プラスチック少女 

2006年04月21日(金) 2時57分
プラスチック少女、街中を歩く。ニヤついたネオンに身体が溶け出しそう。
それでも少女、街中歩く。一人では北風に吹き飛ばされてしまうわ。

カツカツとカラッポ音がアスファルトと少女の間で。

「誰か空洞の私の中に入って、なりすまして」
そんな空虚な叫びがあちこちで反響する。

プラスチック少女、今日も大量生産

プラスチック少女、街中切り裂く。一色の身体に色を求め、一人。
そんな少女が街中切り裂く。おんなじ少女がぽつり、ぽつり、また一人。

殺伐と無表情のまま、集まると「自分」をかけて殺し合う。

「誰か空洞の私に気付いて、微笑みかけて」
そして不精な男にあちこちで犯される。

プラスチック少女、今日も大量生産

「誰か空洞の私に教えて、ホントの姿」
口じゃ言ってるが怖いだろう?事実を知るのが。
「誰か空洞の私に教えてくれたわ」
「私はなぐさみもの、人形!」

プラスチック少女、今日も大量自殺
プラスチック少女、落ちても軽過ぎて死ねない

踏み潰されて凹んだ、プラスチック少女。だけど。
ヌルい、ヌルい、陽だまりのお湯で、勝手に元に戻る。

何も無かったかのように。

途中 

2006年04月05日(水) 21時50分
生まれたままの姿でオトナにゃなれぬ、いつかモザイクの餌食
変にタブー視されるも誰彼、戒律破らにゃ、子孫がいなくなる

だから死んだ

一字一句の文字を黒塗りに、変な、自由、清潔なアタシに
白いノイズは闇を飛び交って肌に刺さる猿の名残で

だから死んだ

このまま孤立して行く先
とんでもない精神学者の言い訳に
プログラムされる何も誰も
生肉の果てに

ステッカーラブ 

2006年04月01日(土) 23時06分
赤面するよな言葉言われて嬉しがっている歳じゃない
そろそろ背中を支えられなきゃ突っ立ってれるほど楽じゃない

あん、もー、やんなっちゃう
自尊心の象徴、高いヒール
あん、もー、やんなっちゃう
尊厳を打ち崩す、赤いシール

剥がれない。剥がせない。

赤面するよな言葉言われて嬉しがっている歳じゃない
そろそろ背中を支えられなきゃ突っ立ってれるほど楽じゃない

あん、もー、やんなっちゃう
下手に剥がしかけて、ノリの跡
あん、もーやんなっちゃう
脱ぐ事もできずに、踊りつづけましょお

もう脱げない。脱がせれない。

なんだかんだいってどーしょーもない
しょーこりもなく恋してら
段々なんかの気持ちもわからず
いつかはあの日の恋心とはかけ離れてる

あん、もー、やんなっちゃう
自尊心の象徴、高いヒール
あん、もー、やんなっちゃう
尊厳を打ち崩す、赤いシール

剥がれない。剥がせない。

踊らされ、続ける、オトコの、手のひら

ストレンジャー・ガール 

2006年04月01日(土) 4時43分
キミはいつでも会う度、
オトコノコノハナシするんだね
頬杖突いて言うと
キミは
一瞬虚を突かれた顔。
でもすぐに腕組み解いて
「構わないでしょ?」って笑った

ストレンジャーガール、世界はこぞって
恋よりも世界の終りに急かされてるんだよ。

もしも永遠、サヨナラの改札口で
僕を見送るときがきても
キミはいつもと変わらぬ口調で
どうでもいい恋の話をしてよね

誰々に彼女できたとか
何ちゃんがメールくれたとか
あんま聞いてなかったよ、ゴメンね
だけど
素知らぬ今までの素振り
何も無かったよな笑顔で
「なんで泣くの?」って手を出した

ストレンジャーガール、世界は重くて
絶えられず下降続けて今にも落ちそうなのに

キミは全然、変わらない挨拶も皆
僕の知らない人といても
キミはいつも顔を赤らめてそして
終わらぬ恋に落ち続けてる

みんなの、恋をみんな奪い取って
盲目になってさ
そのまま、何も見なくていいよ
受け止めておくから

ストレンジャーガール。

もしも永遠、サヨナラの改札口で
僕を見送るときがきても
キミはいつもと変わらぬ口調で
どうでもいい恋の話をしてよね

キミはいつでも会う度、
オトコノコノハナシするんだね
頬杖突いて言うと
キミは
一瞬虚を突かれた顔。
でもすぐに腕組み解いて
「構わないでしょ?」って笑った

 

