大きなお腹をかかえ都内の大学病院にいくと病名を告げられた。

手術しないとS司は20才まで生きられないと…。
K子は親戚、友人、全てに金と献血を頼みに回る日々が続いた…。
そうこうしてる間に女の子を出産した。

K子は難産でこの時に危篤になり旦那の男には母体か子供かどちらかは諦めてくれと言われた…。

男は迷わずK子を選んだ…。
幸い女の子の赤ん坊は奇跡的に助かった。

出産直後からまたもや金の工面と献血の依頼に走り回った。
当時、心臓病はとても金のかかる病気でK子と旦那になった男は手術が出来る4才まで病院にS司を入院させて毎日のように通いつめていた。
当然、莫大な借金が増えて言った。
妹になる赤ん坊は兄の病のせいで祖母の側で育ちそのうち幼稚園に入る年頃になった。

ちょうどその頃S司の心臓大手術が決まった20時間の困難な手術の上成功に終わった。
手術後も感染病予防の為にしばらくS司は入院していた。

妹のM子は兄につきっきりの両親に幼稚園には行けず病院が遊び場になっていた。

いつもM子の話相手はぬいぐるみであった
独り遊びが当たり前になっていた。

【第3章】 

2006年03月15日(水) 15時35分
M子はいつもぬいぐるみを離さなかった。
M子の幼少時代の数少ない写真には必ずぬいぐるみを抱きしめる
姿があった。

S司の写真はM子の10倍があるだろうか・・・
S司の病気のせいでM子の写真など撮っている余裕はなかった。

M子にとってぬいぐるみが唯一の自分だけの遊び相手だった。
だから名前を必ずつけて会話していた。

S司は退院した頃はすでに5歳になっていた。
風邪をひかせてはいけない。と外に出る事はほとんどなかった。
青白い顔の細い少年だった。

母は事の他先天性の心臓病のS司は自分のせいだと不憫に思い。
いつもいつも、気にかけていた。

それは父親も同じだった。
なぜなら父親は再婚で最初の結婚した妻に生まれた
娘のゆきにも心臓病がでていたから・・・

両親はS司には一生身体を使う仕事はできないと
医師に言われた為、借金まみれでも彼には出来る限りの
知識を付けさせようと思っていた。

のちにそれが彼を追込む事になるとも思わずに・・・


M子は4歳になっていた。相変わらずでいつも、一人で遊んでいた。
病院から公園や家の周りに場所は移っても変わらなかった。

彼女は父方の血が強く日本人らしくない容姿のために
近所の母親達からの嫌がらせや中傷の的になっていた。
茶色い髪茶色い目長い巻き髪、白い肌。

この頃から顔を下向きにして歩く癖がついてしまった。
彼女は一人でお姫様ごっこが大好きだった。
妄想癖が酷く自分を姫様と呼んでいた。

母親も兄もそんなM子を無邪気で可愛いと思い姫様と呼んでいた。

彼女はいつも自分の背中には白い羽が生えている飛べると
思っていた。
姫様は仮の姿で自分は白い羽をもつペガサスだと信じていた。

そんな妄想を同年代の子供に話すと
今ここで飛んでみせてよ?
お姫様なのになんでドレスきてないの?

そんな事をいう子供達は彼女にとっては不愉快な物にしか
映らなかった。

【第3章追記】 

2006年03月15日(水) 15時45分
借金だらけの貧しい家庭。
毎日、パンの耳や砂糖水など食べていた。
それが当たり前だと思っていた何も思わなかった。
御飯に黄粉をかけただけそんな食事さえ美味しいねと
子供達は笑顔でそういっていた。

