彼は、鈴くんといいます。
6歳の今夏、彼には、新しい家族ができ、新しい名前をつけてもらいました
鈴
(すず)くんの名前には、
「鈴の音は誰でもわかる音で、優しい音色。何時でも誰か鈴の事を見ているから心配しないで」 という思いが込められているそうです。
そう、たくさん、たくさん心配しました。
でもね、もう心配はしてないからね。
今は 「毎日、きっと楽しくって仕方ないんだろうなぁ」 「今頃、甘えてるかなぁ」って思ってるもの。
それが、一番うれしい私です
鈴くんのことを、たくさんの方に知ってもらいたいので、ここに書きます。
かなり長いです。
梅雨の頃から、鈴くんのレスキューをしていました。
発端は、友人からの 「隣人のダックスの里親を探して欲しい!」 というSOSメールでした。
子供が引越しで、飼えなくなった犬を引き取った。
でも、先住犬と相性が悪かったため、ベランダに出した。
このまま飼いたくないから、保健所に出そうかと思っている。
なんとも、腹立たしい元飼い主の理由は、こうでした。
人間の身勝手な理由ばかりです。
犬OKの物件は、家賃が高く、駅前に住めないから、
犬を手放した子供。
引き取った親は、猛暑の中、ベランダのケージに入れた。
鳴き声がうるさいと、鳴けば電気ショックがくるものを首につけて。
ワクチンもせず、蓄犬登録もせず、もちろん、フィラリア予防もせず
パッドは、伸びきった爪と毛で覆われ、安物の食事を与えられ
春から引き取ったのに、一度も抱っこしたこともなかった...
そんな悲しく、過酷な環境の中で、鈴くんは暮らしていたのです。
しかし、はじめて会った時の彼は、初対面の私たちを恐がることもなく
最初から、とってもフレンドリーでした。
人懐っこくて甘えん坊で、好奇心旺盛のダックス本来の性格を損なうことなく
人間に不信感を抱いても不思議じゃない環境で育ちながら、
素直そうな性格で、楽しげに振舞う姿に、
「この仔の、いったい何が問題なの

」 と思ったものです。
健康診断と、ワクチン摂取のために、動物病院に連れて行ったところ、
「
栄養失調」と診断されましたが、それ以外は問題はありませんでした。
その後、トライアルのお泊り期間を経て、無事、新しい家族の元に
送り出すことができました。
電気ショックや、散歩の度に強くリードを引っ張られていため、
首に少しでも違和感があると、キャンキャンと大きく鳴いていた鈴くん。
「ぼくは、虐待されてる! ここにいるのはイヤだっ!」って、必死にアピールしていたんだよね。
新しい家に行ってからは、すぐに、キャンキャン鳴くことはなくなったそうです。
そして、いけないってことを教えようとすると、首を傾げながら、
一生懸命、聞いているそうです。
何度も教えなくても、ちゃんと出来ると、聞きました。
えらいねぇ〜 ぷらきなより賢いな、きっと(~o~)
トライアルに出かける時、自分から車にピョンと飛び乗った鈴くんの姿が
目に焼きついています。
「
ぼく、ここんちの仔になるんだぁ。いってきまーす
」
と、きっと言っていたと思います。
今の 鈴くんは、きっとこう言うと思います。
「
ぼく、すっごく幸せだよ。 パパとママと、妹も出来たんだ
」
鈴くんが、一生懸命、鳴いたから、お隣の人が気づいたんだよ!
鈴くんが、がんばったから、運命を変えれたんだよ!
これからは、ずーーっと幸せに暮らせるからね。
人間をキライにならないでくれてありがとう。
そして、何より、里親になっていただいたTさま、心から感謝しています。
これからも、鈴くんのこと、よろしくお願いしますm(__)m