取材は足で稼ぐもの、記者魂ここにあり!

September 30 [Fri], 2005, 10:04
昨日、夕刻、スポニチのN氏から
「とにかくカメラを用意して欲しい」と電話があった。
本来ならフォトライブの仕事の振り分けとしては、トヨピーの仕事なのだが、トヨピーは本日ふくふくの女将の当番の日である。
そこで、N氏に「私でよければ」ということで話を聞いてみた。
N氏はお昼にNHKホールで五木ひろしと石川さゆりの「ふたりのビックショー」の楽屋見舞いに挨拶に行ったそうだ。もともと五木ひろしとは懇意にしているN氏は、せっかくきたのだからとステージものぞいていった。N氏は演歌好きで拓郎も好きで二月に1回はカラオケに行くマスコミ先輩友人でもある。普通の記者はすぐに帰るところ、彼は最後まで見ることにした。
すると石川さゆりが黄色地に虎柄の和装で現れ、帯には優勝の文字と勇ましい猛虎の刺繍が施されていた。阪神が今日優勝しても明日優勝してもいけるネタと判断したN氏は早速取材交渉。夜の部の舞台終了後撮影することが急遽決まった。

そして夜の部最後の曲が終了と同時に阪神の優勝が決まり、アンコール代わりに六甲おろしがフルバンドの演奏のも熱唱されたのだ。本番終了後、メイク治しをした石川さんに
「お疲れのところすいません、パシャパシャパシャ」
この間1分の間に20枚シャッターを切る。N氏が手際よくコメントを聞く。いただいた取材時間5分のうち3分以内で切り上げた。僕とN氏は控え室へ、写真をマックに落として画像を調整して新聞社にメールで送る作業の始まりだ。隣ではN氏が原稿を書き始めている。
「Nさんの原稿送りが早いか僕の画像送りが早いか競争しましょうか」
といったとたん、了解したとたんN氏は
「ここは電波が悪い」と言ってパソコンを抱えたまま、部屋を飛び出した。
僕もこのままでは不利になると、追いかけてついて行った。
お互い電波のいい状態をさがしながら、エレベーターに乗り1階ロビーへ、最後には車道まで出ての競争。舞台スタッフも大の男がパソコンを広げたまま走り去って行くので
「新聞記者もたいへんやなあ」とエールを送ってくれていたが、本当はN氏は本社に帰るのだから、メールで送る必要はなかったなのだ。つまらない競争したために。こんなとになってしまった。
勝負は写真2点のデーター量の差で負けてしまったが、3分の取材の割には二人の経験と実績と人間性が濃縮された紙面となった。
P R
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