M子はどんどん孤立していた。
でも、寂しいなど1度も感じなかった。
物心ついてからずっと一人遊びだったから・・・

虐められたり、嘘をついたり、困ると爪を噛む癖がM子にはあった。

S司はだんだんと元気になり毎日家の中でもてあましていた
遊びたい盛りの5歳の少年だ当たり前だろう。

M子が遊びに行くときに必ず
『いかないでー!』と手をなかなか離してくれなかった。

母はそんなときにS司の頭をなでてもう少しだからガマンしようね
と優しく微笑んでなだめていた。

その光景を毎日みながらM子は少し羨ましく感じていた。

ある日、下向きにあるくM子が電信柱に当たって
転んだ事があった。

母に他の子供にやられたとかまってほしさに言ったことがあった

母は信じてくれなかった。
爪を噛んでいたから・・・

S司用に両親が買いあたえたアルファベットや数字や絵本を
必死でM子は覚えた褒めて欲しい、私を見てその一心だった。
S司本人は全く興味を示さなかった。

その作戦は成功して母はM子は天才かもしれないよ?
と嬉しそうに褒めてくれた。

嬉しくてたまらなかった。
いい子にしてれば母はこっちを向いてくれる
M子はそう思った。



そんな矢先初めてM子は見知らぬ中学生の少年から声を
かけられた・・・

【第4章】 

2006年03月15日(水) 15時47分
M子はとても人懐こい子供だった。
というより愛情に飢えていたのかもしれない。

子供なのに子供らしくない大人のような表情をする
そんな子供だったかもしれない。

容姿はロリコン受けだったのか・・・
これが性的虐待の連鎖の始まりだった。

青年はM子の近所に住んでいる中学生の友人で・・・
一人でいつも遊んでいるM子に狙いをつけていたらしい。

M子はいつもどうり一人で公園で独り遊びしていた。

その青年はM子の持ってるぬいぐるみをみて
『スヌーピー好きなの?』と話しかけてきた。

『うん(*^_^*)』M子は答えた。

『お兄ちゃんが沢山スヌーピーあげるから明日ここに
 おいで?』

『・・・・』M子

『大丈夫だよ?お兄ちゃんと遊ぼう』

『・・・・うん。』

M子はその日帰宅してもこのことを誰にも話さなかった。

物は欲しかったが両親にはおねだりできない事は幼くても
わかっていた。
物が欲しいだけでなく自分にも友達ができるのかと
嬉しかった。


翌日、M子は公園に行った。
昨日の青年が優しそうな微笑で待っていた。
M子は安心した。

青年はこういった
『これから買いに行くから自転車の後ろに乗って?』

M子を後ろにひょいと乗せると青年はM子の知らない
場所に連れて行った・・・。

そこで自転車からおろされた抱きかかえられ
薄暗いところに連れて行かれた。

M子は何もわからず
『お兄ちゃんどうしたの?』といった

青年は
『コレあげるよ』
とポケットから青いスヌーピーのハンカチを取り出した。

『ありがとう』
そういうか言わないかのうちに・・・

青年はM子を押さえつけた
何もわからずにM子は話している開いた口に青年は
舌を押し込んできた・・・。

M子はバタバタ暴れたが舌が奥まで入り込んで声もだせず
恐怖に青年の顔をみるのが精一杯だった。

そのときの青年の顔は先ほどまでの穏やかな顔でなく
欲にまみれよだれをたらす猛獣のようだった。

体を触らりまくられ・・・
口を押さえられた手がずれた瞬間に

『ギャアーーーーーー』
M子は狂った様な奇声を出した。

青年は我に帰り走ってにげていった。。。

【第4章追記】 

2006年03月15日(水) 15時51分
ボロボロになった服で裸足のまま朦朧と歩いていた。
誰かに声をかけられ気付いた時には
警察所の個室にいた。

婦警さんが優しかった事しかわからない。
涙などでなかった。

怖いだけで震えが止まらなかった。

しばらくして母親が来た。
M子を抱きしめて母は泣いていた。

M子は心の中で呟いた
『私は悪い子だ。お母さんに嫌われる・・・』

隣町の警察所から母と電車で帰宅した。
夜に母から父にこのことを伝えられたら

父は激怒した。
『なんで知らない人についていくんだ!!』

M子はなくしかなかった。

M子にとって父は怖い以外のなにものでもない。
先日、お酒で酔っ払った父にはさみを頭に投げられて
血が噴出して大騒ぎしたばかりだったから・・・

母は父を責めたが父は何も言わずに外に出て行った。
M子は噴出した血で赤く染まった視界に父の背中を見ていた。

私のせいでお母さんとお父さんがケンカした。
私は悪い子だ・・・・。

二度も繰り返してしまった。
M子はいい子でいなくちゃいい子で・・・

何度も何度も唱えていた。

【第5章】 

2006年03月15日(水) 15時53分
M子は性的虐待を受けると反動で必ず動物に自ら手をくだして衝動時に殺してしまうのが癖になっていた。
自分の一番可愛がっていたものに制裁を与えるのだ。
いい子でいる為に誰にも言えない心の痛みをぶつけるすべを知らなかったのだろう…。

最初にしたのは…
お祭りの金魚すくいで買ってから可愛かっていた。
でめきんだった。
無意識にデメキンの目玉を箸でくし刺しにした。
水槽が真っ赤にそまって数匹の金魚が浮かび上がっていた
それを見つめて笑っていた。
意識はなかったが…
母が帰宅後みつけた。
その時に母は我が子ながら恐怖で固まってしまっておこる事ができなかったそうだ…。


