【生まれたままの私を】 加藤ミリヤ

September 30 [Fri], 2011, 19:15




【生まれたままの私を】 ・・・・・・・・ 加藤ミリヤ



発売日にこの本を手に入れたものの・・
時間がないときに読むと、ザッと読み流しそうだったから、
たっぷり時間があるときまでとっておいた。
だって、ゆっくり読まないと勿体なぃもん。


でもページ数が少なくて、
読み始めるとあっという間に読み終えてしまった。
あぁ〜、なんて勿体なぃ。
このワクワク感をもっと長く感じていたかったのに。




ページをめくるとね・・

そこは、もぅミリヤワールドでいっぱい

素敵な言葉や、内に秘めた強引な言葉や、

あえて使った潔くない言葉が、ぎっしり詰まってた

すっごくすっごく嬉しくて、胸がキュンとした。



主人公のヌード専門画家ミクは、まるでミリヤ自身の様。

限りなく、限りなく彼女と近い。

自ら、自分自身を複雑な人格へ形成しようとしてるところなんて、そっくり。



歌の歌詞と同様に、この作品も言葉の選び方や使い方が絶妙で、

浮世離れした感性を惜しみなくさらけ出してる。

主人公ミクの繊細で複雑な心の動きが、実に上手く描かれてて・・

小説家ミリヤに、ワタシのハートはがっつり持ってかれた



ミリヤの歌がまんま活字になった、そんな作品。

ということで、良い意味でのマイナスオーラ全開(笑)

孤独とか、切なさとか、悲しさとか、儚さとか・・

その中にある愛しさとか、幸せとか、大切さとか・・。



好き嫌いがハッキリ分かれると思うけど、

ワタシにとっては大好物。極上本よ







ただ、惜しいことに・・
水嶋ヒロの「KAGEROU」みたいに万人受けはしなぃ。
女性には共感してもらえると思ぅけど、
男性には理解しにくいと思ぅ。
でも、ミリヤの良さを少しでも感じてもらえると嬉しぃ



【医学のたまご】 海堂尊

April 10 [Sun], 2011, 8:56




【医学のたまご】 ・・・・・・・・ 海堂尊



僕は曾根崎薫、14歳。
歴史はオタクの域に達してるけど、英語は苦手。
愛読書はコミック『ドンドコ』。
ちょっと要領のいい、ごくフツーの中学生だ。
そんな僕が、ひょんなことから「日本一の天才少年」となり、
東城大学の医学部で医学の研究をすることに。
でも、中学校にも通わなくっちゃいけないなんて、そりゃないよ…。
医学生としての生活は、冷や汗と緊張の連続だ。
なのに、しょっぱなからなにやらすごい発見をしてしまった(らしい)。
教授は大興奮。研究室は大騒ぎ。
しかし、それがすべての始まりだった…。
ひょうひょうとした中学生医学生の奮闘ぶりを描く、
コミカルで爽やかな医学ミステリー。

(出版社、内容紹介より)







これは 「ジーン・ワルツ」 「マドンナ・ヴェルデ」 に出てきた

双子の赤ちゃんの「薫」が主人公。

「薫」くんは、ゲーム理論学者の父の方に育てられてる。

っていうことは・・

もう片方の「忍」は産婦人科医の母の方に育てられてるみたい。

そのうち海童さん、「忍」が主人公の物語も描きそうな感じ♪

しかしね〜、両親とも並はずれた頭脳の持ち主なのに、

「薫」くんは何でか普通らしい(笑)

ま、そういうことも、ある。(*-ω-)(-ω-*)ウンウン




そんな薫が、うっかりと潜在能力テストで全国1位を取ってしまう。

うっかりと、というのは・・・

そのテストの問題はパパが作ったもの。

薫はパパの実験台になってた。おぉ(゚ロ゚屮)屮

その結果・・

東城大学の医学部で医学の研究をすることになり、

クラスメイトの力を借りて、どうにか取り繕っていたら・・

大人の事情?陰謀?にどんどん巻き込まれていく。

(・ω・;)(;・ω・)(・ω・;)(;・ω・)(・ω・;)(;・ω・)(・ω・;)(;・ω・)




