今日もしつこくTPPの話題を・・・・・
米国が、日本のTPP参加に関する「意見募集」
をやっている。
(
〆切は2012年1月13日11時59分(アメリ カ東部標準時で)
・『Requests for Comments:
Japan's Expression of Interest in
the Proposed Trans-Pacific
Partnership Trade Agreement』
http://www.regulations.gov/#!docu
mentDetail;D=USTR-2011-0018-0001
(米国電子政府ポータルサイト・英文)
このHP中に意見にあたっての説明も記載
されている。
このHPの右上『Submit a Comment』をク
リックすると、以下の意見書き込みフォー
ムが登場する。
http://www.regulations.gov/#!submit
Comment;D=USTR-2011-0018-0001
(米国電子政府ポータルサイト・英文)
この「意見募集」。
フォームへの書き込みは20分以内に
行う必要がある。
書き込みにあたり、名前や国、電話番号等
も記載する必要があるし、英語記載(2000
字以内)の必要もあるけど。
****************
ここのところ、各国会議員の方々が、海外
各地を訪問し、TPPに関する報告書やブログ
をだして下さっている。
情報が少ない中、大変貴重な資料だ
例えば、森山ひろし衆議院議員の訪米
報告書もある。
(これについて記載した当ブログ記事
はこちらから)
また、すとう信彦衆議院議員の訪米、TPP
について記載されたブログもある。
・『雪のワシントン』
http://blog.goo.ne.jp/sutoband/e/
5e0eb60f2d81a0f7197f1d5f9cc771b3
(すとう信彦(衆議院議員)& his band
ブログ)
この首藤(すとう)議員のブログには
以下の記載が・・・
「(米国の)農業関係業界や商工会議所も、
あまりTPPの内容をご存じないようで、こち
らが問題点を指摘すると当惑の表情に変わっ
た。」
また、この訪米に関し、こういう報道も。
・『TPP慎重派一行、米で業界団体と
意見交換』
http://news24.jp/articles/2012/01/
11/10197914.html
(日テレニュース24)
「(日本の)議員らが「日本国内にはTPP
への不安の声が出ている」などと説明すると
驚いた様子だったという。」
どうも、「情報不足」なのは、こちらだけ
ではないようだ・・・
向こうの業界団体は、日本ではTPPについて
反対や不安の声が多くあがっていることすら
知らない、知らされていないのでは、と思えて
くるんだけど・・・
(もちろん、内容もよく知らないようだ)
反対署名が1千万筆以上集まっている(いまだ
かつて、これだけ集まった署名ってあるのか?)
ことも知らないのでわ?・・・
このままでいいのか?
日本の政府なり、米国の政府なりが、
TPPに関して「いいこと」しか言わず、
その気になって米国の商品やサービス
や会社が日本にのりこんできたとして
も、日本国内では実は反対が多く、日
本政府が勝手に拙速にコソコソやった
だけで、米国商品やサービス、会社
に「冷たい視線」が多くの日本国民か
ら注がれる、なんて展開になった日には、
米国の何にも知らずにやってきた方々に
しても、「話が違うよ
」ということに なるのでわ?・・・
震災で大変なのに、それに乗じて内容も
事前にロクに知らせずやってきた、「火
事場泥棒!」なんて思われた日には
それこそ、「こんなの聞いてない!」、
とんだ「悪役
」だ・・・ 米国の企業というか、実際に現場にやって
くる米国の方々にとっても大迷惑な話だと
思うんだけど、こういう展開わ・・・
それで、首藤議員のブログに戻るけど、
こういう記載も。
「驚いたのは、IP(知的財産権)問題な
ど、米韓FTA(自由貿易協定)がモデルで、
それにさらにいくつか条件が加わるとの話
で、すでに韓国でも反FTA運動が盛り上がっ
ている状況を把握していないことがわかった」
「知的財産権(IP)問題では、日本とアメリカ
とが協力してモデルを作ろうと提言あったが、
それならもっと情報提供をと主張するとたちま
ち口を閉ざしてしまった。」
以上の記載からすると、韓国で米韓FTAに
ついて反対運動が盛り上がっていることも
よく知られていない模様。
米韓FTAについての韓国の様子については
以下の報道も。
・『韓国:対中FTA手続き多難』
http://mainichi.jp/select/world/
europe/news/20120112k0000m
030057000c.html
(毎日jp)
「韓国は中国とのFTAの交渉開始
に向け、公聴会開催など国内手続き
を進める。ただ来月にも発効予定の
米韓FTAには根強い反対の声があ
るうえ〜」
「韓国国会は昨年末、強制力はない
が政府に米国との再交渉を求める
異例の決議を採択」
これにかぎらず、国民のコンセンサス
もロクにとらず強行、コソコソ進めて
も、事後が大変なことになることだって
あるんだよ・・・
それと、TPPの「知財」分野について、米
韓FTAがモデルで、さらに条件がでてくる
ということだ、前述、首藤議員のブログ
によれば。
米韓FTAは、韓国内で以上のように反対の
声があがっているけど、大変ショッキング
な内容の模様。
そのショッキングなことが、日本にもTPP
という形で降りかかってくるということ
ではないのか。
(ここにきて、「米韓FTA」がモデルであり、
TPPは米韓FTAのワイド版であることがでて
きた、真の目標について「馬脚
」を現した のか?と思えてくる。ただ、この清々しい
ぐらいの向こうさんの正直さについては
素直に評価したい。日本の政府よりもは
るかに正直だ)
例えば、「知財」分野について米韓FTA。
以下の資料や報道がある。
・『付録・米韓FTA協定の特徴的な規定』
http://tpp.main.jp/home/wp-cont
ent/uploads/d58e252c5ea75e0feb
1ae7c3d802d9f7.pdf
(TPPを考える国民会議HP)
「著作権保護期間の長期化」
「音声、匂い(例:インテルの効果音、プ
リンタートナーのレモンの香り)等を商標
法の対象とする」
「著作物を転載した侵害者本人だけで
なく、その転載物をインターネットに
掲載した業者にも制裁を加える。」
・『国際農業・食料レター』
http://www.zenchu-ja.or.jp/
food/pdf/1319689368.pdf
(全国農業協同組合)
「例えば米国企業が、韓国のWE
Bサイトを閉鎖することが出来る
ようになる。非営利目的のBlogや
SNSであっても、従来韓国で一
般的に容認された考えと著者権に
対する米国の考えは全く相違して
いるため、訴訟が多発する可能性
あると言われている。」
こういう米韓FTAに加え、さらに
「条件」が加わるというけど、
では、それは何だ?
