第九話ヾ(・∀・)ノ 

August 20 [Sat], 2005, 20:58
・・・・・ぁ、そっか。
私は、何が起きているのか分かった。
私はみんなにシカトされてるんだね?

・・・・ふぅ

私、カッコ悪・・・
格好つけてたわけじゃないけど格好悪い。
惨め。なんで私なの?
他にいじめられそうなやつなんて居るじゃない。
私じゃないといけないの?

・・・気付けば、泣いていた。
いままで、親にしかられても絶対に泣かなかった。
集団でいじめられていたことが嫌だったんじゃない。
私には智が必要なの。
いままで遊んでくれた、あの笑顔の智。
心に残る映像は、いつまでも・・・永遠に続く。

声を上げないよう、静かに号泣した。
・・・・・・タタタ
「ふぇぇ・・・」
声にならない声を出して、廊下を見た。
「ギャハハ」・・・
そんな風に笑いながら走っていく人たちが居た。
同じクラスの奴らだ。
私の荒い呼吸だけが、広く静かな教室に響き渡った。

・・・孤独・・・
この言葉を、自分に向かって言い続けた。
深い深い、闇の底まで、自分を沈めた。

第八話ヾ(・∀・)ノ 

August 04 [Thu], 2005, 16:02
『智って、何クラブなの?』
私の問いかけに、智は少し驚いていた。
自分から話を始める私が珍しい…そんな表情。
『ぁ…私は、バスケットだよ。』
『ふぅーん。そっかぁ。』

沈黙。

『私、もう帰るねっ。お母さんとお買い物に行かなきゃ。』
智は、急に笑顔で言ってきた。
『うん。ばいばい。』
私は手を振った。
そして、暗く狭い教室の中から、広く眩しい校庭を見下ろす。
そこには、クラスの男子達、そして女子がいた。
『ごっめーん!』
ダッシュでその中に駆け込む女の子。
あ。智だ。
『本田遅いぞ!!』
『智ちゃん、こっちのチームだよ。』
『ごめんねー。ちょっと、ア イ ツに会っちゃったんだぁ…。』

・・・「アイツ」?
私の事かぁ・・・。
あ、かけっこでも始めるのかな?みんなが智の周りに集まった。

『本田、いつもごめんな。』
『そうだよー・・・。智ちゃん、そろそろ代役に代わらなきゃ…』

・・・何の話をしているの?
私は、先を聞くのが怖かった。
そこで、智が口を開いた。

『だって、誰かがアイツと仲良くして、
シカトしてるのをチクらないようにしてるんでしょ?
だったら、こんな時に、またシカトし始めたら…意味無いじゃん。』

・・・・え?

第七話ヾ(・∀・)ノ 

July 17 [Sun], 2005, 6:41
『あっれぇ?!上田ちゃぁーん?』

この声を、それほど聴きたかったんだろう・・・。
振り返った私の視線の先。
そこには、『本田 智』がいた。
智は、今年同じクラスになった女の子。
長い髪を、高い位置でしっかりと、花のゴムで縛っている。

『あ・・・智ぉ・・・』

私は、力の抜けた、安心したかのような声を出した。

智は、みんなから人気がある。
二重の目、小さな口、白い肌。
『女の子』って、こういう子を言うんだなぁ・・・。
私は、論外ってわけね(笑)。
そのうえ、愛想もいいからなぁ・・・。
智ちゃん、完璧です(笑)。

運動も勉強もルックスも、パーフェクト・・・。
そんな智が羨ましかった。
そして、憎かった。

私なんて、運動は全然ダメ、そのほかは並。
『普通』より『ダメ』なんだよね・・・。
あーあ・・・。
また自己嫌悪。

智は、強張った私のカオをみて、『どうしたの?』って。
可愛いなぁ・・・。

第六話ヾ(・∀・)ノ 

July 17 [Sun], 2005, 6:25
お久しぶりです。
再開します。

『ダメだった部分』
あのとき、小学3年生の頃。
私は、『手芸部』に入った。
当時の部長は、私の従姉妹だった。
『藍』って名前。
従姉妹は、いつも、私と関りの無いようにふるまう。

『あっ、上田さんー、上田さんの作品、展示させてもらうね。』
『うん・・・・。』

古びて、存在を忘れられたロボット。
部屋の隅で寂しさを感じている。

廃品は、いずれなくなっちゃうんだよね?
私も廃人だよね(笑)
こんな人生やだ。
みんな、私を知らない人みたいに扱う。
『接する』んじゃなくて、『関りあう』のが嫌だ。ってカオしてる。
みんな、『人間』って嫌な生き物だと思ってた。

第五話ヾ(・∀・)ノ 

July 06 [Wed], 2005, 22:20
――あれから、どのくらいの月日が過ぎたのだろうか。
今、私は学校に行っていない。
『登校拒否時』じゃないよ?(笑
高校に行ってないだけなんだ(入学してないってこと)。
中学校の卒業式だって、小学校の時と変わんなかったよ。
また泣いちゃってさぁ。
もうだめだね、私(笑)。

誰でも、そのうち大人になるんだよ。
私みたいな人生、絶対にお勧めできないよ。

ちょっと、『失敗』だった部分を振り返ってみる。

第四話ヾ(・∀・)ノ 

July 06 [Wed], 2005, 21:55
ド ウ シ チ ャ ッ タ ノ ?
リ ヤ チ ャ ァ ン ?
 
