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効果的なニキビ予防とニキビ治療

 ニキビ治療では日常生活での心がけも大切になります。「ニキビをき気にして触らないこと」とまず指摘しています。皮膚への刺激は、毛穴の詰まりを悪化させ、炎症を悪化させます。また、自分でニキビをつぶすと不潔になり、ニキビ跡を残すもとになってしまいます。また、ニキビを隠そうとして化粧を厚くすると、かえって悪化させてしまうこともあります。化粧品各社は、ニキビのできにくい化粧品に「ノンコメドジェニック」の表示を付けています。各社の評価基準によるものですが、製品選びの目安になります。

 なんといっても基本は洗顔です。ガイドラインで推奨しているのも、1日2度の洗顔を欠かさないこと。そして、石鹸で洗ったらしっかりすすぐことを丁寧にやってください。
甘いものなど特定の食べ物が、ニキビを悪化させるとの明確な根拠はありません。「極端な偏食を避け、バランスの良い食事を心がけること」につきます。

 にきびの原因が体内・生活習慣にある場合には、いくらこまめに洗顔するなどの方法で皮膚を清潔に保ったとしても、にきびの発生自体を抑えることにはならないということも、頭に入れておいてください。皮膚科を受診されることをお勧めいたします。


     ☆主なニキビ治療とガイドラインの推奨度

ニキビの種類      推   奨   度
_
白ニキビ (A)アダパレン、(C1)ケミカルピーリング、(C1)イオウ製剤外用、(C1/2)漢方
黒ニキビ

赤ニキビ (A)抗菌薬外用、(A)アダパレン、(C1)ケミカルピーリング、(C1/2)漢方
(軽症)
   
赤ニキビ (A)抗菌薬内用、(A)抗菌薬外用、(A)アダパレン、(C1)ケミカルピーリング、
(中等症)

赤ニキビ (A)抗菌薬内用、(A)抗菌薬外用、(A)アダパレン、(C1)ケミカルピーリング、
(重症)

赤ニキビ (A)抗菌薬内用、(A)抗菌薬外用、
(最重症)

抗菌薬・保湿剤と組み合わせて

 アダパレンには副作用があるので、注意が必要です。長期試験では、仕様開始後1週間以内に参加者の64%に皮膚の乾燥やヒリヒリ感、赤みなどができました。2週間以降、副作用は減りました。いずれも軽い症状で、試験中止となった例はありませんでした。
「副作用についての説明を事前に受け、気になる場合は医師に相談とてほしい」と院長は話してくれました。

 医学生など約800人を対象にした調査では、9割以上がニキビを経験しています。病院で治療を受けたのは約12%で、そのうち治療に不満を持っている人が3割以上もいました。3900人を対象にした別の調査でも、ニキビを持つ人で通院したのは14%で、そのうち4割が治療途中で通院を止めていました。治療に満足していない様子がうかがえます。

 そのため、アダパレンにかかる期待は大きいものがあります。日本皮膚科学会が昨年9月、臨床研究の分析結果などについて初めて作ったニキビ治療についてのガイドラインによりますと、従前からある抗菌薬の塗り薬は、軽症から最重症までの赤ニキビの治療で強く推奨されたのに対して、アダパレンは、赤ニキビ治療では軽症から重症までですが、炎症を起こす前の初期のニキビ治療でも、強く推奨されると位置づけられました。

 「アダパレンと様ざまな抗菌薬の組合せが、今後の治療の基本になるでしょう。どのような種類の抗菌薬や保湿剤との組み合わせが、刺激感の少ない治療につながるかを見極めていく必要があります」と日本皮膚科学会ではみています。

にきび痕・ニキビ跡を残さない新治療法

 思春期にはホルモンの働きが活性化し、毛穴の奥から分泌される皮脂が増えます。毛穴が狭まり、皮脂が毛穴の奥にたまると、白ニキビ(毛穴が閉じている状態)ができるます。開いた毛穴に、皮脂などがたまった場合には、毛穴が黒ずんだ「黒ニキビ(毛穴が開いて中身が見えている状態)」になります。

 これに対して、毛穴が詰まってしまい、黒ニキビ、白ニキビの状態から細菌が増殖して炎症を起こしてしまったのが赤ニキビです。症状が進むとうみがたまり、傷口が広がって痕(瘢痕・あばた)が残る場合もあります。

