存在価値

November 08 [Tue], 2016, 2:15





自分が物心ついたときから
両親はケンカが絶えなかった
大声を上げて、時には物を投げ
時には掴み合い、手をあげようとしたり

どんなに目をつぶりたかったか。

どんなにその場から
いなくなりたいと思ったか。

けどエスケープなんて出来ないから
逃げられるわけもなく
『もうやめて!!』
って何回叫んだんだろう、、、


父親がいないとだめって
自分の為を思って離婚せず
一緒にいてくれたことはすごく
感謝してる。
もちろん人間だから
悪いところだってあるけど
自分にとってはただの(お父さん)に
変わりないから。


別に父親が一概に悪いわけじゃない。

なにか悪い事をしたわけでもないし。


ただ父親と母親が合わなかっただけ。


やっぱり産み親だから母親の方に
味方したくなってしまうのかな、、

客観的に見ても
家事育児を一人でやってきて、
母親の唯一の味方だった
おばあちゃんも亡くなって
支えがなくなった母親の方が
辛かったって言い張れるけど。




小学校のちょうど3、4年生?
5年生くらいかな?


台所の明かりが付いてて
ふと見ると母親が夜な夜な
包丁で傷を作ってたときは
ただただぞっとしたのを覚えてる。


初めて見たときはまだ幼い自分でも
わかるんだよね。

(あ、このままだと死んじゃう)
って。

布団から飛び出して
止めに入った記憶がある。
母親はそれほど驚いてもなかったな。


それから何回包丁で切れる音を
聞いたんだろう、、、

今思い出すだけでも涙が出る、、、



『あの時本当に死のうと思ったよ?
けど貴方がいたから死にきれなかった』



『私はそれを見て死にたいと思ったよ?』



さすがにこれは本人に直接言ってやった


私がいなければすぐさま
離婚出来ただろうに。
そんなものを見せらるくらいなら
消えてしまいたかった





自然とそれがなくなった頃、
母親は激痩せした。
あれは中学から高校にかけてだったかな


食後すぐトイレに行く。
トイレから聞こえてくるのはおえつ。
食べたものがほとんど出てた。
けど食べることはやめれない。
もう病気だよね本当に。

どうしたらいいのかわからず
なにもしてあげられなかった。


今は太りすぎってくらい
激痩せの原型はなくなったけど
嘔吐は変わらず。
もう吐き癖がついてしまった。



父親はさほど変わりない。
もともと一般家庭の父親より
年齢は上で、もう年金をもらえる
年になってる。

衰えた部分ももちろんたくさんある。

ケンカは未だにあるけど
昔ほど怒鳴る事もなくなった。
口喧嘩がほとんどかな。


一言で言うと年齢を重ねてうざさが増した


その分自分も成長して行動の幅も
広がったから昔以上に心配する事も
増えたんだろうけど。

夜遊びすれば、なにかに巻き込まれて
しまうかもしれない。
絶対無いよ!なんて言えない
そんな物騒なご時世でもあるので。



あの人からすれば自分は子だよ?
でも小さな子どもではない。

仕事が休みの日に
『お昼ごはん食べた?』って。
夜勤明けで寝てるのに
『お昼食べた?なんだ、寝てるのか』

飯、飯、飯うるせえ

あんたがスヤスヤ寝てるときに
仕事してるんだよ
今寝てなにが悪いんだよ
お前が電話してくるまで寝るなってか。


いくつになっても3歳児みたいな
扱いしてきて、
本当に用があるとき以外
電話してこないで下さいって
お願いしてるのに自分が休憩時間
だからって暇だから電話してくる。

こう思う自分が悪いのだろうかって
毎回誰かに聞きたくなる。


自分の機嫌で物を言い、
家族の事なんて気にしちゃいない。


ムカツク事があれば
家族がまだ寝てるのに
朝っぱらが怒鳴り散らす。
そのせいで目が覚めたから
『うるさい。近所の人にも迷惑。』
って言っても
『てめえは黙っとけ。どけ。』

