胃がん診断用DNAチップとは? 

July 13 [Sat], 2013, 22:19
住友ベークライトは2013年7月8日、国立がん研究センターと
共同開発した胃がん診断用DNAチップを、
体外診断薬として医薬品医療機器総合機構へ申請したと
発表したそうです。

スキルス胃がん症状のある胃がん患者から腹腔(ふくくう)洗浄液を
採取してがん細胞の有無を顕微鏡で観察する「細胞診」の際、
洗浄液から胃がん指標となる遺伝子を測定します。
熟練を要するうえ、感度も限られる細胞診に対し、
その補助検査として胃がん診断の精度を向上します。

胃がんステージ3生存率の中でも胃がんで腹膜に転移しやすく、
抗がん剤が効きにくいとされる未分化型を対象とする。
胃がん細胞で特異的に発現し、かつ早期胃がん患者から
検出されない「TFF1」など5種類を
遺伝子を指標に選定した。

腹腔洗浄液からリボ核酸(RNA)を採取し、
逆転写や増幅、蛍光標識の修飾といった反応を経て、
DNAチップで指標遺伝子を検出する。