ここは?? 

December 04 [Sat], 2004, 1:39
文置き場。
更新はまちまち。気が向いたら。
大体はフィクションです。

電車で。 

December 04 [Sat], 2004, 22:02
私と同年代ぐらいの一組のカップルが乗り込んできた。
幸せそうな微笑みがいかにもカップルです、と言っているかのような。

混んでいてあまり席は空いていない電車で
どうにかあいている一角を見つけた彼らはそこにぴったり並んでと座った。
ぽつりぽつりと会話を交わしていた彼らは
ちょっとした言い合いを始めたようだった。
それでも他愛のない、痴話喧嘩であって、すぐ仲直りするのだろう。
少しふてくされた彼女が冗談で一人ぶんの間を空けて座りなおした。
彼氏もふてくされてそのまま隙間を空けたままにしておく。

電車が次の駅にたどり着く。
たくさんの人が乗り込んできて。
二人の間にも人が座ってしまった。
混んでいる電車なのだからしかたない。
距離が出来てからはっとしてももう遅いのだ。

そこまで考えて自分のしたことと重なる気がして
胸がずきっと痛んだ。

帰り道。 

June 05 [Sun], 2005, 16:26
電車を降りていつも通りの道を歩く。
さっきの光景を思い出すと自然と深いため息が漏れてしまう。
自分の傷はもう癒えたと思ってたのに違うの?

  ・・・こんなんじゃダメだ。

なにか気分転換をしようと思い、
ちょっとわき道に逸れてみることにする。
いつもの通学路と違う雰囲気の通りにでる。
興味深く辺りを見回しながらゆっくり家の方向に歩く。
通学路は商店街といった感じであるが、
この道は住宅街寄りであることがわかる。
人通りもあまりないし、静まりかえっていて。

そんな通りに一軒のかわいいお花屋さんを見つけるのは難しくなかった。

花屋で。 

December 10 [Sun], 2006, 22:19
花屋、といってもなんだか洋風の一軒家みたいで、
レンガのかわいい囲いに筆記体で何か書かれた看板がひっそりと下がっていた。
かろうじて花屋であるとわかったのは、
周りに並べてある花の入っているブリキバケツに
シンプルなプライスカードがついているからだ。
建物の中にも花がガラス越しにみえるし。
ヨーロッパの花屋さんはこんな感じなんだろうか。
外装からしてなんだか小洒落ているなぁと思った。
別に急いでるわけじゃないし、
部屋に鉢植えでもあればちょっとは気持ちが晴れるかなぁ、
なんて思った私は中に入ってみることにした。

中もアンティークな小物がお花と一緒に並べてあってお洒落だった。
家具や壁紙はセピア系で統一されていて、緑が映えていた。
あまり人通りのない場所にあるお店だからか
切花は外に並べてあるものだけで大体は鉢植えだった。
鉢植えを買おうと思っていた私には都合が良い。
どれを買おうかと手前の鉢植えをながめていると、
「いらっしゃいませ」と女の人の声が聞こえた。
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基本のんびり更新です。
あんまりマメじゃないので。
気が向いたら更新します。
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