いわゆる、アクセスコントロール
とか、著作権侵害の「非親告罪」
化なのか?・・・
著作物について、今、「電子書籍」
推進の話が政府の知財関係会議
等、各所で盛り上がっているけど、
前述の各問題をおざなり、見ない
フリして莫大な血税を電子書籍体制
に投下しても、向こうさんの「返り討
ち」の的を増やしているだけ、ってな
ことになるのでわ?・・・
ネット規制や国民の表現や言論に関す
ること、フェアユースについてはロクに
考えないくせに、いかに税金予算を引っ
張るか、そればかり考えていると思われ
ても仕方ないと思うよ、今までの経緯
(こちらから)考えてもさあ・・・
海外国にネット規制の与奪の権を与えると
いうことは、自国の言論や表現の自由の
あり方まで海外国に握られるということ
でもあるんだけど・・・
(場合によっては政治言論、また、国民の
情報交換や伝達にも関わってくるんだよ)
ちなみに、米国では、いわゆる「オンラ
イン著作権侵害対策法案」の話がでていて、
この法案は、目的や内容見るに、米国国内
というよりは、対海外対策のための法案に
思える。
米国以外の国のWEBもターゲットになり、
(米国が)違法と思うところの米国外の
WEBについてもアクセス遮断や(米国の)
司法長官の措置が影響してきてしまう
可能性も否定できない法案。
(これについてはこちら(12月18日
と12月22日追記)から)
この法案は、TPPの具体的実践のための
国内法体制準備なのでわ、とますます
思えてきちゃうよ・・・
また、「知財」分野ということで、特許
の関係で「医薬品」もターゲット。
この点、米韓FTAについてこういう資料や
報道も。
・『医療分野におけるTPPの問題点・
付属資料』
http://tpp.main.jp/home/wp-content
/uploads/c48f80ecb85075ed7c3eb522
e5b14887.pdf
(TPPを考える国民会議HP)
「医薬品に関する交渉結果は米国の
要求をほとんど受け入れる結果」
「韓国政府が国民健康保険を強化
する政策をとった場合、保険会社
は韓国政府に対し損害賠償訴訟を
提起することが可能に」
「医薬品の許可と同時に独占的特許付与」
「許可認定遅延損害補償」
・『TPP、医療崩壊まねく 慎重に
考える会が会合 情報不足に批判高まる』
http://www.jacom.or.jp/news/2011
/10/news111013-15137.php
(農業協同組合新聞)
「医薬品の認証制度も国から独立した
機関が担う仕組みに変更され、米国と
の協議機関を設置、そこで認証が行わ
れることになっているという」
「国民皆保険制度のある韓国だが韓米
FTAによって保険適用除外を認める規
定が盛り込まれ、これに即して経済特区
をつくり、通常の6〜7倍もの治療費で
診療を受ける大型病院の建設が進められ
る見込みだという」
・『TPPへの懸念深める=訪米中
の山田前農水相』
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_
30&k=2012011200326
(時事ドットコム)
「知的財産権保護をめぐる取り扱い
について、「米国と同一の特許ルー
ルになれば、日本の応用的な特許技術
を生かせなくなり、産業界に(影響を)
与える恐れが大きくなる」
(なお、この報道には、「遺伝子組み換え
(GM)食品の表示規制が緩和される可能
性があり「大変心配だ」」という記載も)
それでこの、米韓FTAがTPPのモデル〜と
いう話。
これは「知財」分野にかぎった話では
なさそうだ。
・『関税撤廃 例外認めず USTRが
示唆 TPP考える会訪米団会談』
http://www.agrinews.co.jp/mo
dules/pico/index.php?content_id
=11742
(日本農業新聞)
「TPPを慎重に考える会」(山田正彦
会長)の訪米団は9日、当地で米通商代
表部のマランティス次席代表、カトラー
代表補らと会談した。同会によると、米
側は関税撤廃の例外扱いを認めない方針
を示唆」
「またサービス分野の交渉については、
米韓自由貿易協定(FTA)をモデルに
自由化の度合いが高いものになるという
考えを伝えた。」
「サービス」分野についても米韓FTA
がモデルの模様。
(っていうか、全分野じゃないの、
これ?)
『付録・米韓FTA協定の特徴的な
規定』という資料の12〜14Pに、
「サービス貿易」「金融サービス」
「電気通信」の各分野についても
記載されている。
・『付録・米韓FTA協定の特徴的な規定』
http://tpp.main.jp/home/wp-cont
ent/uploads/d58e252c5ea75e0feb
1ae7c3d802d9f7.pdf
(TPPを考える国民会議HP)
また、以下の米国国務省の資料中の
「Services」項目にも、「電気通信」
「金融サービス」、それと「専門職
サービス」の文字が記載されている。
・『The Proposed South Korea-U.S.