 黒ニキビ、白ニキビの状態から赤いニキビを作り出すのは、ブドウ球菌と同様に皮膚に非常に多く存在する皮膚常在菌のアクネ桿菌(プロピオニイバクテリウム・アクネス、 P.acnes)というものです。アクネ桿菌は、嫌気性の細菌のため酸素のない脂腺の奥に生息しています。また、皮脂を好むため、詰まった毛穴の中で皮脂を栄養として過剰に増殖し、脂肪分解酵素のリパーゼを分泌し、皮脂を遊離脂肪酸にしてコメドとなります。また紫外線や空気中の酸素が皮脂を過酸化脂質に変化させてしまいます。このように皮脂が遊離脂肪酸へ変化し酸化され過酸化脂質へと酸化された結果、炎症が起きて赤くなったり、膿がたまって黄色い部分ができるという症状になってしまうのです。

 従来の抗菌薬は、細菌を殺して炎症を抑える仕組みで、赤ニキビの治療には良く効きました。しかし、白ニキビや黒ニキビといった初期段階での治療効果は高くありませんでした。アダパレンは、この初期段階に働き、ニキビが悪化する前に抑える予防的な効果が期待されるのが特徴です。毛穴が詰まる原因となる表皮細胞の増殖を抑え、毛穴の表皮をはがれやすくしてくれるのです。
「赤ニキビのように火が燃え広がる状態になる前なら、治療も早く、跡を残さずに治すことができる」と説明してくれました。

ニキビに新治療薬 「アダパレン」

 ニキビ治療に昨秋、新タイプの治療薬が保険の適用になりました。これまでの赤いにきびの炎症を抑える抗菌薬と異なり、できはじめのニキビにも効果があります。皮膚を清潔に保つなど生活習慣の改善もあわせて行えば、ひどいニキビに悩む多くの人に役立ちそうです。

 ある中学2年生の女子生徒(14)が、額にできたニキビに悩まされ始めたのが1年生の夏ごろからです。最初は、額にぽつぽつとふくらみができる「白ニキビ」がある程度でした。次第にほほや鼻にも広がってしまい、炎症を起こした「赤ニキビ」も目立つようになりました。そこで、市内のクリニックを受診したところ、赤ニキビに1日2回、抗菌薬のクリームを塗り、漢方薬と抗菌薬を飲む治療を1年ほど続けました。ニキビの数はかなり減りましたが、苦味のある漢方薬が苦手で服薬を中断してしまうと、またニキビができてしまうという状態でした。

 つぎに院長が勧めたのは、昨年9月に公的保険が利くようになったばかりの薬「アダパレン」(商品名ディフェリン)というものでした。毎日1回、就寝前の洗顔後にニキビとその周辺部に広めにゲル状の薬を塗る治療も始めました。使用開始から、1ケ月後には、ひどいときは40個以上もあったニキビが減り始めて、2ケ月で゜額に数個の白ニキビが残るだけになったのです。「新しいニキビができにくくなった感じがする」と女子生徒は喜んでいます。

にきび悩み・ニキビ跡

 ニキビって顔にできてしまうので、人目を気にしてしまいコンプレックスに悩む人がひじょうに多くなっています。ニキビのために周りから中傷されたり、自尊心を傷つけられたりして、自信をなくしてしまってコミュニケーションがとれずにひきこもってしまうことが多く見うけられます。当の本人にとっては、ニキビというのは非常に辛いものであるため、家族・友人・恋人等、周囲の人々の心理的ストレスなどを理解してあげる必要があります。

 ニキビが治るにはいつになるか解らず、治った後もニキビ跡(凹クレーター)などで30代から40代まであるいはそれ以降も苦しむ場合があります。コンプレックスにならなくとも、ニキビが出来たことでストレスの原因になりそれがまたニキビになるという悪循環が始まることも多くあります。難しいことだとは思いますが、ニキビが出来ても気にしないで焦らず必ず治るという、前向きな思考で過ごした方が精神的にも肌のためにも良いのです。あまりにも気になる場合は、近くの皮膚科などに通院することをお勧めします。参照 Otsuka 大塚製薬

 といいますのは、ニキビの新治療薬として「アダパレン」が保険適用になったからです。
これまでのニキビ治療薬といえば、ニキビができててからの抗菌剤が主な治療薬でしたが、ニキビのできはじめから効果が期待できるので、ニキビに悩める人にとっては、このうえもない朗報なのです。

 身近にできるニキビ対策として、体質にもよりますが、思春期の男性の場合にはビタミンB群の錠剤を摂取することで、症状がすっかり改善する人もみられます。その他には睡眠不足やストレスが多くなるのも原因の1つであり、生活改善(食事、睡眠など)で治る人もいます。こういった例のように原因が体内・生活習慣にある場合には、いくらこまめに洗顔するなどの方法で皮膚を清潔に保ったとしても、にきびの発生自体を抑えることにはならないということも、頭に入れておいてください。
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