えーっと前半からの続き
ですが・・・・・・・
山中湖ハーフマラソンの中盤の山場、いよいよ「ランナー返し」の坂に
とりつきました。
坂の入口表示「ここから1キロ高・低差67メートル」とあります。
去年の記憶ですと、けっこうな坂のイメージがあったのですが
67メートルの坂表示は正直「え?たった67メートル」の印象。
やはり箱根修行は結構な効果があるようです。山中湖、おそるに足らずですw
それはさておき坂になりずっと一定だった足の筋肉の刺激がかわるので、
オイラはレース中の坂はリズムを変える意味でも好きだなと思います。
山中湖の坂も新緑に覆われ、木陰がおおくリフレッシュできます。かぶり続けている
キャップをぬぐと気持ちの良い湿度のすくない風が吹き抜けました。
リラックスできたせいか姿が見えなくなっていたIチローさんの背中をふたたび
捕らえることができました。山中湖外周最高地点から一気に下ります。
走るということを意識しないで、体の筋肉をリラックスし、衝撃をなるべくやわらげ
ソフトタッチで駆け下ります。走っていて気持ちいいのはこの区間がベストでしょうか?
普段の練習コースが、平地がほとんどない反面坂道ばっかりなので足が
なれてしまっているのでしょうかね。
さて、サーキットでいうと最終コーナー付近にさしかかります。
しかし距離としては10・11キロぐらい、まだまだ半ば過ぎたところ、いよいよ日差しも
強くなり、木陰もまったくなく、平坦なコースを走りつづけます。
給水ポイントではたっぷり水とアクエリアスをとりますが、だいぶもう一人の自分が
「歩いてしまえよ」とささやき始めております。タイムの換算もできなくなって
きました。ただただフォームを崩さないこと、腰を落とさないことを
考えて足を前にだします。
ホームストレッチに差し掛かりますが、相変わらず太陽が照りつけ正直、足が参って
きているのか、熱で頭が参ってきているのか分からなくなります。
昨年は湖の1周コースだったので、ここらで切り上げましたが、1周のランナーたちを
見送りさらに湖を回る旅にでます。
強烈な日差しから逃れるとこがなくコースのわずかな起伏が
猛烈につらく感じてきました。坂でアドバンテージをつけていたIチローさんが
横を走りぬけていきます。お互いだいぶ参っているのでしょう。
視線を交わしエールをおくるので精一杯。
しばらくはIチローさんにくらいつきますが、背中は再び小さくなります。
このころ、折り返しの選手がものすごいスピードですれ違いはじめます。
折り返しのランナーの中に同じチームのぼうそうお君を発見!
随分イイペースでかっ飛ばしていきます。うんエリートランナーの様相を呈しています。
(このあと彼に降りかかる災難はまた別の話)
すでにオイラ、視線を上げることもできなくなってきました。
ラップタイムも刻めなくなり、折り返しはまだか、まだかとそのことばかりを
考えるようになってきます。
やっとのことで折り返し、のこり3キロほど・・・・・鈍った頭にグロス2時間切りが
よぎります。なんとしてでも・・・・・でも足が腰が・・・前にでない。
ゴールまで残り1キロ表示、切れるか2時間、頭が回らずタイムが計算できない
最後の最後にゴールの山中湖中学校までは強烈な坂道!
しかし、倒れてもよい。苦しみを感じる前にスパートで駆け上がれと本能が命令。
フィニッシュゲートを見上げ、キャップを高々にあげゴール。
時計に目を落とすと
号砲より1時間58分15秒・・・・・・・・・・
思わず目頭が熱くなります。涙もたまります。
練習もめんどくさくつらいし、レース中も苦しい。
しかし、毎回この瞬間のために走り続けていることを実感しました。
走るのは自分ひとりだけど、確かに仲間からの力っていう不思議を
感じるレースでした。
スペシャルサンクス to
チームM's 山中湖に集ったみなさん
& 山中湖