Free Trade Agreement』
http://fpc.state.gov/documents/
organization/84284.pdf
(米国国務省)
対象かなり広いんだけど、この米韓FTA
の協定条文そのもの、これも一刻も早く
見る、確認したいところだ。
(万が一、既に入手しているという省庁
等あるのならば、直ちに、英文のままで
もいいから公開して欲しい
・・・) また、前述のこの報道。
・『TPP慎重派一行、米で業界団体と
意見交換』
http://news24.jp/articles/2012/01/
11/10197914.html
(日テレニュース24)
「「アメリカ生乳生産者連盟」などとの意
見交換の場では、「海外製品との競合が起
きるおそれがあるため、アメリカの小規模
のメーカーも参加に反対している」などと
説明があったという」
米国でも、みんながみんな得するわけで
はない、むしろ大変なことになるので
わ、というところもある模様。
「海外製品」との競合となれば、気になる
のが、いわゆる、自国通貨の問題。
例えば、自国の通貨が高くなれば、輸出
の点で価格に反映して不利になるという
ことも考えられるけど、この点、自国通貨
の価値を下げるため、政府が「為替介入」
するということについてはどうなのか?
これは、TPPにおいて「非関税障壁」と
なってしまい、「待った!」がかかるの
ではないかということも確認しないと
ならないと思うんだけど・・・・・
(TPPって、各参加国の「貨幣統一」
までするわけじゃないんだし)
TPPによって規制緩和、自由貿易万歳!
となっても、自国通貨が高いとなれば
その旨味は消えてしまう、むしろ海外国
に負けてしまうということもあるのでわ?
これは日本だけではなく、他参加国にも
言える、気になる問題だと思うんだけど・・・
余談だけど、こんな報道もある。
・『米国が中国を為替操作国と認定せず、
日本の単独介入を批判』
http://jp.reuters.com/article/jpUSpolit
ics/idJPTYE7BR02A20111228
(ロイター)
「報告書は今回、日本が8月と10月に単独
で円売り介入を実施したことを批判」
「日本は国内経済の再生に向け、為替相場に
影響を与えるよりも改革を推進すべきとの見解」
それで政府なんだけど、事前協議を行う
ために、オーストラリア、シンガポール、
マレーシアにチームを派遣するんだって。
この各協議について、報告書なり議事録
なりちゃんと公開してもらいたいよ。
・『TPP事前協議へ=豪など3カ国と』
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=
2012011200396
(時事ドットコム)
一方、東南アジア方面について、こう
いう動きも・・・
・『谷垣総裁 TPPでベトナムと連携』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/201
20109/k10015147261000.html
(NHKニュースWEB)
「ズン首相「広いマーケットが得られる反面、
自国の経済発展を考えると苦しい問題もある。
地域の平和や発展、自分たちの国益につなが
らない ものはできない。日本とはよく連携
したい」」
「谷垣総裁「日本でも情報が不足しており、
引き続き意見交換や議論をしていきたい。〜」
・『中国対処、TPPで連携=自民総裁と
越首相が一致』
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&
k=2012010900168
(時事ドットコム)
「ベトナムが交渉に参加している環太平
洋連携協定(TPP)に関し、谷垣氏が
「アジア太平洋地域の利益につなげなけ
ればならないが、日本では情報が少ない」
として、情報面での協力を要請。ズン首
相は応じる姿勢を示した。 」
協定案の内容がわからない、情報も少
ないとなれば、「情報をとりにいく」
しかないだろう。
交渉参加している国から情報をもらう
なり、利益が一致しているところにつ
いては「代理」して言ってもらうという
こともでてくるだろう。
既に交渉参加している国でもTPPに
ついて不安な点があるようだし・・・
それで、逢沢一郎衆議院議員のツィッ
ターには以下の記載も・・・
・あいさわ一郎衆議院議員ツィッター
(https://twitter.com/#!/ichiroaisawa)
「谷垣総裁、インドネシア ブディオノ
副大統領と会談。副大臣良好な二国関
係をさらに伸ばしたい。さらなる投資
に期待感。タイの洪水にも言及。TPP
には現段階では参加の準備出来ていない。
2国間のFTA、EPAを充実させたい。」
なにもTPPだけが経済連携の手段では
ない。
森山ひろし衆議院議員の訪米報告書を
見ても、対米国にしたってむしろ2国間
の協定の方が話が早い、膝をつめ
てじっくり各国にあった内容ができる
のではないか・・・
なお、逢沢衆議院議員のツィッターには
こういうことも。
この一言、特に2つめの文が、今回の
TPP(における政府対応)全てを物語っ
ているような、・・・
「外交はその結果やプロセスが国益に直結
します。思いつきじゃ、どうにもならない。
ぶれずに、戦略的に、です。」
そうそう、ちなみにこういう動き、
報道もあるんだよね。
・『韓国:対中FTA手続き多難』
http://mainichi.jp/select/world/eur
ope/news/20120112k0000m03005
7000c.html
(毎日jp)
「中国の温家宝首相は「(日中韓)
3カ国のFTA交渉を年内にスタート
させるべきだ」と述べ、日本を引き込
む意思を明確にした。」
*****************
ときに、ベトナムについて、気になるこ
と(法律)もあるんだけど、これにつ
いては後日にでも・・・
1月16日追記
前述、TPPは米韓FTA(自由貿易協定)が
モデルで、さらにいくつか条件が加わる
という話が首藤衆議院議員のブログに
記載してあることを書いたんだけど、
首藤議員のブログだけでなく、他の
議員さんのブログや、メジャーメディ
ア上にも現れた。
(報道よりも各議員さんのブログ
や報告書の方が速いな)
・『TPPを慎重に考える会で訪米・
ワシントンで31か所で意見交換!』
http://maya-net.jp/blog/1718.
