西洋美術館 常設展

April 19 [Thu], 2018, 22:11
カラヴァッジョのときもシャセリオーのときも見逃していた常設展を観てきました。
常設展は一部を除き写真撮影が許可されていました。

ルノワール「帽子の女」。いかにもルノワールらしい作品です。でも、翌日にさらなる大傑作を観ることになるのですが…。

モネ「ウォータールー橋、ロンドン」。この色彩が好き。モネの描く朝はとても優しい。ちなみに翌日観た展覧会では同題材の別ヴァージョンが展示されていました。

ヴラマンク「町役場」。フォーヴィスムの画家。この作品は一瞬ユトリロっぽく見えたけれど、違う。暗い影がある。

ジョン・エヴァリット・ミレイ「あひるの子」。女の子ではなくてアヒルが主題なのねと、あらためてちょっと考えながら観れば、アンデルセンの「みにくいアヒルの子」との関連に考えが及ばざるを得ません。ボサボサの髪や汚れた靴。どういう境遇の少女なのかわかりませんが、この子は将来白鳥へと成長するのでしょうか。

他にもベルト・モリゾの「黒いドレスの女性(観劇の前)」や、モローの「サロメ」など有名な作品もありました。そして、今ちょうど京都の国立近代美術館がモネの作品を2点貸し出していて、そのうちの一つの「積み藁、ジヴェルニ―、朝の印象」はとても好きな作品でした。常設展は空いているので至近距離で観られますし、とても贅沢な気分。翌日は、印象派の大きな展覧会を観る予定ですが、それに負けず劣らずのコレクションでした。
西洋美術館が関西にあったらいいのになあと、今回あらためて思ったのでした。

プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光

April 17 [Tue], 2018, 21:13
週末、ぶらりと東京へ。今回は音楽ではなく、美術の旅です。

土曜日は上野の西洋美術館にベラスケスの作品を観に行きました。
17世紀のスペイン絵画を中心に約70点。ベラスケスは7点、そしてルーベンスやヴァン・ダイクの作品も観ることができました。
心惹かれた作品をメモ(写真は図録から)。

これはスペイン絵画ではなく、ヤン・ブリューゲル(父)の「花卉」(1615)。
この作品は「静物」の部屋にあったのですが、他のスペインの画家たちの作品と比べると、そのレベルの高さがよくわかりました。盛り花というごく普通の題材ですが、配置の自然さ、迫真性は構成の巧みさによるものでしょうか。様々な色や形の花の造形美が余すところなく伝わってきます。

「宮廷」の部屋では、このヴァン・ダイクの「レガネース侯爵ディエゴ・フェリペ・デ・グスマン」(1634)が好きでした。が、これはプラド美術館のものではなく、西洋美術館所蔵の作品のようです。肖像画はたくさんあって、フェリペ4世や、その周囲の人々を描いた作品が数々あったのですが、一目見て最も気品をたたえた作品がこれだと思いました。

ベラスケスでは「東方三博士の礼拝」(1619)が心に残っています。聖母子があまり美化されていない、それどころかイエスが女の子みたいな可愛い顔をしているのが印象的です。ベビー服?もなんだか普通。…と思って観ていたら、この聖母子のモデルは、ベラスケスの妻と娘ではないかと考えられているらしいです。なるほど。そして画面の右下に黒く描かれた植物も気になって近くで見たのですが、なにかわからず、あとで図録の解説からアザミとわかりました。やはり宗教画はこれだから面白い。

一方ルーベンスの「聖アンナのいる聖家族」(1630)には、受難の示唆はなく、家族の情愛がクローズアップされています。この作品もまた聖母子は、聖母子のイメージとは離れていて、ヨセフは変顔をして幼子を笑わせているようにも見えます(絶対違うけど)。こってりめの味の聖母子像ですね。秋にはルーベンス展がありますので、それも観に行きたいなあ。

少し休憩して、西美の常設展も観てきました。それはまた別稿で。

W.A.MOZART 5

April 12 [Thu], 2018, 22:47

詩と真実

April 10 [Tue], 2018, 23:05

ターナー 風景の詩(うた)

April 08 [Sun], 2018, 20:14
京都文化博物館にて。
チケットカウンターに近寄っていったら、後ろから女性に声をかけられ、「どうぞ使ってください」と招待券を頂きました。ラッキー!!でした。

ターナーといえば海の絵、というイメージでしたが、町の絵も山の絵もたくさん描いているのですね。5つの章から構成されていて、第1章は「地誌的風景画」、第2章が「海景」、第3章が「イタリア」、第4章が「山岳」、そして第5章は夥しい数の版画作品。
漠然と抱いていた「海の絵」というのは、実は海と船、自然と人間の闘いを描くもので、ほとんどの絵が荒波とそれに翻弄される船が描かれていることに気づきました。とにかく同じ題材でたくさんの作品が描かれています。○○海峡だったり××海峡だったり、場所の違いはあっても、私にはその違いもわからず、面白さを感じることは残念ながらできませんでした。数少ない宗教画の「キリスト教の黎明(エジプトへの逃避)」は、大作ながらあまり見どころを感じませんでしたし、いまいちつかみどころがないままに観終わってしまいました。たぶん私は風景画にあまり興味が持てないのでしょうね。
しかし、晩年に近づくにつれリアリズムの傾向が薄れ、画風がファンタジックなトーンに変化していったのは気になりました。また、あの大量の版画作品は自らの作品の普及を目論んだものだそうで、結構商売っ気もあったのかしらと意外に感じます。優秀な彫り師を雇って神経質に指示をするターナーを想像すると、同じような題材で延々と製作することとも相俟って、芸術家の異様なこだわりを見る思いがしました。

今井彩香 ピアノリサイタル

April 07 [Sat], 2018, 22:07

近況

April 01 [Sun], 2018, 20:31
年度末の1週間は怒涛の仕事量でしたが、なんとかやり遂げました。
残業に備えてコンサートの予定もいれず(正解でした
送別会の幹事でもあったので、お酒も飲めないのに二次会まで残ったりと
心身ともにハードでした。

しかし、また明日から暫くは年度初めの多忙な日々が続きます。
むしろこれからのほうが緊張度は高いです。
アフター5の予定はボチボチと…。


ケーキをお腹いっぱい食べました
ムッシュマキノのソフィア(チーズケーキ)とパラディ(オペラのベリーバージョン)
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