2006年03月30日(木) 2時07分
死ぬ事に勇気なんていらない
生きる事に怯えた、子猫は鳴いた

ツマらん毎日だったが
楽しい人生だったと、
生命を失いつつ男は笑った

死にもの狂いで本能に生かされる
上辺だけで涙を流して
未来へ走ろうなんて下らない
そんなヤツ等に殺されるな

そんな笑顔に殺されるな

生憎誰しも神も誰かで
別の誰かを救えはしない
自分と同じ存在なんかで
救われる程アンタはダメじゃない

生かす事は誰もしちゃくれない
誰も彼も、殺せるだけさ
そんな風に互いに舐めあうように
相手の命、吸い尽くしていく

先に吸い尽くせば、後はトンズラ

偉大な人だと誰かを讃え
数日間の一部を眺める
人間の一部は誰もが神で
その他の部分は下賎な悪魔

嗚呼、嗚呼、嗚呼、嗚呼。

生かす事は誰もしちゃくれない
誰も彼も、殺せるだけさ
そんな風に互いに舐めあうように
相手の命、吸い尽くしていく

ただ

死にもの狂いで本能に生かされる
上辺だけで涙を流して
未来へ走ろうなんて下らない
そんなヤツ等に殺されるな

そんな笑顔に殺されるな

ただ意味もなく生きたかった

水色のリンゴ 

2006年03月28日(火) 1時06分
リンゴに負けた!ヤツの歯グキ
腐ったままで、ヤツは笑った!

リンゴに負けた!ヤツの歯グキ
腐ったままで、ヤツは笑った!

一輪車に乗って、走り去った女の子
その後を追って、歩いてきたお父さん

水色のサンダル

誰もが皆、易々とかぶりつき
その毒に皆、眠った街を行く
ヤツの歯は抜け落ちて、果汁は涙へ変わった
他の家族は皆、走り去ってしまった
眠ったまま

一輪車拾って、ペダルを踏んだお父さん
ゆっくりと起き上がって、涙から離れてく

水色のリンゴ

離れてく

水色のリンゴ

前向きスーサイド 

2006年03月28日(火) 1時01分
前略、お父さま お母さま

私はとても幸せです。
あと数分で、天使にまみれて
泣き言なんて、見せれなくなるの。
天使は紅茶とチェリーパイを
私のタメに焼いてくれて、
机を囲んで笑いあうの。

お金が全く無くったって私にはなんでもあるわ、
空腹なんかに魂は殺されない。

もしも一人ぼっちだって構いやしないわ
だって見えない孤独を抱いているのよりかは
ずっとステキだと思うから。

あとは、何かな。
心が踊っていて言葉があまり出てこなくて、
まぁ、これくらいでいいのかな?

それじゃあ、私、待ってるね。
そのときはまた会おうね。

じゃあ、いってきます!

桜(タイトル未定) 

2006年03月28日(火) 0時46分
散らない桜を見に行こうかと、
芸者の女に男は言った
アラ、桜は散るから綺麗なのよ、と
そんな彼女は桜の季節

真っ赤に笑った、色町に
確かに咲いてた、満開の、桜が、散る

畢竟誰もが可憐な華で
皮肉に咲いては華麗に散らす
今しかないと身体を差し出し
今しかない花びらを散らせる

気付いた時には、街明り
全て消えていて、なんとなく、夕暮れに、混ざる

かつて誰もが抱いた、生きようもない恐怖は
酒と歌とで掻き消され
気付いた時には半狂乱

散らない桜を見に行こうかと、
芸者の女に男は言った
アラ、桜は散るから綺麗なのよ、と
そんな彼女は桜の季節

そんな彼女は桜の季節

少年の詩 

2006年03月28日(火) 0時45分
「少女よ、何故手首を切る?」と
腹部を押さえて、笑う男に
安心するの、と一言残し
コードを切ったら死んじゃった

死ぬ気なんてなかったの!
ただ、どうしようもない赤を残して
タバコのケムリを吐き出すように
コードを切ったら死んじゃった

男、笑う
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