html
(山崎まや衆議院議員ブログ)
「各所のキーパーソンから、「米韓FT
Aの内容を参考に!」という言葉が返っ
てきたことであった」
「医薬品の新薬開発の特許期間をかなり
長くしてデータについても厳しく取り扱
うといったことや,薬価の決定プロセス
への介入、後発薬品の問題や混合医療な
ど懸念が懸念でないことも明白になった」
・『TPP慎重派 参加阻止に全力』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/2
0120116/t10015302461000.html
(NHKウェブニュース)
「山田氏は「アメリカの通商代表部
はTPPについて、『韓国とのFT
Aと同じか、それよりハイレベルの
ものを求める』とはっきり言っていた」
一方、「知財」について、国内でも気に
なる動きが・・・
出版社への「著作隣接権」付与の話が、
「電子書籍」の話にも絡んで文化庁の
方からでている。
この話は、現在、「継続審議」という
結果になっている。
・『出版社への著作隣接権付与は継続審議へ』
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/art
icles/1201/12/news077.html
(ITmedia)
「著作隣接権付与以外に、著作権の一部譲
渡、民法で規定されている債権者代位権の
行使、現行の著作権法における出版権の条
文修正、「プロバイダ責任制限法」に基づ
く発信者情報開示請求の活用など、対抗措
置は複数の方策が考えられるとし、権利付
与の必要性を否定する意見は示されていな
いものの、なお慎重な検討が必要という結論」
この「著作隣接権」付与の話は、著作権侵害
対策、それにまつわる、いわゆる、ネット規制
とも無関係な話ではない。
「侵害に対しどう対処するのか、対処を開
始するのかどうか」を「誰が決める」のか
にもかかわるのだ。
例えば、とある「二次創作」があったとして、
それに対し、対処を開始するかどうか等、
作者さん以外の者が決定する、行動すると
いう展開も考えられる。
(また、作者さんと出版社、考えが違う
場合どうするのか、さらに、「著作者人格
権」との兼ね合い、バッティングはどう
するんだ?という問題も考えられるん
だけど)
それで、この話。
「二次創作(パロディ等も入る)」について
の権利処理というか調整のことも視野に
入っている模様。
・『電子書籍の流通と利用の円滑化に
関する検討会議・報告』
http://www.bunka.go.jp/bunkashin
gikai/kondankaitou/denshishoseki/
pdf/houkoku.pdf
(文化庁HP)
「出版物に係る権利処理については、
当該出版物を発行している出版者
が著作権者等に係る情報を把握して
いる場合が多く、権利処理の窓口とし
ての役割を一定程度果たすことが期待
される。」
「出版物の二次利用を望む主体は、
出版者等に対して、その旨申し込
むことで権利処理に係る調整を行う
ことができるものと考えられる」
「出版者等に対して」の「等」と
いうのは何だろう?
この権利処理の「窓口」というのは、
出版社各位がやるのか、それとも
各々「著作隣接権」を持った出版社
が集まるというか、その管理権を各々
委託する「団体」を創ってそこに
委託、この「団体」が集中的に「二次
創作」についても管理することまで
考えているのだろうか?
(この文化庁の『報告』、「参考資料」
ということで既存の音楽管理団体の組
織等解説も記載されているんだけど)
今までやってきた、趣味の「同人誌」
活動についてはどうなるのか?
この「管理団体」がこれも扱うのか?
また、この『報告』。
こんなことも記載してあるんだけど。
「アメリカ、イギリス、オーストラリア
においては、著作権法において、著作物
の利用に係る排他的な許諾を受けた主体
に対して、権利侵害者に対する訴訟を提
起することが認められている。」
「一般的に諸外国(アメリカ、イギリス、
ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)
における出版契約の際には、著作者から
出版者への著作権の譲渡(二次利用に係
る権利も含む)が行われる場合が多い」
それで、この「著作隣接権」の話。
これ、「著作隣接権」を持った者
(ところ)がどういう行動をとる
というか、どういうことができる
のか?
この点、TPPとの関係も気になると
ころだ。
前述のように、TPPは韓米FTAと同じが
それ以上のこともありうる話になって
きた模様だけど、TPPで規制強化になって
くると、これは「著作隣接権」を持った
者についても作者さんの個別意思とは
別に、大きな力を得ることになる可能性
も考えられる。
加えて、この「著作隣接権」が、さらな
る別人に再譲渡や貸与等できるとなると、
これ、日本以外の国の出版社や個人が権
利を持つということも考えられる。
「著作隣接権」の譲渡等自体だけでなく、
「著作隣接権」を持つ出版社や会社の
株取得、買収でも、著作権そのものに
匹敵すると言ってもいい強い権利を作者
さんとは別に海外企業が持つ、管理する
という展開も考えられる。
(こうなると、今まで通用した、できた
ことが対海外企業でも通用するとは
かぎらない)
さらに、この海外企業等、前述のよう
な、「管理団体」にも権利者として乗り
こんできて、日本の二次創作、表現まで
管理、監督するということも考えられて
くるんだけど・・・
(しかもその収益、これ、海外におちて
しまうのでわ?TPPによって「税制」は
どうなるのかにもよるけど)
TPPは外資参入規制撤廃路線、しかも投資
の紛争処理(いわゆる、ISD条項)も入って
いるという話があるし、この点で株取得等
外資規制も難しい、前述のような管理団体
も、例えば、「公益法人」にするにしても、
ここも外資参入自体は原則制限していない。
「著作権」自体の(一部)譲渡では作者さん
の心の問題(大事な作品の権利そのものの譲
渡というのは抵抗があると思う、作者さんと
してわ)もあって難しかったことが、この
「著作隣接権」なるものを通して、海外企業
等に大きな権利が流れる、流していくことが
今までと比べ、容易になってくるのではない
かと・・・
この話、TPPとの絡みで考えると、日本の
創作(二次創作含む)、表現、その管理
まで海外国に牛耳られてしまうおそれも
あるのではないかと思うよ。
(しかも米韓FTAはダウンロード等、
ネット規制にも関係すると思われるし、
ネット上の言論、表現の自由も関わって
くるよ)
「電子書籍」の話において、一体どのぐらい
の血税が投入されることになるのかは知らない
けど、海外国が日本の言論や表現の自由を管理、
規制して利益を得る、そのお手伝い活動のため
に、TPPの準備活動(まだ正式な「参加表明」は
していないのに)のために莫大な血税が投入さ
れるとなると、これは聞き捨てならない、見逃
せない話だ

それで、「TPP」という言葉自体は、以下の
会議の議事録上に記載はされているんだけど、
ではそれについて何をどう対処する、防衛す
るのか、その話まではでていない。
(協定案自体はまだわからないにして
も、「ここはヤバいのでわ?」と念の
ため項目予想する、想定することは可能
ではないか?まして今、いろいろと情報
もでてきたしね)
しかも「フェア・ユース」の話、見あた
らないし・・・
(これについてはどうしているんだろうか?