―こんな時だけだ…
こんなにいい人なんていないよ?
クラスにいたのかな?
こんな人たち。
顔も知らない。
声も聴いてない。
そんな気がする。
今だけ、そんな自分を作り上げても、
はっきり言って『無駄』に等しいですから(笑。

ただ、いままでの記憶に残っているのは、
無表情で私を見つめる、あの『瞳(め)』だけだ。

立ち尽くす。
先生もあわてているようだ。

あーあ。
このまま、『卒業式』なんて馬鹿げた事止めちゃわない?
君等に、『小学校』を卒業できる知能、技能は備わってる?
第一に大切な、『人間性』は、どうなの?

貴方達、誰一人として『人間性』なんかに優れている人間はいない。
馬鹿らしく、論理的に意見を述べる私。
だけどそれは、心の呟きであって、脳で独り言を喋っているのと同じ。

おーい、聴こえてますか?
私の声が、聴こえていますか?

いままで私の存在に気付いていないかの様に見せかけ、
無視し続けた『人間性の備わっていない人間』さんたち?

ごめんね。私には、貴方達のやりたい事が全く分かんないよ(笑
お引取り願います。
私の目の前から。

・・また私は、自分が嫌いになった。

先生が駆け寄ってきた。
めんどくさいことになっちゃったなぁ・・・
前みたいに『ほっとけ』ばいいんじゃないの?(笑

第三話ヾ(・∀・)ノ 

July 06 [Wed], 2005, 20:46
『上田 李耶』
そう呼ばれた私の名前の中にこめられていたのは、
「寂しい」なんて感情じゃない。
だからと言って、『嬉しい」なんてものでもない。
『無感情』?
そう問い詰めたいほどに腐った声で、
担任は私の名を読み上げたのだ。

 『ワ タ シ ニ ハ イ キ ル イ ミ ガ ナ イ ン ジ ャ ナ イ ?』
 『ド ウ シ テ ワ タ シ ハ イ キ テ ル ノ ?』

いくら考えたって無駄だった。
『上田 李椰』
もう一度名前を読み返された。
今度は、怒りのこもった、震えた声だった。
『ハイハイ…』
ダルい様子で椅子から立ち上がる。

先生、他の生徒、その親。
色んな人に睨みつけられる。
こんなことが快感なんじゃない。
私はただ、自分のやりたいことをしているだけだ。

  フ リ ョ ウ ナ ノ ?

後ろの方で誰か、そんな馬鹿なことを呟いた。

ウ ゼ ェ ヨ 、 オ バ サ ン

そんなことは言わない。
というか、言えないのだ。

自分がこんな、惨めで酷な性格だったなんて…。
その場で初めて知った。
不意に涙が零れ落ちる。
涙は小さな滴。
足元に一滴、二滴、堕ちて行く。
これじゃ、何も自分を認めさせることが出来るようなことが出来ない。


  

第二話ヾ(・∀・)ノ 

July 03 [Sun], 2005, 21:54

『卒業証書授与式』
この場面に立つのは、初めてだ。
緊張なんかしてない。
私は、みんなの後ろ姿を見たくない。
正々堂々と自分の存在を公表できる場――
がんばろう。







手抜きスマソ(´v';)(ぁ


第一話ヾ(・∀・)ノ 

July 03 [Sun], 2005, 20:22
どうして私は生きてるの?
誰からも相手にしてもらえない
これって、存在を否定されてるみたい。

だから、余計に悲しくなる。
話かけないで。
自分で、自分の道を、一人で歩きたい。
この道の所有権だけは譲れない。
だって、自分の人生を他人が狂わせるなんて、
あってはいけないことだと思うから。

私は、小学6年生。
友達はいない。
人とのふれあいは拒む。避ける。
これまで、ずっと一人だったんだから。
一人なんて言うと、ちょっと違う気がする。
だけど、『孤独』。
この言葉なら私にぴったりだと思う。
一匹狼なんて格好つけた言い方はしない。
ただ、『孤独』なだけだから。
私はそういう人間なんだ。
持ち前の可愛さもない。
暗い性格なんだ。
明るい性格だったら、
少しは可愛く見られたのかなぁ…。

私は、今日も一人、卒業式に向けての準備を進めている。

ェ?詩とヵ?w(は 

July 01 [Fri], 2005, 23:18
・+十詩だとヵw十+・

◆天地◆
天が在るから
地が在る
空には鳥が泳いでいても
地では戦争や紛争。
だけど
貴方のために生きて
泣いてくれる人がいる

山の向こう側に
明るい空が沈んだ

◆ノート◆
一冊の
紙 一枚一枚が古びた
ノート
そこに並べられている
弱弱しい文字は
昔の私と
現在の私を
嫌だというほどまでに比べる
怖くてあげられなくなった顔が
こんなに綺麗だった
新しいノートに
精一杯生きている
『今』の私がそのまま残っている