S司が小学校に入学する頃になった…。

初めてM子は母を独占できる事になった。
貧しいながら母と二人で過ごせる時間は一番幸せな時だった。


その頃、S司の同級生の幸男と出会った。
幸男はM子を可愛かってくれた。
毎日のように二人は遊んでいた。

幸男は親がいないときは裸になって抱き合って優しく可愛かってくれたのだ。。。 頭をナデナデしながらM子は僕のおよめさんになるんだよ。

M子も幸男のおよめさんになると二人は小さな指で指切りをした。
虐待とは違って幸男の顔は優しかった。


この関係は2年続いた。。。

M子が引っ越すまでの間。。。

アレが今まで一番愛された記憶なのかもしれない。

二人の約束は果たせないまま

二人は二度と会えない他人になった…。

子供の二人にはどうする事もできなかった。

サヨナラも告げる事もなく…。

【第6章】 

2006年03月15日(水) 15時56分
家族はM子さんの小学入学と共に引越しをした。
横浜に住んでいた家族にとってあまりの田舎でビックリした。

住まいは以前は4畳半2間だったから
4畳半と6畳でも広く感じていた。

S司は小学3年になっていた。
田舎の閉鎖的な学校ゆえにいじめにあっていた。
でもS司は親友ができそれなりに楽しい学校生活であった。

M子はというと団体生活にまったくなれなかった・・・。


なぜ同じ事をみんなでするの?それがわからなかった。
歌の時間に粘土をしたり・・・
独りだけ似顔絵を別の者をかいたり・・・
みるだけで問題児であった。

食の細いM子は給食を食べきれない。
給食を残すと班の責任として全員放課後残って給食を食べるまで残された。

毎日これの繰り返し。
終いには口に無理やり食べ物を押し込まれて
トイレで吐く事も少なくなかった。

それを発端でいじめが始まった。
M子の容姿が子供らしくないこと
巻き毛、肌色、目の色、単独行動全てが的になった。
そこでつけられたあだ名『スナックのママ』

なんとも苦痛で学校にいくのが嫌になった。
子供達の集団攻撃、先生の態度全てがいやだった。
ある日歌の時間にM子はお漏らしをしてしまった・・・
もう周りの圧力に耐えれなくなっていた。



小学生1年の夏の頃だった。
なんとも惨めだった。
学校の服をかりて帰った。母にはトイレで着替えて
服が汚れたとごまかしていた。

どんなに辛くても学校に行かなきゃいいこでいれない。

どんないじめにも耐えた。
体操着をトイレの便器に捨てられた。
ばい菌よばわりされた。
机のランドセルへの落書き・・・毎日がそんなだった。

そんなM子はもちろん通学は独りだった。
いや独りの方がよかったのだ。

ある日、父の働く工場の娘の美奈子に誘われて好美の寮に遊びに
いった。
独身男性なのに・・・
なぜか子供の遊び道具が揃っていてお菓子やジュースを
くれる好美の寮はM子にとって楽園のようだった。
美奈子と帰りぎわに好美が声をかけてきた。

今度は独りでおいで?内緒でね。

【第6章追記】 

2006年03月15日(水) 15時59分
M子は理由もわからなかったがあの楽しい場所ならと
喜んで翌日に行った。

遊んでいた時に突然、好美が襲い掛かってきた。
おじさんととても楽しい遊びをしようよ?

そのときの顔はあの時の少年のよだれを垂らした猛獣の
青年と同じ目つきだった・・・

M子はとっさに逃げようとしたがカギがかけられ
好美しかいない寮でM子の声はむなしく響くだけだった。

裸にされ体中にさわられ・・・
舐められ・・・
小学1年の少女にとってこれ以上の苦痛ないという行為だった。
押さえつけられたM子には何も抵抗できなかった。

好美はM子をお人形遊びのように楽しんでいた。
行為の終わったあとは元の顔に戻りこういった。

『お父さんにはなしたら大変な事になるよ?』
『怒られたくないでしょ?だから内緒だよ約束』

そのたびに好美はおもちゃやお絵かき用の色鉛筆のセット
などをくれた。兄の分まで・・・・

M子はもう親にはいえないと思っていた。
もう次はない。

両親は好美を子供好きな好青年だといつも誉めていた。

感情のやり場のないM子はまたもや手をかけた
今度は母にばれないように・・・・。

毎日可愛がっていたウサギ。
1番可愛がっていた…
となりの建物の3階の屋根に登り思い切り地面に向かって叩き付けた…。『お仕置きだよ』そう呟いた。

もがいてあばられて奇妙なカタチに変わったウサギ。
まだ体温が残った動かないウサギを山に独りで埋めに行った。

泣きながら。お墓をつくり
どうにもならない自分が悲しかった。
P R
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