いまだ動きなし、この期に及んで何も考え
ていない、ナッシングか
) ・『第13回電子書籍の流通と利用の円滑化
に関する検討会議』
(「出版者への権利付与に関する事項」
について)
http://www.bunka.go.jp/bunkashingi
kai/kondankaitou/denshishoseki/13/
gijiroku.html
(文化庁HP)
「知財」の分野にかぎった話ではないんだけど、
TPPというものが絡んでいるこの状況において、
政府の各関係会議、本当に大丈夫なんだろうか

・・・ (TPPというものを扱うには「適性」が必要だ。
少なくとも「国民と国を守る」という基本理念が
ないともっとも不適性だと思うんだけど・・・)
一方、米国の、いわゆる「オンライン著作権
侵害対策法案」。
(これについてはこちら(12月18日と12月
22日追記)から)
前述のとうり、これまたTPPの準備活動では
ないかとも思える話なんだけど、これに
ついてはホワイトハウスの方から考えが
でている。
・『Obama Administration Responds to
We the People Petitions on SOPA and
Online Piracy』(英文)
http://www.whitehouse.gov/blog/201
2/01/14/obama-administration-respon
ds-we-people-petitions-sopa-and-online
-piracy
(ホワイトハウス公式ブログ)
これ見るに、オバマ大統領というかホワイト
ハウスの方でも、この法案の危険性について
は気がついてはいる。
表現の自由やネットについてのイノべーシ
ョン等を阻害することについては加担はし
ない、って。
ただ、これ見るかぎり、この法案の趣旨、
目的(の元)、つまり、「海賊(版)行為」
が米国の経済、企業、国民への害となると
いう点自体も否定していないし、法案趣
旨自体全反対というわけではない、と読
めるんだけど。
ちなみに、この法案の主要賛同人で下院司
法委員会の委員長でもあるスミス議員の
声明もでている。
・『Smith to Remove DNS Blocking
from SOPA』(英文)
http://lamarsmith.house.gov/News/
DocumentSingle.aspx?DocumentID=
274902
(米下院議会HP経由)
この声明によると、「Domain Name System
blocking」は法案から除くつもりなんだ。
でも、他の部分わ?
それに、アメリカの職や輸出を守るための
法案だとか、(対象が)海外(米国以外の
国)のサイトである、ということも記載し
てあるね。
******************
それと、話変わるんだけど、「自動車」
について以下の報道も。
『日本の「軽」は不合理・廃止を…
米自動車大手』
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/
news/20120114-OYT1T00672.htm
(読売ニュース)
「AAPC(米自動車大手3社で組織する
米自動車政策会議)は、日本独自の軽自動
車規格について、「市場の30%を占めて
いるが、もはや合理的な政策ではない」と
批判した。日本の技術基準や、認証制度な
どの規制も参入の障害になっており、透明
性が必要としている。1990年代後半か
らの日本政府の円安誘導政策も、米国車に
不利になっていると指摘した」
軽自動車のことと共に、為替(介入)の
ことも言われているよ。
(TPP入っても、円高のまま、円高加速
だったら競争大変だよ、さらに)
軽自動車の税制もどうなるのか?
普通車レベルの金額になるのか?
それと、訪米されていた山田正彦衆議院
議員のこういうブログ記事が。
・『米国民の大半が自由貿易協定、FTA・
TPPに不安を感じている』
http://www.yamabiko2000.com/mo
dules/wordpress/index.php?p=292
(山田正彦衆議院議員ブログ)
「米国で昨年12月に開かれた米国議会・
貿易商委員会の公聴会でUSTR(米通商
代表部)の責任者であるマランティス次席
代表は、「TPP加盟国ではすべての環境
と労働を統一したルールにする」と述べて
いる。」
「その内容について、先日批准された米韓
FTAでも、韓国で労働問題の紛争が生じ
た場合には米国の関係者が入る理事会で解
決することになっている。」
「米・コロンビアのFTA(自由貿易協定)
では米国は労働省の新設、労働監督官の採用、
さらに刑法の改革まで参画することが決めら
れている。しかも労働に関する義務は、商業
上の義務と同様の紛争解決手続きをとること
になっている。賠償額も貿易により生じた
損害額となっている。」
また、こういう報道も。
・『たばこ“売り文句”使用不可?
米社、FTAで思わぬ“副流煙”』
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/
120110/mcb1201100501008-n1.htm
(産経ビズ)
「フィリップ・モリスは昨年10月に
(米豪FTAを結んでいる)オースト
ラリアで、同様の法律によって商標を
パッケージに掲載することを原則的に
禁止された。同社はそれに対し、「政
府の規制措置による投資家の財産権の
侵害になり、公平・公正な待遇義務違
反にあたる」として、ISD通知書を
同国政府に送っている」
これ、煙草のパッケージだけの話かな?