そのあと冷静になったのか
部屋に戻って寝てるのに
ズカズカ入ってきて
『さあちゃん、さっきはごめんね?』

ごめんね?ふざけるな
本気で殺意が沸く




そんなだから浮気されるんだ!
って言ってやりたいときもあるけど
それは口が裂けても父親には言えない




高校2年生の夏に
突然母親の様子がおかしくなった。


ケータイは基本着信音ありにしてた
母親はメールももちろん音あり。

同じ職場のパートの人とメール
してることもあって1日に何回か
着信音が鳴ることはあったけど、

鳴ったらすぐケータイを触る母親。
その回数が二桁に。

そんな姿は今まで見たことがない。



わかっかりやすい馬鹿な母親

浮気してますって
言ってるようなもんじゃんか


こっそり見た。案の定内容は
予想通りだったけど
ちょっと限度を越してた。

愛してる(はーと)


ケータイ持ってた
手はリアルに震えたよね。
同時に吐き気もした。

こっちもその娘なので
もちろんわかりやすい態度取るよね。
そっけなくされて当然だから。


察したようだったから
直球で核心を突いた

   
『腹立つならその人に直接電話しな?
お父さんに言ってくれてもいいよ?』

ふざけないでください
お父さんが本当に自殺してしまうよ



母親の辛さをわかってたから
そんなに攻める気もなかった。

そもそも攻める気力も、
攻めたら今度は母親が
自殺してしまうかもしれない
ってゆう恐怖感から言えなかった


浮気の話はタブーだから
それから一度も話したことないし。



母親は年内で家を出ていくって言った。

自分は成人式あるのに
どういう心境で行けばいいんだよ

成人式が終わって4月前後には
彼氏と同棲しようとしてるのに。

それを見届けてから出ていくって
言ったのに。
結局口だけだ。嘘つきだ。

それこそあんたが好きで
結婚した男はいまさら独り身に
なったらいけない年齢に
なってきてるのに


自分はそんな父親でも父親だから
ほっておけないじゃん
心配で家出ていけなくなるじゃん

『お父さんの事はよろしく』

なんで逃げるの

『迷惑かからないような
死に方するから』

そんなことはどうでもいいよ
だからなんなんだ。




子供の為に居たとか言いながら
最後は子供を利用して出ていくのか



自分の存在価値は、、、

ケンカの仲裁、出ていく為に利用する



仮にも年内に出ていかなかったとしても
そんなこといちいち言わないでよ。

言われたこっちは
(いつ出ていく)ってヒヤヒヤ
しながら過ごしていかなきゃいけない
自分にとって母親の変わりなんて
誰もいないたった一人の母親だから
側にいてほしいのは当たり前なのに


けどじゃあ自分がいざ同棲するって
家を出たときはきっと『実家』という
ものがなくなると思う。
小さいときから育ってきた家は
もう帰る家ではなくなってしまう。

そんなことわかってて
よし!同棲しよう!なんて
ノリノリでは行けないですよ。
いくらなんでも。



いずれ家は出たとして
家庭を持つことになったとき、

(ケンカが絶えない、これが
一般家庭の在り方なのかな。)

それが当たり前で育ってしまった
自分はもうそれが当たり前ではないと
わかっているけど、

心のどこかでは
どれだけ幸せな家庭を自分が想像しても、
理想として掲げても
結局こうなってしまうのかな。
幸せな家庭なんて夢物語なのかなって。
心に空いた穴に理想は吸い込まれるように、
反対に(無)の感情が出てくるような感じ。


本当は喉から手が出るほど
笑い声が聞こえる明るい家が
ほしいのに、
それを自分が手に出来るのか
不安で仕方がない。



自分の存在を心から必要と
してくれる人と側にいたい
もっともっと自分が求められたい
寂しさを忘れさせてくれて
離れるなんて心配しなくていい人と、、

















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