実際に研究は、お金がかかる

きれい事だけじゃ、世の中は回っていかないのが事実。

でも、やっていけないこともある。

ここに登場してくるような悪い教授がたくさんいないことを願うのみ。

(*-ω人)







それにしても・・

「マドンナ・ヴェルデ」では想像もつかない伸一郎のパパ振りに、びっくり

フツウの親子関係とは、ちょっと違うけど・・

良い親子関係を結んでるなぁ〜と、しみじみ。

それに目次にもなってる「パパの言葉」がめちゃ素敵

意味深く、印象的、人生において大切なものばかりだよね♪




「世界は呪文と魔方陣からできている」
「扉を開けたときには、勝負がついている」
「初めての場所でまず捜すべきは、身を隠す場所だ」
「エラーは気づいた瞬間に直すのが、最速で最良だ」
「ムダにはムダの意味がある」
「閉じた世界は必ず腐っていく」
「悪意と無能は区別がつかないし、つける必要もない」
「一度できた流れは、簡単には変わらない」
「世の中で一番大変なのは、ゴールの見えない我慢だ」
「心に飼っているサソリを解き放て」



とても良い作品だったわ





【ジーン・ワルツ】 海堂尊

February 15 [Tue], 2011, 20:40




【ジーン・ワルツ】 ・・・・・・・・ 海堂尊



どこまでが医療で、どこまでが人間に許される行為なのか。
強烈なキャラクターが魅せる最先端医療ミステリー!

美貌の産婦人科医・曾根崎理恵――
人呼んで冷徹な魔女(クール・ウイッチ)。
人工授精のエキスパートである彼女のもとに
それぞれの事情を抱える五人の女が集まった。
神の領域を脅かす生殖医療と、
人の手が及ばぬ遺伝子の悪戯がせめぎあう。
『チーム・バチスタの栄光』を越えるドラマティックな衝撃があなたを襲う!

(出版社、内容紹介より)







この物語は、「マドンナ・ヴェルデ」と対になってる。

「マドンナ」は代理母中心で、「ジーン」は産科医療の問題点が中心だよ。







軽快なタッチで描かれてるけど・・

深刻な産科医療をうま〜く、うま〜く取り上げてる

不妊治療、人工授精、代理母、

五体満足で生まれてくることの奇跡、

厚生労働省の体制・・・・etc.

医師でもある作者の生の声は、的確でリアル。





生命操作・・まさに神の領域。

その領域に人間が入ることは許される?

不妊に悩む人たちの救いにはなるけど、

果たして、それが良いことなのか・・?

自然の摂理を壊してしまうことにも、なりかねない。

(*-ω-)(-ω-*)(*-ω-)(-ω-*)(*-ω-)(-ω-*)ウンウン



全く知らない人の卵子と精子を受精させ、

代理母に出産させることもできてしまう。

尊い生命をホントにコントロールしてもホントにいいの?

この物語を読んでると、判断するのがめちゃ難しい。(-ω-;)ウーン







っていうのも、理恵がとった行動が尋常じゃないから。





最終保険って、何?

そんな大事なことに、赤の他人を巻き込むことはない。

自分の母の体内に、夫との卵を2つ、他人との卵を1つ、戻した。

そ、他人との卵。

このことを知っていたのは、理恵だけ。

相手は知らず。(後にばらすけど・・)

こんな悪用したら、いけないよ。

ちょっと、げんなりしちゃったわ。(・ω・;)(;・ω・)(・ω・;)(;・ω・)








そんな中、理不尽な理恵とは違って・・

奇形児、無脳症の赤ちゃんと分かりながら、

出産する決意をしたユミとみね子の強さには感動した。

どうであろうと我が子は、我が子。

でもね・・・

もしも、自分がそうなったら、

二人のように決心できるかな?・ω・)???



悩んで・・

悩んで・・

悩んだ後・・

決心できるかどうか、

う〜ん、その時になってみなくちゃ分からない。

それだけ、難しいことなんだよね。

(*・ω・人・ω・*)(*・ω・人・ω・*)(*・ω・人・ω・*)











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【悪の教典】上・下 貴志祐介

February 06 [Sun], 2011, 19:32




【悪の教典】上・下 ・・・・・・・・ 貴志祐介



生徒に絶大な人気を誇り、
PTAや職員の間でも抜群に評判のいい教師が
反社会性人格障害(サイコパス)だったとき、
惨劇へのカウントダウンが始まった。

英語科教諭・蓮実聖司、32歳。

暴力生徒や問題父兄、淫行教師など、現代の学校が抱える病理に
骨まで蝕まれた私立高校で、彼は何を行ったのか。
高いIQをもつ殺人鬼は、“モリタート”の旋律とともに
犯行を重ねていく。

(出版社、内容紹介より)







いやぁ〜、マイッタ!