(なお、ISDについてはこちらの
11月10日追記部分)
1月23日追記
米国でTPPの「意見募集」があって、その
結果が米国電子政府HPで公開されている。
これについて、以下のブログが。
・『第21回会合 政府は国民への情報提
供をすべき』
http://ameblo.jp/tpp-tekkai/entry-
11138365921.html
(「TPP参加の即時撤回を求める会」
公式ブログ)
このブログ記事によると、
「森山会長および山田事務局長より、
政府に対して、速やかにアメリカの
パブコメ内容を翻訳することを要求。」
「9カ国は、オブザーバー参加や交渉参
加前の条文案の共有は認めないとの従
来方針を再確認」
現段階において、日本サイドは、TPP協定
案の条文を入手できない。
となると、この米国の意見募集は、米国
の各業界団体からの意見が多いので、TPP
の内容を分析、予想するにあたりこれは
貴重な資料だ。
(前述のように、TPPは韓米FTA(自由貿易
協定)よりも上(ショッキング)な内容
になる可能性も否定できなくなってきたし)
この意見募集自体が英文投稿&英文での
結果公開なんだけど、このブログ記事に
よると、日本訳も今後公開される可能性
もある。
それで、まず「知財」分野についてどう
なのかな?と気になる意見を見てみた。
(なおここでは全翻訳はしない。自分が
英文のまま見て脳内理解した範囲の一部
記載です)
・『「Motion Picture Association of
America」』の意見(英文)
http://www.regulations.gov/#!docu
mentDetail;D=USTR-2011-0018-00
81
(米国電子政府HP)
この意見中、テレビ放送のことについて、
日本で米国のシェアが少ないのは、日本の
「広告環境」が障壁となっている、また、
いわゆる「視聴率調査」も標的になる可能性
もあるのか?とも読める。
独立した代理店の(必要性)ことについて
も記載されているし。
またここで、TPP「競争」分野について、
韓米FTA(自由貿易協定)も引き合いに
だされているんだけど・・・
また、「私的ダウンロード」について、
よりいっそうの(違法ダウンロード)
浄化と処罰化を日本に求めているよ。
また、不正競争防止法との絡み&TPM
(セキュリティチップ)の「引き抜き」
についても記載。
さらに、訴追が動く前に権利者が(「海賊
(行為)」を追うに)手間や金がかかる
のは、効果的な法実施の障害だ、との
ことで、(著作権侵害の)「非親告罪化」
するのが大事だって・・・
ここで、大変問題がある「非親告罪化」
の話がでてきたよ。
また、「International Intellectual
Property Alliance」(国際知的財産連合)
からの意見。
この「International Intellectual
Property Alliance」のメンバーには、
出版やエンターテイメントソフトウエア、
映画やテレビ、音楽、レコード産業の関係
団体もいて、前述の「Motion Picture Ass
ociation of America」もメンバー。
・『「International Intellectual
Property Alliance」の意見』(英文)
http://www.regulations.gov/#!docu
mentDetail;D=USTR-2011-0018-0042
(米国電子政府HP)
この意見。
TPPについて、日本の法律や(法)実行
手続きの改正、変更についても求めて
いる。
ネット上の著作権侵害について、プロ
バイダ―と権利者の協力による障害除去
や、(違法な)私的ダウンロードについて、
全てのタイプの創作ブツを対象とし、しか
も「処罰化」についても記載。
それで気になるのは、これがどうTPP本体に
反映されるのかはわからないけど、ここで
「from known infringing sources」という
言葉も入っていることだ。
この言葉がこの文のどの箇所にかかるのか、
かかり方によっては意味が変わる可能性も
あるのではないかと・・・
(考えすぎかもしれないけど、ことがこと
なので、念のためだ)
つまり、違法なものと知らないで私的ダウン
ロードしてしまった場合も処罰せい、という
話でもあるのか、この点もTPP交渉の際には
確認してみる必要、あると思うんだけど・・・
(違法と知らないでダウンしてしまった場合
も処罰ではもう怖くてネット利用なんか
できなくなってしまうよ・・・)
加えて、「非親告罪化」の話と、著作権保護
期間の延長の話も入っているよ。
また、「The American Chamber of Commerce
in Japan (ACCJ)」からの意見について。
・『「The American Chamber of Commerce
in Japan (ACCJ)」(在日米国商工会議所)
からの意見(英文)』
http://www.regulations.gov/#!docume
ntDetail;D=USTR-2011-0018-0038
(米国電子政府HP)
この意見中、日本の(著作権)権利者は
その国内コンテンツについて米国にライ
センスを与えることを断ってきた、とい
う記載もあるんだけど・・・
(そう読めるんだけど・・・)
どうもこの点、米国のコンテンツを
売りこむというよりは、日本の権利
自体が欲しいのかな?なんてことも
思ってしまうんだけど・・・
こう考えると、気になるのは、前述
の「出版社への著作隣接権付与」の
話&『電子書籍の流通と利用の円滑
化に関する検討会議・報告』だよ。
権利者から海外国への権利譲渡や
貸与をしやすくする&その管理機構
を作ってそこに海外企業も入る&
その権利をもらった海外企業の権利
保護のための、「お手伝い」、ひいて
は「TPPのお手伝い」なのかな?、
なんてさ・・・
こんな動きもあるし・・・
・『特許庁、2013年にも商標法を改正―
音や動きも認定』
http://www.corporate-legal.jp/
houmu_news568/
(企業法務ナビHP)
「日本がTPP交渉に参加すれば、商標制
度を国際標準に合わせるよう交渉相手国
から求められる公算が大きい。その前に
商標法の改正をしておきたいというのが
特許庁の考えだ」
という記載もあるんだけど・・・
韓米FTA(自由貿易協定)において、以下
の動きもある。
・『米韓FTA協定の特徴的な規定』
http://tpp.main.jp/home/wp-content/
uploads/d58e252c5ea75e0feb1ae7c3
d802d9f7.pdf
(TPPを考える国民会議HP)
「音声、匂い等の商標としての保護対象化
音声、匂い(例:効果音、プリンタートナ
ーのレモンの香り)等を商標法の対象と
する」
同じく「知財」である商標について、この
商標法改正の動きもTPPに合わせた「お手
伝い」なのか?ということと、さらに気になる
のは、この記事の記載によれば、これは特許
庁の判断と責任によって行われるのか?とい
う点だ。
「総合戦略」であるTPPについて、各分野、
各事柄、各省庁が個別の判断で動いてしま
うとなると、「総合戦略」にならない、また、全
体で見たら大事な「カード」が個別省庁の判
断で勝手になくなってしまうということも考え
られる。
例えば、この記事を見るかぎり、今はまだ
TPP交渉参加に正式参加したわけでもない
のに、もう「手持ちカード」を消そうとしてしま
っている。
他の分野、他の事柄で生きるかもしれない
「カード」を各省庁が勝手にもう捨てて
しまう、これでいいのか?・・・
そもそもTPPを統括する、横断的に見ると
いう「国家戦略チーム」自体、まともに
立ちあがっていない、機能していないと
いうことでもあるのでわ・・・
これが一番怖いよ
・・・ こんなんでどうやってTPPという「最高の
戦略ゲーム」で勝てるというんだ
(大体、今頃になって戦略統括チームが
どうのって、遅すぎなんだけど)
「最大の敵」というのは、他のTPP関係
国ではなくて「身内」、国内のTPP対策
における政府の対応ややり方ではない
かとすら思えてきたよ・・・
(もういやだ、ホント

) それで話を「The American Chamber of
Commerce in Japan (ACCJ)」からの
意見に戻すけど、「知財」分野以外でも
気になるところがある。
例えば、「Environment(分野)」に
おいて、いわゆる「再生エネ」について
外資参入を求める記載もあるんだけど・・・
「Financial Services(分野)」について
日本政府内に外資全参入拡張のための金融
産業促進機構を作れ、という記載もあるし。
※ これについては以下から
・いわゆる再生エネ法とTPPについては
こちら
・いわゆるPFI法と復興特区法については
こちら
また、「Insurance(分野)」について、い
わゆる、郵便局が扱っている保険について、
日本には郵便局がたくさんある、その郵便
局のネットワークと平等のアクセスチャン
スをくれ&日本の郵便局は新しい計画の商
品やサービスを許可されるべきではない、
なんて記載もあるよ。
ちなみに米韓FTAにおいても、こんな話も
あるんだけど。
・『付録「米韓FTA協定の特徴的な規定」」
http://tpp.main.jp/home/wp-content
/uploads/d58e252c5ea75e0feb1ae7c
3d802d9f7.pdf
(TPPを考える国民会議HP)
「韓国ポスト・新商品の販売は行わない」
※ これについては以下から
・「生命保険の税金控除廃止」の話に
ついてはこちらの11月20日と11
月30日追記部分を。
米国の意見募集の各意見については
他の団体等からの意見も随時見ていき
たい、「知財」以外の分野も気になるし。
それで、とある分野というか産業について
も気になることがある。
これについては米国の業界団体もいい顔を
していない、反対しているという報道もある。
これに絡んで、他の分野複数にもまたがる、
TPPという総合戦略に組みこまれた話なの
ではないか?、しかもこの点、日米当事者
気がついているのか?、気になるので後日
詳しく調査、記載できたらいいなと・・・
(TPPというのは追いかけるだけでも、
時間の都合もあるし一人でやるのは難し
い。「チーム」組んでやれたら最高な
んだけどな。『TPPを地獄の果てまで追
いかける同好会』という名前はどう
だろう

) なお、山崎まや衆議院議員の訪米報告
ブログもある。
・『TPP訪米団・ワシントンレポート<その2>』
http://maya-net.jp/blog/1734.html
(山崎まや衆議院議員ブログ)
この報告中、こういう記載も。
「USTR(米国通商代表部)のマランテイ
ス次席代表が言っていたことだが、トウ
キョウでは本屋にもTPP関連書物が積み重
なっており、新聞テレビでの報道も加熱
しており、びっくりしたと。そうだと思
います。少なくともアメリカ国内では一
般に報じられることもなく、国民にとっ
ては「TPP ? What?」といった様子
であった。」
さもありなん、だと思う。
米国の意見募集にしても、米国の個人
からの意見、少ないし・・・
米国でもTPPについてその意味、内容を
知っている者はわずか、政府関係者だけ
なんじゃないの?
また、この報告書中、
「私たちが訪問先で日本の国会議員の半数が
反対・慎重派だというと一様に皆驚いていた。
そして空気が変わっていき、これは困ったな
という雰囲気。そして、最後には、「もしTP
Pに入らないことになっても日本は友人、最
高のお客様なんだから今後もよろしくね!」
という言葉が業界団体の会長さんたちから
にこやかに発せられていたようなこと。」
何も、TPPに入らないと「この世の終わり」
というわけでもないのでわ?