主人公・ハスミンの悪びれてないピュアな殺意がこわすぎるぅ〜

(・ω・;)(;・ω・)(・ω・;)(;・ω・)(・ω・;)(;・ω・)(・ω・;)(;・ω・)





上巻は、下巻の掴み。

物語のお膳立てをしてる。

生徒はもちろん、先生や保護者にも絶大な人気のあるハスミンの・・

ヤバイ性格が小出しに見え隠れする。 おぉ(゚ロ゚屮)屮

400ページも使って、少しずつ少しずつ楽しませてくれるよ。

下巻は、上巻のジワジワくる怖さとは打って変わって・・

怒濤の大惨殺 !









天才とお馬鹿は紙一重というけど、まさにハスミンの為のお言葉。

生まれつき共感能力の欠如したサイコパス!

舞台が戦国時代だったら、最強のヒーローだったであろう。

でも、残念ながら、舞台は現代。

しかも学校。

その学校で、「ヒーロー」になり損ねた「殺人鬼」は、

自分に都合の悪い人間をバッサバッサと殲滅していく。





あまりにも怖すぎるわ、ハスミン。

恐怖のあまり読むのを止めたくなる。

でも・・

ハートをがっつり掴まれ・・

ページを捲る手を止められない。

もうねぇ、目が離せないの。

釘付け。ヘ(-.-ヘ;)…





死体が、ひとつ増え・・ふたつ増え・・

そして、誤魔化しきれなくなったとき・・

「木の葉は森に隠せ」 この言葉を思い浮かべて、

「死体は死体の山に隠せ」 という発想に至る 

このときのハスミンが何より恐ろしかった!!!!!!!!!!!!!

壊れっぷりは半端ないよ。(。ノε`。)アゥ~~









でもね、これだけ残虐でブラックな作品なのに、

なぜか?虜になってしまう。

面白いの。(*-ω-)(-ω-*)ウンウン

最終的に、殺人鬼のハスミンも死んでしまうかと思ったけど、予想は大ハズレ。

最後まで彼を生き残らせたということは、

ひょっとして続編あり?

続きを読むのが怖いと思う反面・・

読みたくて読みたくて仕方がない自分がいる。(-ω-;)ウーン

あぁ、ハスミンに魅了されてしまったかも。

(・ω・;)(;・ω・)(・ω・;)(;・ω・)(・ω・;)(;・ω・)(・ω・;)(;・ω・)











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【評決】 深谷忠記

February 06 [Sun], 2011, 18:55




【評決】 ・・・・・・・・ 深谷忠記



同年同日生まれの志村雅江と畑中英理佳は、子どもの頃、
双子のようにいつまでも仲良しでいようね、と誓い合った。
それから19年。
ずっと音信不通だった2人は、運命の糸に導かれるようにして、
殺人事件の法廷で再会した。
一方は裁く側の人間、他方は裁かれる側の人間として―。
裁判の行方は?そして2人は…?
裁判員裁判ミステリーの傑作、書下し。

(出版社、内容紹介より)







うぅ〜ん、期待はずれ。(。ノωノ)ゴメンナサイ・・・



二人の女性の対照的な人生。

裁判員制度についてストーリーが絡み合いながら、

二組の母子の関係に潜んでいる問題が表面化していく。



一組は・・過保護で過干渉の母親に悩む娘。

もう一組は・・幼少期からネグレストを受け、

成人したら、今度は抱っこにおんぶ。

母に頼られすぎて、将来に不安を抱く娘の苦悩。

この二人の因縁の出会いと別れ。そして、再会を描く。





まるで、裁判員制度導入に合わせて書いた入門書のよう。

ラストは、読み手によって・・

賛否両論あると思うけど、

尻切れトンボで、ちょっと残念だったな・・

(*-ω-)(-ω-*)(*-ω-)(-ω-*)ウンウン









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