(TPPじゃなくたって、FTAとか他の道も
あるじゃん)
本来、「ビジネス」、「商売人の世界」
でやるべきことに日米共に政官が余計な
横入り、仕切りをして、かえってやっか
いなことを作っただけだったりしてね・・・
1月28日追記
「日米経済調和対話」の協議記録なる
ものが公開されたのだ。
・『日米経済調和対話協議記録・
2012年1月27日』
http://www.mofa.go.jp/mofaj/
press/release/24/1/pdfs/0127_
01_4.pdf
(外務省HP)
この資料中、こういう記載も。
「日本国政府は〜最近の保護期間延長に
係る国際潮流,米国及び他の貿易相手国
との意見交換,並びにこの問題に関する
国内での議論を考慮した上で,必要に応
じて検討を継続すること,についての説
明を行った」
「著作権法第30条1項3号に規定されて
いる私的使用目的の複製の権利制限か
ら除外される対象範囲に,録音及び録
画以外の他の著作物のカテゴリーも含
むべきかなどの,上記ヒアリングで取
り上げられた問題の検討を継続する」
前述のように、米国のTPP意見募集
結果の中には、著作権保護期間の延長
を記載している米国の業界団体もある。
また、「私的使用目的の複製の権利制限」
に関して「録音及び録画以外の他の著作
物のカテゴリー」とは一体、何なのか?
これは要するに、私的使用の「プリンター」
や「印刷」にも関係し、ここで課金のこと
がでてくるのか、ここは要注意だ。
この資料の著作権関係のところ見るに、
TPPとの関係を考えても、日本の関係省庁
って、米国の希望のお手伝いをするにすぎ
ない機関なのかと思えてくるよ。
(どこの国の省庁なんだろうか?)
前述の、TPPについての「The American
Chamber of Commerce in Japan (ACCJ)」
からの意見中にも、文化庁の名前もでて
いるし・・・
(今まで、過去において米国のお手伝い
していた、してくれたととれる記載なん
だけど)
それで、TPPについての米国意見募集結果。
以下の意見も見てみた。
・『US-JAPAN BUSINESS COUNCIL
(日米経済協議会)・TPPについての意見』
(英文)
http://www.regulations.gov/#!doc
umentDetail;D=USTR-2011-0018-
0027
(米国電子政府HP)
TPPは、日本に以下の変化を要求するだろう
ということで、例えば、著作権保護期間延長
のことがここでも記載されている。
また、「Environment」項目につき、ソーラー
パネル、電気乗物、風力タービンといった
「環境グッズ」製造(製作)への(米国の)
参加についても記載されている。
さらに、「Financial Regulation and
Regulatory Transparency」項目につき、
公的文書につきもっと英語の使用を認めろ
とか、円移転システムについて「resident」
と「non-resident」の区別を廃止せい、いう
ことも記載されている。
円移転システムについて「resident」と
「non-resident」の区別、これは何なのか。
この点、資本取引を行う者が居住者であるか
非居住者であるかによって、「外国為替及び
外国貿易法(外為法)」の適用が違ってくるん
だけど。
例えば、外為法によると、非居住者による
対内 (対日本)投資について一定のもの
につい ては、届出や審査、場合によって
は内容の 変更や中止という流れも記載
されている。
(なお、TPPと外為法についてはこちら
の11月3日部分を)
この場合の「居住者」「非居住者」とは何
かについては、以下の資料に記載されている。
「外国為替法令の解釈及び運用について」の
通達参照なんだけど。
・『外 為 法 Q & A(資本取引編)』
http://www.boj.or.jp/about/services/
tame/faq/data/t_sihon.pdf
(日本銀行HP)
この「居住者」「非居住者」区別を
廃止し、日本に投資しやすくせい、
いうことではないかと・・・
なお、「resident」と「non-resident」の
区別については、非課税措置についてもあ
るんだけど。
・『全国銀行協会からの意見書・要望書』
http://www.zenginkyo.or.jp/abstract/
opinion/2011/07/14170000.html
(全国銀行協会HP)
この意見書・要望書中、
「非居住者等が受け取る振替制度を利用
した社債の利子等について非課税措置を恒
久化すること。非居住者等が受け取る民間
国外債の利子等について、非課税措置の対
象範囲を拡充すること。」
「金融機関等が行うデリバティブ取引に係
る付随契約にもとづき授受する現金担保か
ら生じる利息について、源泉徴収を免除す
ること。わが国とアジア諸国との間の租
税条約の締結・改定を推進すること」
という記載がある。
また、こういういち参考資料も。
・『新しい非居住者債券所得非課税
制度について』
http://www.fsa.go.jp/news/21/s
onota/20100518-1/01.pdf
(金融庁HP)
それでこれらは、非居住者が日本で
得た利益について非課税にする範囲
を広くしようという話なんだけど、
「居住者又は非居住者」の定義に
ついては「租税特別措置法」が「所得
税法」にまかせている。
「所得税法」見るに、「居住者」とは
「国内に住所を有し、又は現在まで引
き続いて一年以上居所を有する個人を
いう」、「非居住者」とは「居住者以
外の個人をいう」と記載されている。
なお「国籍」による区分ではないし、
日本人でも海外在住してれば、投資の
利ザヤ、無傷、非課税ということも。
そこで気になるのは、いわゆる、
「再生エネ」にまつわる話だ。
いわゆる、「再生エネ法」の法案
がでてきたときから個人的にTPPと
の関係が気になっていた。
(この点については、TPPに反対表明
している政治家さんでも何故かだんまり、
な感がある。ツィッターで聞いてもこの
話になると知らんぷりだ。ここはアン
タッチャブルな箇所なのか?)
TPPについての米国意見募集結果見るに、
再生エネについて、いわゆる「外資参入」
に関わる記載をしている団体もあるし、
前述のとうり。
いわゆる、復興特区法も再生エネの
話は無関係ではないし。
※ これについては以下から
・いわゆる再生エネ法とTPPについてはこちら
・いわゆるPFI法と復興特区法についてはこちら
特に「外資参入」の制限がないとなると、
国の生命線たる電力が海外国に支配され
てしまう、また、補助金や各国民の電気代
が事実上永久に海外国に吸い上げられる、
という問題の他に、これについて投資を
されても、その利益についても日本に落ちる、
還元されることなく、海外国にいってしまう、
ということも考えられるのではないかと・・・
これは再生エネにかぎった話ではないけど。
- TPP(知財関係等) |
- URL |
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